戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「そろそろか…あれって…」
俺がエルフナインと約束した時間の10分前に公園に着くと既にエルフナインが待っていた
「悪いエルフナイン待たせたな」
「いえ…僕も今来た所です」
エルフナインはそう言って少し震えるまさかな
「お前何時から此処に居た?正直に言ってみろ」
「えっと…すみません8時30分頃から」
約束の30分前から居たのかよ、いくら何でも早く来すぎだろ
「そういやその服似合ってんな」
「ありがとうございます。これは昨晩切歌さんと調さんから頂いた服なんです」
どっかで見た事あると思ったらあいつらの服だったのかどうりで見た事ある訳だ
「ちょっと待てエルフナイン」
「はい?どうかしましたか?」
「後ろ髪乱れてるぞ、これでよし」
「ありがとうございます湊さん」
「別に気にする事じゃ無いだろ、そんじゃ行くか」
「はい」
そう言って俺とエルフナインはショッピングモールに向かって歩き始めた
「その…どうでしょうか?」
「俺は1つ前の服の方が似合ってると思うぞ」
「そうですか、ではそちらにします」
エルフナインが買いたい物それはまだ持っていない春先の服だった
(つうか彼奴ら何してんだよ、まあ大体予想は付くが)
「お待たせしました。どうかしましたか?湊さん?」
「いや、何でもない」
俺はそう言って服の会計を済ませたエルフナインと外に出る
『調!どうデスか?』
『似合ってるよ切ちゃん!』
『えへへ、あれ?大変デス調!湊とエルフナインが移動するデスよ!』
『本当だ、取り敢えずこの服の会計を済ませてから切ちゃんは尾行を続けて』
『了解デス!』
後ろからそんな話し声が聞こえるが俺は気にせずエルフナインと次の目的地に向かう
「これで買いたい物は全部か?」
「はい、ありがとうございます湊さんお陰で早く済みました」
エルフナインの買いたい物も買い終わりファミレスで昼食を食べながら話す
「それで午後からはどうするんだ?」
「そうですね…湊さんは何処か行きたい場所はありますか?」
行きたい場所か、そう聞かれると特に無いな
「仕方ないゲーセンにでも行くか」
「ゲームセンターですか、僕も興味はあったのですが人が多くあまり行く機会も無かったので1度行ってみたいと思っていたんです」
「決まりだな」
「はい、すみません少しお手洗いに」
エルフナインはそう言って席を外す
「んで、お前らどこまで着いて来る気だ切歌、調?」
俺は後ろの席に座る2人組にそう聞く
「なっ何の事デスか?」
「私達はただのお客さん貴方の言う切歌と調なんて人は知らない」
若干調だけじゃ気づかないがあからさまに動揺する切歌が居るせいでバレバレだ
「そうか」
俺はそう言って切歌に電話をかける
「あ、私の携帯デスね」
「切ちゃん…」
「あ…」
後ろから聞こえる携帯の音と切ちゃん確定だ
「お前らまだ続けるか?」
「えっと…えへへ、いつ頃から気付いてたデスか?」
「服屋の辺りだな、お前ら尾行じゃなくて普通に自分達の買い物してるし」
服屋の後の雑貨屋でもそうだが普通に声聞こえてたから流石に気付く
「切ちゃんバレちゃったなら尾行は終わり私達は大人しく帰ろう」
「む〜、仕方ないデスね」
調の言葉に切歌は不機嫌な表情を浮かべながらも同意した
「お待たせしました」
「戻ったか、そんじゃ行くか」
「はい」
暫くするとエルフナインが戻って来たので会計を済ませゲーセンに向かった
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