戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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251話

「体に異常はないか?」

 

「ええ…これで私も怪物じゃなくなったのね」

 

あれから10年経ち漸く完全と完成させられた怪物を人に戻すワクチンが完成した

 

「「「ヴァネッサ(様)!!」」」

 

「エルザちゃん、ミラアルクちゃん、モア君お姉ちゃんはもう大丈夫よ」

 

俺とヴァネッサの話を聞いていたのかエルザ達が中に入ってヴァネッサに飛びつく

 

「ああ…これで他者に蔑まれ淘汰される人達が少なくなる。助かったヴァネッサ、お前の協力が無かったら完成までまだかかってた。さてこっからどう生きるかはお前達の自由だ好きに生きろ」

 

「その事何だけどエルザちゃん達と色々話し合ったの」

 

て事は答えは出てるって事か

 

「んじゃ準備が出来次第此処を出ろ…何だお前ら」

 

俺がそう言って外に出ようとするとヴァネッサ達が俺の前に立つ

 

「ええ…決まったわ、私達は貴方の従者になる事にしたの」

 

「は?俺の従者?」

 

一体どう言う事だ?

 

「わたくし達は貴方に助けられてばかりであります。今こうして普通の生活をおくれているのは貴方がわたくし達を元の人の姿に戻してくれたからであります」

 

「こう言っちゃなんだが敵対してる時何度もお前に殺されるんじゃないかって思ったぜ、でもお前はうちらを殺さなかった。それ所かうちらに新しい居場所を与えてくれた。なのにうちらはお前に1度も感謝の意も示した事はないぜ」

 

「ですので貴方の従者となり貴方のお役に立ちたいのです」

 

エルザに続いてミラアルクとモアがそう言う

 

「わかった、そんじゃ早速で悪いが」

 

俺はワクチンの入ったアタッシュケースと小型のホログラム通信機をヴァネッサ達に渡す

 

「その中にはヴァネッサに使ったワクチンが入っているお前達には各国に向かい完全と怪物に完成してしまった人達を元に戻せ。その通信機は俺への報告の為のものだ。ワクチンが足りなくなった時はこれを使って通信をして来い。直ぐに新しいワクチンを転送する」

 

「それは1人で1国を回れと言いたいの?」

 

「いや、2つに分かれて貰う。エルザとモア、ヴァネッサとミラアルクの2グループだ」

 

俺がそう言うとヴァネッサ達は頷く

 

「日本を出るのは明後日、エルザとモアには10時のカナダ行き、ヴァネッサとミラアルクは13時の香港行きだ」

 

「「ガンス(はい)」」

 

「「わかったわ(了解だぜ)」」

 

俺はヴァネッサ達にそう言うとマンションに帰る

 

「あ、お父さんお帰り今日は早いんだ」

 

「ああ、帰ってたか葉月」

 

俺が帰ると既に葉月が帰って来ていた

 

「彼奴らはまだ何だな」

 

「うん、だからこそ出来る事もある」

 

葉月はそう言って俺の膝に頭を乗せる

 

「こうして甘えるのはお姉ちゃん達の前じゃ恥ずかしくなっちゃったし」

 

「そうか」

 

俺はそう言って葉月の頭を撫でる

 

「しっかしデカくなったなお前」

 

「もう10年も経つんだから大きくもなるよ」

 

葉月は高校に上がってからあの時と比べ物にならない程成長している

 

「まあ、最近の調お姉ちゃんは目がちょっと怖いけど」

 

「俺には何も出来ないな」

 

まあ原因は本当に理不尽な理由なんだろうがな

 

「晩飯作るから手伝え」

 

「は〜い」

 

そう言って俺は葉月と晩飯を作り始めた




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