戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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バレンタイン特別編

「おーい!お前ら早くしないと遅刻だぞ?」

 

何時もはもう既に出て居る時間なのだが切歌と調が遅い為まだ学校には向かって居ない

 

「「今日は学校休む(デス)!!」」

 

「お前らな…「今日くらいは良いんじゃ無い?女の子にとって特別な日何だから」全く、毎年毎年そんじゃいってくるマリア」

 

そう言って普段より遅く俺は学校に向かった

 

「何とか間に合ったか」

 

「おはよう湊、今日は随分と遅かったんだね?」

 

教室に着き1限の準備をして居ると未来が話しかけて来た

 

「切歌と調が準備に手間取ってな、結局あの2人学校休むらしいし」

 

「そっか、切歌ちゃんと調ちゃんはお休みなんだ。そうだ、はいこれ」

 

そう言って未来から1つの包みを渡される

 

「ありがとな未来、所でその大きめのは響にか?」

 

「そうだよ」

 

相変わらず響の事好きだな此奴

 

「おーい!湊くーん!!1年の子が来てるよー!!」

 

わざわざ俺のクラスに来る1年って

 

「やっぱりお前か鳩木」

 

「すみません、朝のうちにこれを渡しておこうと思って」

 

そう言う鳩木の手には丁寧にラッピングされた包みがあった

 

「ありがとな鳩木」

 

「はい、それと今日のお昼はファンクラブの部室で食べて下さい。数が数なので教室に押しかけるのは迷惑かと思いお昼に部室で渡す事になったんです」

 

まあ、あの数が教室に来るのは出来れば避けて欲しい所ではあった

 

「わかった、昼はそうする」

 

「はい、部室で待ってますね」

 

鳩木はそう言って自分のクラスに戻って行った

 

「ミナー!お昼一緒に食べよ!」

 

「悪い安藤、昼は朝来た1年と食べる事になってるんだ」

 

「そっか、それじゃあ私達からのは先に渡しとくよ」

 

そう言って安藤達から1つずつ渡される

 

「ありがとな」

 

俺は安藤達に礼を言って部室に向かう

 

「何か騒がしいな…」

 

俺は恐る恐る中を除くと巨大なチョコレートケーキがあった

 

「やべえなウェディングケーキかよ…「あれ?湊先輩入らないんですか?」神無月、あれ見たら何か入り辛くなってな」

 

「あれ?うわぁ、流石にデカ過ぎな気がする…まあ外に居ても仕方ないんですし入っちゃいましょうよ!」

 

神無月がそう言って俺の手を引き中に入る

 

「皆んな!!湊先輩連れて入って来たよ!!」

 

神無月がそう言うと中に居た奴が全員俺の方を向く

 

「あら、遅かったじゃない雪音君」

 

「あはは、あのチョコレートケーキの大きさ見たら何か入り難くなって」

 

会長の言葉に俺はそう返す

 

「成る程ね、因みにこれはファンクラブ全員からのバレンタインチョコよ」

 

通りでデカい訳だ

 

「ぜっ全員で食べましょうよ。こんなの俺1人じゃ食いきれませんし、何より…こんなの1人で食べたら考えるだけでキツイです」

 

「そうね、雪音君がそう言う訳だし此処に居る全員で食べましょう。きちんと暁さんと月読さんのも…確か妹が居たわね、妹さんのも切り分けてあげなさい」

 

会長の言葉でどっから出て来たか知らないが黒服が全員分に切り分ける

 

「流石にキツイ…」

 

「大丈夫?」

 

昼のチョコレートケーキが予想以上にキツく机に突っ伏して居ると響が声を掛けて来る

 

「響…もう暫くの間チョコは見たくないな…」

 

「あはは、そう言われると渡し辛いけど」

 

苦笑いをしながら響は俺の机にチョコレートの入った包みを置く

 

「ありがとう…響」

 

「本当に辛そうだね」

 

「切り分けたとは言え流石に昼からチョコレートケーキはキツかった。しかもウェディングサイズの」

 

「うへぇ、流石の私もお昼からそれは辛いかな」

 

その後も行きは無かったが帰りは下駄箱の中にチョコレートの箱でパンパンになって居たので家に帰るのがより一層辛くなった。何故なら家でもあの2人のチョコを食べるのだから

 

「ただいま…」

 

「お帰りデス湊!お!大量デス!!食べて良いデスか?」

 

「ああ、どうせ食べきれないからな」

 

「やったデス」パクッ

 

切歌はそう言って俺の貰ったチョコを1つ食べる

 

「一個は残しとけよ、一様全員分1個は食べるんだから」

 

「1個はちゃんと食べるんだ。はい湊、パッピーバレンタイン」

 

調がコップにホットチョコレートを入れて渡して来る

 

「ありがとな調、これがあるって事は結構やらかしたんだな」

 

去年は無かったが一昨年は夕食の飲み物が全員ホットチョコレートになったのをよく覚えて居る

 

「今年は切ちゃんも手作りにしたから」

 

「その通りデス!」

 

通りで何時もは準備の早い調が間に合わなかった訳だ

 

「帰ったのね湊、随分と貰ったのね」

 

「ああ、チョコで思い出した。これお前らの分のチョコレートケーキ会長が取っといてくれたぞ」

 

そう言ってチョコレートケーキの入った箱を取り出す

 

「良く先生に怒られなかったわね?」

 

「さっきも言っただろ会長が取っといてくれたって、先生に話したら帰りまで保健室の冷蔵庫に入れて置いても良いって言ってくれた」

 

本当あの会長先生の前ではどんな顔してんだか

 

「此処に追い討ちを掛ける様で悪いデスけど」

 

「私達からのチョコレートだよ湊」

 

そう言って切歌と調はチョコレートを口に咥えて迫って来る

 

「1人ずつにしてくれ」

 

俺がそう言うと切歌と調はそのチョコレートを食べてジャンケンを始める

 

「私から」

 

「うう、負けちゃったデス」

 

結果調が勝った

 

「湊…」

 

「わかったよ」

 

俺は諦めて調が咥えて居るチョコレートを食べようとすると調は一気に顔を近づけ気づけばキスをされて居た

 

「何やってるデスか調!!」

 

「わっ!むぅ〜、切ちゃんのケチ」

 

「そこまでするなんて私は聞いてないデス!!湊も何時までそうしてるつもりデスか!」

 

俺は切歌の声でやっと我に帰る

 

「は!悪い一瞬飛んでた」

 

「もー!調抜け駆けは禁止デス!!」

 

「勝負に情けは無用」

 

「それなら調の番は終わりデスよね!湊外で2・人・だ・け・で食べるデス!」

 

そう言って切歌はチョコレートのを包みを持って外に行く

 

「逃がさない」

 

「湊!早くしないと調に捕まるデス!」

 

「わかったから引っ張るな!!」

 

俺は切歌に続いて外に出た

 

「ふぅ〜、調も此処は盲点デス」

 

「まあ、外に出て自分達の部屋に居るなんて思わないだろうからな」

 

俺と切歌は一度マンションの物陰に隠れて調を撒いた後切歌の部屋に向かう

 

「それじゃあ湊…あ〜んデス」

 

「ん…美味い」

 

「えへへ、良かったデス」

 

切歌は頬を染めて照れ臭そうにそう言う

 

「それじゃあ今度は湊が調と同じ方法で私に食べさせて下さいデス」

 

「まあ、調にしてお前にしないのは可笑しいが…」

 

さっきは調の不意打ちでしたが今度は俺からするのか

 

「早くしないと調が来ちゃうかもデスよ」

 

「わかったよ」

 

俺は切歌に調と同じ様に食べさせる

 

「これで良いんだろ」

 

「はいデス!あ、調からデスね。チョコレートの消費が大変だから今日の夕食の飲み物は全員ホットチョコレートだそうデス」

 

当たり前だよな、俺が貰った分で結構量あったからな。それに切歌の失敗したチョコレートの処理もあるんだ必然的に夕食の飲み物がホットチョコレートになるのは予想出来てた

 

「行くか」

 

「そうデスね」

 

俺と切歌は調達が居る俺の部屋に向かった




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