戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
フロンティアに到達すると2つの人影のぶつかっているのが見えた
「あれは…お前ら先に行け」
「湊?「俺も直ぐに後を追う」わかったデス、無茶だけは絶対にしないで下さいデス」
「わかってる!」
そう言って俺は人影が降りていった場所に向かう
「やっぱり風鳴とクリスか、彼奴は」
そこには倒れた風鳴の前に立つクリスそれと何故かあのクソ医者が居た
「約束…片付けた…」
「こんなままごと…必要があるんですかねぇ」
クリスがそう言うと彼奴はそう言って手に持ったボタンを押すが何も起こらない
〜Hellfire chamael tron〜
「まあ、どうでも良いけどな」
俺はシンフォギアを纏いクソ医者に銃口を向ける
「なっ何で爆破ぎゃああ!」
「!?」
彼奴がソロモンの杖を持って居た腕が無くなりクリスが此方を見る
「よおクソ医者、ちっとばかし聞きてぇ事があんだけどよ。ネフィリムを俺達の所に放ったのはお前か?」
あの時ネフィリムは俺らを目掛けて降って来て居たこいつの事だ俺らの内誰かの聖遺物をネフィリムに食わそうとしたんだろう
「なぁ、答えろよ」
「ひっヒィ!」
「答えろっつってんだよ!」
そう叫びながら俺は彼奴に当たらない様に撃つ
「そっそうだ!おっお前達の内の誰かの聖遺物をネフィリムに食わそうと「もう良いわかった、次の質問だ何故風鳴やクリスの二課じゃなくて俺らなんだ」二課を待った所で貴方達の誰かの聖遺物をネフィリムに喰らわせる事は決定事項でしたからね」
そうか、此奴は切歌と調も犠牲に入れたのか
「正直に言おう…俺はお前が嫌いだよ。やり方も考え方も何もかも」
「ひっヒィ!」
俺が銃口を向けるとクソ医者はソロモンの杖を使いノイズを呼び出す
「今更ノイズ!!くっ!」
「Anti_LiNKERは忘れた頃にやって来る「それがどうした?」なっ何故!?「此奴が何かお前ならわかるだろ?」LiNKERまさか貴方があの子に持たせたLiNKERは!?」
「あれは2つだ俺のこれはちょっと前に言ったろ?LiNKERを分けてくれって」
数日前俺は彼奴にLiNKERを分けてくれる様に頼み彼奴は快く分けてくれた
「まさか!?」
「ああ、そのLiNKERだよ。お!あっちも演技はお終いか」
「先輩!」
そこにはさっきまで倒れて居た風鳴が立っている
「気づいていたか」
「ああ、遠くから見えたがありゃ互いが避けてくれるって分かってやってる様にしか見えなかったからな」
此奴らのやり合いが途中から見えたが確実に相手の次の手が分かりきったものだった
「最後にお前に聞いておきたい事がある。数分前フロンティアの一区画が宇宙空間に飛ばされたっておっさんから聞いたが、マムの居た場所じゃ無いだろうな?」
「ひっヒィ!」
クソ医者はソロモンの杖を放り投げ片手を失った状態で逃げる
「逃すかよ!チッ!」
クソ医者に向かおうとする俺をノイズが止める
「邪魔なんだよ!」
《豪炎天界》
「チッ!逃げられたか」
ノイズの殲滅が終わる頃には彼奴の姿はなく。俺はソロモンの杖を拾う
「仕方ねえ、切歌達と合流するか「なあ」なんだよ」
「なんであたしを助けたんだ?」
俺が此奴を助けた?
「勘違いすんな、単にお前より彼奴を殺す方が先だっただけだ。何なら今から此処でやり合うか?」
「いや、遠慮しとく。あのさ湊…この件が全部片付いたらあたしと一騎打ちをしてくれ」
クリスは覚悟を決めた顔でそう言う
「一騎打ち?」
「ああ、お前が勝てばあたしを殺すなりなんなり好きにしろ、でもあたしが勝ったらあたしの話を聞いてくれ!」
「な!?雪音!」
「良いんだ先輩、どうなんだ湊」
クリスの話か
「良いだろう、万が一お前が勝ったら話を聞いてやるよ」
そう言って俺はソロモンの杖を持って地上に出るとフロンティアの塔一角に大きな光が見える
「あのバカの仕業か」
「ああ、だけど立花らしい」
俺は2人のその声を聞くとそこに向けて走り出す
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