戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「ん〜、朝か…」
俺は起きて携帯の目覚ましを切る。切歌と調両方と付き合い1週間が経った。あれから特別変わった事と言えば、おっさんがと言うかアリアの父親が二課に俺と切歌達の住む場所を与えてくれと資金を寄付した事により、俺と切歌達はこの近辺にあるマンションで切歌と調で一部屋、俺と葉月で一部屋の住む場所を手に入れた事くらいだ。しかもどちらも4LDKと2人で使うには大き過ぎる程の部屋だ。
『全く驚きましたよ、オーグさん』
『ハハハ!アメリカにいる間娘の世話を任せてしまった謝罪料と思ってくれ』
部屋を見た途端にやり過ぎなのではと思いアリアの父親のオーグ・ツゥーヴェルク張本人に連絡した
『それにしてもやり過ぎですよ。こんな部屋を2人一部屋で2つ用意するなんて、それに1人は5歳児で実質俺しか使わないんですよ?』
『これでも足りないくらいだよ、アリアの世話は大変だったろう』
その時の俺はアメリカでのアリアとの生活を思い出すとなにも言えなくなった
『それでもこれは流石に』
『ハハハ!君は遠慮し過ぎだ少しは大人に甘える事を覚えなさい』
オーグさんはそう言って電話を切った
「まあ此奴が来るってわかってたのも理由の1つなのかもしれないが」
そう言た俺の目線の先で葉月と寝ている人物に目を向けてから台所に向かう。アリア・ツゥーヴェルク現在有給を取って日本に遊びに来ている。アリアは昨日の夜日本に着きそのまま俺の部屋のマンションに来た。俺は事情を説明してもらう為にオーグさんに電話をかけると、泊まる部屋を取る前にアリアが勝手に日本に向かったそうだ。そして日本に滞在する間アリアの事を頼むとも言われた。切歌と調の2人とは1日交代で互いの部屋で夕食を食べる事になっており昨日は俺の部屋に来る日だったので一瞬でバレて説教を喰らいアリアが滞在する間こっちに泊まると言う条件で許して貰えた
「ん、湊おはよう」
「ふぁ〜、おはようデス湊」
しばらくすると切歌と調が起きて来る
「おはよう調、切歌はなんか悪い夢でも見たのか?」
「私と調の対応の差の理由を教えて欲しいデス」
「それは調からの情報で普段は起こさなかったら昼くらいまで寝てるって聞いたからだ」
実際アジトにいた頃も起こさないと昼近くまで寝ている事があった。その為、切歌は何も言い返せなくなった
「パパおはよう」
3人で朝ごはんを食べていると葉月が起きて来る
「おはよう葉月、アリアの奴はまだ寝てるのか?」
俺の質問に葉月が頷く。大方また深夜アニメでも観てたんだろう
「アリア起こして来る。切歌、葉月のご飯とベーコンエッグ用意してやってくれ」
「わかったデス」
俺がそう言うと切歌は立ち上がり葉月のご飯とベーコンエッグの準備を始めた
「アリア朝だぞ起きろ」
俺はそう言ってアリアを起こす
「んー、湊様?まだ朝の7時ですわ、もう少し…寝ますわ…おやすみなさい」
アリアはそう言ってもう一度寝ようとする。このやり取りはアメリカに居る時に何度か経験したのでどうすれば良いのかはわかっている
「ほら!起きろアリア!」
「むー、わかりましたわ」
アリアは寝起きの時に二度寝仕切る前に布団を取られると絶対に起きる。この方法を使った時に二度寝をしたアリアを俺は観た事がない。アリアが起きリビングに向かった所で俺もリビングに向かった
〜アリアのプロフィール〜
名前:アリア・ツゥーヴェルク
歳:15歳
好きな物:アニメ ショートケーキ
嫌いな物:虫全般 運動(嫌いと言うより苦手)
シンフォギア :エアリアル
武器:剣
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