戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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41話

「いらっしゃいデス響さん!未来さん!」

 

「ごめんね切歌ちゃん。準備に手間取っちゃって」

 

「大丈夫デスよ、みんなまだ来たばかりデスよ」

 

そう言って切歌が立花と小日向を中に入れる

 

「しかし湊、お前も大変だなぁ、あたしらが来るまでお前何も知らされてなかったんだろ?」

 

立花にもこう言う所があるからだろうか、クリスが本気で同情しながらそう言う

 

「いや、この量をどう処理するのかとは考えてたがまさか人を呼ぶなんてな、しかも自分達の部屋じゃなくて俺の部屋だし」

 

「ごめん湊、私と切ちゃんの部屋にはこれだけの人数分のお箸もお椀も無い事に帰ってから気付いて。それで湊の部屋でやる事になったんだ」

 

「まあ、切歌が思い着いたんだ。その時点である程度覚悟はしてた」

 

そう言えば1つ気になる事言ってたな

 

「立花準備って何の準備だ?」

 

「あれ?湊君聞いてないの?」

 

聞いてない?何がだ?

 

「私達今日此処に泊まるんだよ?」

 

ふーん、泊まるねぇ

 

「切歌…却下、泊めるなら自分達の部屋に止めろ」

 

「えー!?私達の部屋には響さん達の分の布団無いデスよ」

 

「知らん、部屋は余ってるんだそれくらいは自分達の部屋で何とかしろ、俺を巻き込むな」

 

「切ちゃんそれは私も初耳だよ?」

 

此奴、調にも言ってなかったのか

 

「だって…調に言ったら湊に知られるじゃないデスか」

 

「はぁ、本当にお前は」

 

流石に耐えられずため息を吐く

 

「湊、気持ちはわかるけどため息を吐くと幸せが逃げるよ」

 

「そう思うなら此処に泊める気になってるあのバカをなんとかしてくれ」

 

「湊…諦めも肝心だよ」

 

「仕方ない、布団運ぶかアリア!」

 

俺は奥の部屋で葉月と遊んでいるアリアを呼ぶ

 

「何でしょうか湊様?」

 

俺が呼ぶとアリアは何処にあったかは知らないがメイド服を着て俺の所に来る

 

「頼みがあるんだ。布団4つ隣の部屋に運ぶの手伝ってくれ」

 

「布団を4つですか?わかりました」

 

「悪いな」

 

そう言って俺は布団を仕舞って居る部屋から4つ布団を出して来る

 

「湊私も手伝おうか?」

 

「あたしも手伝うぜ」

 

「小日向は葉月と遊んでやってくれ。クリスはそっちの布団を頼む、切歌お前が言い出した事なんだから手伝え」

 

「わかったデス」

 

4人で布団を運び終え部屋に戻ると誰も居なくなって居た

 

「あれ?調ー!何処行ったデース!」

 

「切ちゃんこっちだよ!!」

 

切歌が大声で調の名前を呼ぶと葉月が遊んで居る部屋から調の声が聞こえた

 

「調そこに居たデスか、何してるデス?」

 

「晩ご飯の準備が終わったんだけどまだ早いからみんなで葉月ちゃんと遊ぼうって事になったんだ」

 

それで全員いなかったのか

 

「後は俺がやっとくから切歌達も行って来たらどうだ?」

 

「そうするデス!」

 

「すみません湊様」

 

「悪いな湊」

 

切歌達はそう言って立花達が遊んで居る部屋に向かう

 

(さて、鍋だけじゃ物足りないかも知んないしそう言や確かワインがあったな、よしカルパッチョでも作るか、後海鮮サラダも)

 

何を作るか決まった所で早速作り始めた




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湊の当てた秋の京都旅行に一緒に行くペアを以下から選んで下さい

  • 切歌
  • 調
  • 葉月
  • クリス

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