戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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42話

「ふぁ〜、よく寝た」

 

そう言ってまだ寝ている葉月を起こさない様にベットから降りる。

 

「パパ?」

 

俺がベットから降りると葉月が起き上がる

 

「悪い起こしちまったか?」

 

「ううん、大丈夫」

 

葉月はそう言ってベットを降りる

 

「そうか、それじゃあ朝ご飯にするか」

 

「うん!」

 

そう言って俺と葉月はリビングに向かい昨日の鍋の残りを温めいる間にサラダも持ってくる

 

「「おはよう湊」」

 

鍋の残りを温めていると調と小日向が来た

 

「おはよう、もう少しで出来るから待っててくれ」

 

俺はそう言ってご飯を鍋に入れ雑炊を作る

 

「ごめんね、昨日も殆ど湊がしてたのに朝ご飯まで任せちゃって」

 

「気にすんなよ小日向、俺が好きでやってるんだから」

 

「湊は良いお父さんになる」

 

なんだろう別に嬉しくない

 

「パパもう出来た!?」

 

「もう直ぐだから座って待ってろ」

 

「うん!」

 

椅子の上に立つ葉月座らせる

 

「湊本当にお父さんみたいだね」

 

「お前までそれを言うのか小日向」

 

俺は事あるごとに切歌や調からそう言われるが遂に小日向にまで言われ始めた

 

「未来さんは湊と葉月ちゃん見てどう思う?」

 

「うーん、仲の良いお父さんとその子供かな?」

 

小日向がそう言うって事は結構周りからそう見られてるって事なのか?

 

「これからは気をつけるか…あ!葉月ちゃんと野菜も食べろ!」

 

「うう、お野菜苦いから嫌い」

 

「好き嫌いしてると身長が伸びないぞ?」

 

葉月は身長が低いのを少し気にしている為そう言うと大抵なものは食べてくれる

 

「頑張る」

 

「「頑張って葉月ちゃん」」

 

調と小日向に応援される中葉月は野菜を食べ始めた

 

「よし、小日向に調雑炊出来たぞ」

 

「「ありがとう湊」」

 

調と小日向はそう言って器を受け取り雑炊を食べ始める

 

「パパ!お野菜食べられたよ!!」

 

「そうか凄いな葉月、ちょっと待ってろ」

 

俺は葉月にそう言うと冷蔵庫に入ってる葉月の好きな食べ物を取りに行く

 

「ほら、デザートに食べて良いぞ」

 

「プリン!!」

 

俺が持って来たのは葉月の好物のプリン。何か頑張った時にはご褒美にプリンをおやつにしたりしている

 

「これ湊が作ったの?」

 

「ああ、最初は市販品でも良いかって思ったんだが一回俺が作ったのを食べてからそれが良いって聞かなくてな」

 

本当は作るの結構大変だから市販品にしたいんだが葉月が頑張ったご褒美なんだから要望通りにしようと思ってそれ以来頻繁にプリンを作る様になった

 

「湊のプリン私も食べてみたい」

 

「ダメ!パパのプリンは葉月のなの!調お姉ちゃんでもダメ!」

 

「葉月そんな意地悪言ってやるな。ほら、その代わり先に食べ終わっても葉月が食べ終わるのを待ってやれよ」

 

「わかった」

 

俺の言葉に調はそう言って頷いた




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湊の当てた秋の京都旅行に一緒に行くペアを以下から選んで下さい

  • 切歌
  • 調
  • 葉月
  • クリス

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