戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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46話

「おー!焼きそばにたこ焼き!ジュルリッ、早速食べるデス!!」

 

「おい待て切歌」

 

祭りに来て早々屋台に食べ物を買いに行こうとする切歌を止める

 

「どうしたデス湊?」

 

何か悪い事をしたかと言わんばかりの不機嫌なオーラを放ちながらそう言う切歌

 

「祭りの前に神社でお参りをするぞ。葉月だってやってるのにお前はしないのか?なら切歌には祭り用の小遣いは無しだな」

 

「な!?それはダメデス!!わかったデスからそれだけは勘弁して欲しいデス!」

 

見事な掌返しを見せて切歌は列に戻る

 

「今度こそ食べるデース!!」

 

「待って切ちゃん!!湊後で合流ね」

 

食べ物の屋台に走る切歌を調が追いかけて行った

 

「全く、切歌は落ち着きがないな」

 

「パパ、ご飯」

 

「そうだな、俺らも何か食べるか」

 

「うん!」

 

俺と葉月は手を繋ぎながら屋台を巡る

 

「結構食べたな、葉月?」

 

俺は急に立ち止まった葉月を見ると射的の屋台を見ていた

 

「あれって」

 

その射的屋に見覚えのある女性が居る

 

「よっと!へへ、たいした事ねえな「当たり前だろクリス」ん?湊じゃねえかお前こう言うイベント参加する奴だったか?」

 

「普段ならしないな」

 

そう言って屋台の人にお金を渡し銃と玉を貰う

 

「丁度良かった。これにお前を誘おうと思ってたんだ」

 

俺は射的を中断してガラポンで当たった京都旅行のペアチケットのうちの一枚を渡す

 

「あ?京都旅行ペアチケット?何であたし何だ?あのチビ2人のどっちかと行けば良いじゃねえか」

 

「その…お前と仲直りしてから1回も2人だけで何処かに出かけるってした事なかったなって思ってな。嫌なら断ってくれても構わない、偶にはこう言うのも良いかなと思って誘っただけだから。でも、出来れば俺はお前と行きたい」

 

本人を見ながらはやっぱり恥ずかしいので景品を狙い撃ちながらそう言う

 

「お前本当に不器用だな、素直に一緒に行きたいって言えば良いのに」

 

「だから言っただろ、出来ればお前と行きたいって」

 

「それもそうだな、わかった。行くよ湊、それでいつから行くんだ?」

 

「小日向から聞いたんだが、明後日テストの最終日なんだろ?そしてテスト休みとして金曜日〜月曜日まで休みなら金曜日に行って日曜日に帰宅して月曜日はゆっくりした方が良いと思うんだがどうだ?お、落ちた」

 

俺がそう言ったのと同時に葉月の欲しがって居た景品のぬいぐるみが落ちた

 

「成る程な、なら金曜日の朝から行って日曜日の夕方に帰るって事で良いか?」

 

「お前さえ良かったら、俺は何時でも大丈夫だし」

 

「そうか、ならそうするか」

 

その後切歌達が立花達と合流したらしく男1人に女6人と言う状態になり周りの男だけで来てる人達からの嫉妬の目線が凄かった




アンケートの結果湊と京都旅行に行くのはクリスになりました。アンケートに参加して頂きありがとうございました。
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湊の当てた秋の京都旅行に一緒に行くペアを以下から選んで下さい

  • 切歌
  • 調
  • 葉月
  • クリス

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