戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
プロローグ
時々嫌な夢を見る
『何処へでも行け、そしてもう2度と私の前に現れんな!』
『お姉ちゃん?』
少年は姉に手を伸ばすが
『目障りなんだよ!私が大嫌いな…歌を歌おうとしやがって!』
『そんなつもりじゃ『うっせえ!とっとと私の前から消えろ!』!!』
そう言われて少年は姉に背を向け涙を流しながらその場を去る
「またあの夢か」
そこで少年は眼を覚ます
「動けねぇ…はぁ、やっぱこいつが居るか」
少年の身体が動かない理由それは1人の金髪少女が隣で自分にしがみついた状態で眠って居たからだ
「何度言えばわかるんだか」
少年はその少女に何度も辞めるように言うが数日経つと必ず隣に居るので少年はもはや呆れ少女を起こさない様に部屋を出る
「おはよう湊」
少年が朝食の準備をして居ると黒い髪をツインテールにした少女が起きてくる
「おはよう調、パンご飯どっち?」
「パンそれと…目玉焼きは2つ、そう言えば切ちゃんは?またなの?」
調と呼ばれた少女は湊の後ろから朝食のおかずが目玉焼きである事を確認してそう言う
「まただよ、ほら出来たぞ」
「ありがとう、大変だね湊も」もぐもぐ
調はそう言って食パンを頬張る
「そうだな、それでマリアは?」
「さっき見て来たけどまだ寝てた」
まだ寝てるのか
「マリア起こして来るから調は切「私がマリアを起こして来るから湊が切ちゃんを」いやいや、俺がマリアを起こして来るよ「切ちゃんを起こすのは湊の役目」なんだよそれ!?「良いから湊は切ちゃんを起こす」えー「湊の部屋を漁って良いなら切ちゃんを起こしに行くよ?」俺が起こしに行くよ」
調の言葉に折れて俺が切歌を起こしに行く。切歌とは俺の部屋で寝て居た金髪の少女の事だ
「おーい、切歌朝だぞ」
そう言って俺は部屋のカーテンを開ける
「んー、まだ眠いデース」
切歌はそう言って俺の布団を深く被る
「全く、後10秒以内に起きろさもないと…どうなるかわかってるよな切歌」
〜Hellfire chamael tron〜
そう唱えると赤一色の装備が展開されその中で浮遊する小型の装置が切歌に銃口を向ける
「10…9…8…7…」
数字を数え始めるが一向に起きる気配のない切歌
「4…3…2…1…「んー!って何事デス!?」おはよう切歌」
そう言って俺はその装備の展開を解除する
「酷いデス湊!朝起きないだけでシンフォギアで叩き起こそうなんて酷すぎるデスよ!断固抗議するデス!」
シンフォギア本来はノイズを討伐する際に使うものであまり人間に向けるものではない
「すぐに起きないお前が悪い、ほら調とマリアも起きてるだろうしさっさと行くぞ」
「待って下さい!グヘッ」
そんな声が聞こえたので後ろを振り返ると扉は閉まっており切歌は居なかった。大方俺が出たのと同時に扉が閉まった所為で顔をぶつけたんだろう
「うう、痛いデース」
切歌はそう言って涙目になりながら鼻を抑えて居る
「はぁ、全く何やってんだかほら」
そう言っててを差し伸べると切歌は未だに鼻を抑えたままだが俺の手を取って立ち上がる
「ありがとうデス」
「どういたしまして、調もマリアも遅れてごめん」
戻ると調とマリアは既に起きて朝食を食べて居た
「おはよう湊、調から聞いたわ切歌はまた貴方の部屋に忍び込んで居たのね」
「ああ、中々起きないからいつも通りのやり方で起こそうとしたらその前に起きた」
いつも通りのやり方その言葉に調とマリアは苦笑いを浮かべて居た
「それで作戦の方はどうなんだ?」
朝食を食べながらマリアにそう聞く
「後もう少しってところかしらね」
後もう少しか
「本当に良いのか?俺は参加しなくて?」
「ええ、神獣鏡は貴方のおかげであるような物だもの。だから少し休みなさいそれに一回くらい作戦に参加しなくても支障はないわ」
マリアはそう言ってコーヒーを飲む
「それに貴方の目的の人がこの街にいるんでしょう?」
「まあそうだが、分かったその代わり俺個人としてノイズの掃除はやらせてもらうからな?」
「分かったわ」
マリアのその言葉を聞いた後俺は外に出てシンフォギアを身に纏う
「さて10年振りに会う彼奴(雪音クリス)はどんな顔をしてくれるのやら楽しみで仕方ないな」
そうは言って居るがその少年、雪音湊の顔はとても友人や親しい人物に見せる顔ではなく何処か恨みを持った顔だった
〜主人公のプロフィール〜
名前:雪音湊
年:15歳
好きなもの:小動物 カレー 家事全般
嫌いなもの:雪音クリス(嫌いと言うよりかノイズと同じく消滅させる対象) マリアとマムを除く大人
シンフォギア:カマエル、サンダルフォン
武器:カマエル…腕の銃と宙に浮く小型銃、サンダルフォン…大剣
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