戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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59話

「「おはよう(デス)湊」」

 

「おはよう切歌、調」

 

俺が洗い物をして居ると切歌と調が起きて来た

 

「珍しいな調が切歌と同じ時間に起きて来るなんて」

 

調は普段は切歌より先に起きて来ているので切歌と起きて来るのは本当に珍しい

 

「実は寝る前にもう一度湊に教えて貰った所やってたらいつの間にか寝ちゃってて」

 

「それでいつもより遅かったのか、ちゃんと寝ないと身体壊すぞ?」

 

そう言って切歌と調に牛乳をわたす

 

「やっぱり私も早く起きた方が良いデスかね?」

 

「何だよ突然」

 

「いや、どう考えても調との扱いの差が激しいデスよ。だから私も早起きした方が良いんじゃないかって思って、どうかしたデス?」

 

切歌の言葉に俺と調は互いに顔を見合わせてから切歌にこう言う

 

「「切歌(切ちゃん)三日坊主になるなよ(ならないでね)」」

 

「2人とも酷いデスよ!」

 

切歌がそう言うのと同時にインターホンが鳴る

 

「ちょっと出て来る」

 

俺はそう言って玄関に向かい扉を開ける

 

「はい?」

 

「朝から悪いわね湊、あのバカ居るかしら?」

 

そこにはドス黒いオーラを出して居るステラが居た

 

「ステラお前何しに来たんだ?」

 

取り敢えずステラを中に入れてそう聞く

 

「全く言ってないのね、ナイン今日帰る予定なのにその時間になっても来ないのよ」

 

ナインの奴今日帰る事絶対忘れてやがる

 

「悪い、彼奴葉月と外に出て行ったきり戻ってないんだ」

 

「そう、そう言えば貴方達への自己紹介がまだだったわね。ステラ・リーシェンよ、湊とはClover'sで知り合ったの「たでーまリーダー」人を待たせておいて随分と余裕そうねナイン?」

 

自己紹介をしている時に帰って来たナインにそう言うステラ

 

「げっ!ステラ!?お前何で居んだよ!?」

 

「さっき言わなかったかしら?人を待たせてって?今日帰るって約束まさか忘れてる訳じゃないわよね?」

 

ステラにそう聞かれてナインは記憶を辿り始めると次第に顔が真っ青になっていくどうやら本当に忘れていたらしい

 

「あはは、そっそんな訳ねーだろステラ「そうよね、ならどうして1時間も来なかったのかしら?」そっそれは…」

 

ステラにそう聞かれて返しに困るナイン本当にバカな奴だな素直に忘れてたって言っておけば良いものを

 

「まあ良いわ、言い訳は向こうに帰るまでじっくりと聞かせてもらうから」

 

そう言って笑うステラだがあの笑みの裏では相当怒ってるんだろうな、この証拠にステラの後ろには修羅も見えている。あれが俺に向けられた物じゃ無いとわかるだけでほっとするな

 

「それと湊、あの破片の事何だけど色々とわかって来てもう少し調べたいからもう少しの間借りておくわね。それじゃあお邪魔しました」

 

ステラはナインを引きずりながらそう言って部屋を出て行った




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