戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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68話

「彼奴ら呼んどいて遅れるってどう言うつもりだ」

 

放課後俺は切歌に言われた通り第1音楽室の前で2人を待って居る

 

「遅れてごめん湊」

 

「調、お前だけか?」

 

暫くすると調だけが来た

 

「切ちゃんが寝ちゃって私が何度起こしても起きないから起こして」

 

来ないと思ったらそう言う事か

 

「わかった、取り敢えずクラスまで案内頼む」

 

「うん」

 

俺は切歌を起こしに調の案内の元2人のクラスに向かった

 

「切ちゃん、やっぱりまだ寝てる」

 

調が教室の外から切歌の席を見ると切歌はまだ寝て居た

 

「起きて切ちゃんもう放課後だよ。今日は放課後クラブ体験に行くんでしょ?」

 

「もう食べられないデスよ湊」

 

調はもう一度切歌を起こそうとするが切歌の起きる気配はなく調は教室の外に居る俺に目線を向ける

 

「はぁ、邪魔するぞ」

 

そう言って俺が教室に入ると教室に居た女子全員が一瞬俺に目線を向け小声で話し始めた

 

「起きろ切歌」

 

「起きて切ちゃん」

 

俺と調でもう一度切歌を起こそうとするが一向に起きない切歌、流石に腹が立って来た

 

「調ちょっと手伝ってくれ」

 

「わかった」

 

調はそう返事をして机を持つ

 

「「せーの!」」ドンッ

 

俺と調の2人掛かりで机を前に移動させると机に突っ伏して寝て居た切歌はそのまま前に倒れ顔から地面にぶつけた

 

「うう、痛いデス「おはよう切歌」おはようデス湊…湊!?何で湊が私のクラスに居るデスか!?」

 

寝起きで俺が居る事に何も思わなかった切歌だが直ぐにおかしいと理解して俺にそう聞いてくる

 

「私が何度起こしても起きないから私が呼びに行った」

 

「さいデスか、そう言えば何か忘れてる気がするデス」

 

そう言って考え込む切歌、此奴は自分が言い出した事なのにクラブ体験の事を忘れて居るらしい

 

「クラブ体験だろ切歌」

 

「クラブ体験…は!そうデス!それじゃあ早速行くデス!「待って切ちゃんこっちが先だよ」しっ調!?それは湊の前で出しちゃダメデス!!」

 

切歌は調の持って居たプリントを慌てて鞄に詰める

 

「調何なんだあのプリント?」

 

「この間湊に手伝って貰ったレポートあったでしょ?あれの提出期限が明日の2限目なんだけど切ちゃんは白紙の状態だから先に終わらせないと」

 

提出期限が明日の2限目のレポートが白紙か

 

「切歌先にレポート終わらせるぞ、クラブ体験は明日の放課後でも出来るがレポートの期限は明日の2限目だ」

 

「そうだよ切ちゃん、それにちゃんとしないとまた怒られるよ?」

 

ん?また?

 

「なあ調、もしかしてだが切歌の奴」

 

「うん、結構注意受けてる」

 

マジかよ

 

「切歌今直ぐ帰るぞ」

 

「ちょ!?しっ調!」

 

切歌が危険を感じて調に助けを求めるが

 

「湊、私は夕飯の材料買って帰るから切ちゃんの事お願いね」

 

「わかった」

 

「調!?」

 

調はこっちの味方だから意味ないぞ

 

「ほら!帰るぞ切歌!!」

 

「わっわかったデス、今晩は徹夜デスかね」

 

そう言った切歌は見るからに落ち込んで居た




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