戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜   作:saint shine

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80話

『聞こえるか湊君!!』

 

「なんだよおっさん」

 

俺と切歌と調の3人で帰って居るとおっさんからの通信が入った

 

『至急響君の応援に向かってくれ!こちらから緒川がマリア君と向かった!』

 

「マリアが!?ポイントは!?」

 

『代わりなさい!湊ポイントはC-28よ!』

 

ステラが苛立った声でそう言う

 

「ステラ!?ナインは!?」

 

『あの子なら別のポイントの対処に向かって居るわ!私はあんたに頼まれたあの件で手が離せないの!だから貴方が行くしかないの!』

 

ナインは別の場所の対処にあたってるのか

 

「わかった!場所も近い今から向かう!」

 

『ええ、くれぐれも今の状態で無茶は厳禁よ!』

 

「ああ!わかってる!悪い切歌、調」

 

「大丈夫デスよ」

 

「夕食のカレー作って待ってるね」

 

「ああ!」

 

俺は切歌と調にそう言って響の居る場所に向かった

 

「ミナ!?逃げるよ!」

 

「どうしたんだよ安藤!?」

 

もう直ぐ目的の場所に着くと言う所で安藤達が走って来た

 

「ノイズだよ!「そうか、お前ら先に行け、居ても邪魔になるだけだ」何言ってんのさ!?友達を置いて行けるわけないじゃん!」

 

「さっさと行きやがれ!!それとも此処で死にたいのか!!」

 

俺が大声でそう叫ぶと安藤達だけで無く響も身を縮こませる

 

「わかった、ほら行くよ響も創世達も行くよ」

 

「ちょっとヒナ!」

 

俺がそう言うと未来はそう言って安藤達を引っ張って行く

 

「さて、いっちょ始めますか」

 

〜Volar esperança Sandalphon tron〜

 

俺は聖詠を行いサンダルフォンを纏う

 

何か言われるのは理解して居たので予め通信は切ってある

 

「そんじゃ暴れんぞサンダルフォン!!」

 

《雷光》

 

俺は大剣に雷を溜めノイズにぶつける

 

「湊!!」

 

「マリア!そのガングニールって」

 

「ええ、立花響彼女の物よ」

 

それを何故マリアが纏って居るのかはわからないが響よりかはいくつもマシだろう

 

「貴方そのギアは「今は話してる暇はないぞマリア」その様ね」

 

俺とマリアはノイズを呼び出して居るであろうガリィを見つける

 

「ガリィ」

 

「へー、ガリィちゃんの名前覚えててくれたんだ。ガリィ感激」

 

「御託はいい!行くぞマリア!」

 

「わかってるわ!」

 

俺とマリアはガリィに向かって走って行く

 

「はあ!」

 

「おらあ!」

 

《雷斬》

 

俺とマリアはガリィの呼び出すアルカノイズにギアを分解されない様にしながら攻撃をする

 

「マリアそろそろ限界か?」

 

「ええ、そう見たいね」

 

時々ギアから火花が散ってると思ったらやっぱりそうか

 

「これで決める!はあー!!」

 

マリアは上空に飛びガリィに槍を突き付けようとするがガリィに止められる

 

「それでも!」

 

槍の一部が2つに分かれもう一度突く

 

「な!?」

 

ガリィの中央にはシールドの様なものがあった

 

「頭でも冷やせやー「させっかよ!!」チッ」

 

マリアが氷の餌食になる前に俺が割り込み氷を破壊する

 

「マリアもう限界だろ、下がってろ」

 

「わかったわ」

 

マリアはそう言って来た道を戻って行く

 

「もう、折角ガリィちゃんの相手を決めたのに…もうこうなったら貴方に相手をしてもらおうかしら?」

 

「望む所だ」

 

「いっただっきまーす!」

 

ガリィが氷の上を滑り俺に近づいてくる時にある事に気づく

 

「ペンダントが無い?」

 

「いまさらかよ!」

 

俺はガリィの氷を大剣で弾く

 

「ふー、これは1回引いたほうが良いかもね」

 

「逃すか!!」

 

もう少しでガリィに届くと言う所でガリィの氷に阻まれ俺が氷を砕き切る前に姿を消した




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