戦姫絶唱シンフォギア 〜紅蓮を纏いし装者〜 作:saint shine
「ミナ…」
「何だよ「ごめん!」は?」
ガリィに逃げられシンフォギアを解除して帰ろうとすると安藤に謝られる
「雪音さんは私達を助けようとしてくれて居たんですよね?」
「別に気にするな、その…俺も悪かったな、危ない状態だったからってあんなきつい言い方しちまって」
「良いって!それにしてもビッキーと同じでミナもノイズと戦ってたなんてね」
此奴らは響の事情を知ってたのか
「怪我はないかしら?」
「ああ、俺の見た限り外傷はない。今はお前の手当てが先だマリア」
「ええ、君のガングニール「私のガングニールです!これは誰かを助けるための力!私の貰った!私のガングニールなんです!」……」
そう言って響はマリアの手にあるガングニールを奪い取っる
「響!お前な!「辞めなさい湊」マリア…わかった」
俺は響に掴みかかろうとするがマリアに止められる
「そうだ、ガングニールはお前の力だ!だから!目を背けるな!!」
マリアは力強くそう言って響の両肩を掴む
「帰りましょう湊」
「わかった、少し待ってくれマリア」
俺はマリアにそう言って響達の元に向かう
「響、1つだけ忠告しておこう、今のままじゃ何も守れないまま全てお失うぞ」
「何も守れないまま全てを…」
「ああ、じゃあな」
俺は響にそう言うとマリアのそばに戻り切歌達の待つマンションに帰った
「湊、貴方カマエルはどうしたの?」
「エルフナインとステラがシンフォギアの強化を試みる事になってな、俺がそのテストプレイの為に自分からカマエルを預けたんだ」
「そう、あまり長期戦は控えた方が良いわね」
(前回の段階で侵食はかなり進行して居たからあと使えるのは5時間が限界か、それまでに完成してくれれば良いんだがな)
「ああ、わかってる。此処だ着いたぞマリア」
話している内にマンションに着いた
「「ただいま」」
「お帰りデ!?マリア!!どうしたデスその怪我!?調!調ー!!」
出迎えた切歌がマリアが血を流している事に驚き調を呼びに行った
「忘れてたな」
「ええ、血は止まっているけど拭き取るのを忘れて居たわ」
しばらくすると切歌と調がタオルと事情を聞きに来た
「そうだったんだ、響さんのガングニールをマリアが」
「うーん、響さんらしくないデスね」
「そうだな、俺の予想じゃガングニールが響の歌に応えないか歌が歌えなくなったかのどっちかだな」
「ただいま!切歌お姉ちゃん!調お姉ちゃん!」
4人で話していると葉月が帰って来た
「お帰り葉月、調から聞いたぞスーパーまでおつかい行ってくれたんだろ。偉いぞ葉月」
「えへへ」
俺が葉月を褒めて撫でると嬉しそうに笑う
「ありがとう葉月ちゃん、これでサラダが出来る。直ぐにサラダ作るから晩ご飯はもう少し待ってて」
「ああ、わかった」
そう言って調は葉月が買って来たキャベツを持って台所に向かった
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