レイナ「先輩?何処に行ったの?」
朝目が覚めて、いつも通り先輩に会いに管理人室に行ったがそこには誰の姿も無かった…いつもならこの時間まだ寝てる筈なのに…
レイナ「(取り敢えず電話してみよ)」
電話をするために1度自室に戻りスマホを扱った
レイナ「あれ、おかしいな…先輩の番号が無い……それに待ち受けも変わってる?」
レイナ「えええぇ!?どういう事!!?」
なんとスマホに表示されている日付画面が8月の上旬をさしていたのだ
レイナ「なんで!?昨日まで9月だったのに!?」
その日この事件が起きたのはレイナだけでは無かった。
主人公、小鳥遊 和馬に関わった女性全員が過去にタイムスリップしていたのだ!!
あの、散々だった合コンから2日…和馬は実家に戻っていた。朝から母親から自分が今している女子寮の管理人の話を断り、昼過ぎから街をプラプラ歩いていた
和馬「あれ、あそこに居るの…北大路か?」
少し遠くだが、大学時代の同級生で2日前の合コンで再開した北大路の姿があった
一瞬こちらと目が合うとあいつはいきなり走り去って行った。その時和馬は何故か走って北大路の事を追いかけた
和馬「はぁ…はぁ…なんで逃げるんだよ」
可憐「……うっさい!!」
和馬「おい、北大路」
この時可憐はうっすら涙を浮かべていた
和馬「急にどうした!何かあったのか!?」
顔をくしゃくしゃになるほど涙を流し始め可憐は口を開いた
可憐「本当に、何も…覚えてないのぉ?」
和馬「へ?」
可憐「…こんなのあんまりだよぉ……」
和馬「取り敢えず、俺の部屋来て落ち着け、もう何が何だか」
錯乱状態の北大路を部屋に連れてきて落ち着かせていた
可憐「ごめん、取り乱しちゃって」
和馬「気にするな、つか何があったか聞いてもいいか?」
可憐「…言っても信じない」
和馬「聞いてみらなきゃ分かんねぇだろ」
可憐「じゃぁ言う…後この話は作り物でも何でも無いんだからね」
可憐「少し先の未来…私は貴方の彼女だったの 貴方のお陰で賞も取れて幸せの絶好機だった…だけど、今日朝起きたら1ヶ月位前の日に戻ってて…起きたら私は公園のベンチで…」
和馬「ちょ、ちょっと待ってくれ!じ、じゃあお前は未来から来たってことか!?」
可憐「分かんない…もしかしたら全部私の夢だったのかもしれない…でもあの時あなたと触れ合った感触は今でも覚えているの…」
和馬「…おい、起きたら公園のベンチって言ってたよな?」
可憐「うん、私と貴方が付き合うきっかけになったのは、貴方が私を保護してくれたから」
和馬「なんだよそれ…」
可憐「だから、ごめんけど仕事の初任給入るまでここに住まわせて?」
和馬「それは、いいけど…お前図々しくなったな」
可憐「それは、あんたと一緒に暮らしてたからで!なんか遠慮しないのが癖?みたいなのがついてしまって…」
和馬「はいはい、分かりました つーか俺が拒否したらどうするつもりだったんだ?」
可憐「……路頭に迷う?」
和馬「平然とした顔でそんな事言うなよ」
可憐「いきなりこんな事なっちゃって頭混乱してるかもだけど、ありがとね」
和馬「お前、そんな笑顔出来たんだな…」
可憐「それもあんたのお陰よ」
最後に物凄くいい笑顔をしていた