前回のあらすじ
・エースとサボとお・は・な・し!!
・女ってことをバラしたよー
ズーーン
えっと、どういう状況?
そんなに私が女なの嫌なの?
「あの、そんなにショックだったか?」
「見抜けなかったことが」
「女って分からなかった」
「いや、そういう口調で喋っているから別にいいけどさ?」
「そういう口調って素の口調はちがうのか?」
「あっ」
しまった、最近口を滑らせることが多いなぁ
…よし、見聞色で確認したけどそばに誰もいないな
「そうだよ…といってもこっちの方が長いからこっちが素の口調に近くなってきてるけど、心の中は別の口調だな」
「…なんで、男のフリ?」
「さっきも言っただろ?海兵から情報を得るためにだ」
「女でも得られるだろ?」
「…男部屋には女だと入りづらいから…」
「あぁ、なるほど」
「お前、大胆だな」
「嘘は一切付いてない」
「そんな、キリッとした顔でいっても外道に近いぞ、言ってることが」
何をー!!
外道ではない!!
自己保身だ!
嘘は身を滅ぼすことがあるのは事実だからな!
「…そういえばさ、おれたちとはじきに嫌でも会うことになるって言ってたけどどういう意味だ?」
…サボ、それを今ここで言うか?
というか、口を滑らせた私が悪いんだけど…
「…はぁ…さっき言った通り俺のじいちゃんは海兵だ。そんで、もう一人孫がいるらしい、といっても血の繋がりはないらしいけど…」
「それがどうした?」
「…あっ、まさか」
エースは気づいたか
「俺のじいちゃんの名前はガープだ…エースの名前は聞いたことがある」
「ガープって、確かエースがよく言ってるクソジジイとおんなじ名前…」
「…お前、あいつの孫か」
「…ジャングルに放り込まれたり、千尋の谷に突き落としたり…」
「…お前もか…俺より年下でそれって…」
「分かってくれる奴がいてよかった!!!」
いや、マジで!!
流石にフーシャ村のみんなにこの相談はできないし、というか相談しても信じてくれないだろうし、シャンクスたちに話すこともできないし!!
「多分、俺が海賊に憧れてるってことや悪魔の実を食べたことを知られれば確実に、ダダンってやつのところに連れて行かれるだろ?」
「…あいつ、俺たちのことを海兵にさせるってずっと言ってるからな」
「…まぁ、分からなくもないよ、その考えは」
「なんだよ、海軍に入りたいのか?」
「まさか!!俺の夢は海賊だ!!…でも、俺もエースも『血』が知られれば、確実に政府から狙われる」
「「!!!!」」
「だから、海兵にすればじいちゃんの名前で俺たちを守れると考えてるんだ」
「…クソジジイのくせに…」
ガープさんは孫思いの本当にいい人なのだ
原作でも、エースがサカズキに腹を貫かれた時に思わず飛び出していた
それでも、自分は海兵だからとセンゴクさんに自分を止めておけって言って…
させないよ