時の王者のヒーローアカデミア(リメイク版)   作:ルオン

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ウォズ「転生した最高最善の魔王、時野 総一。彼は新たな世界で無個性として生きていた。そして彼の幼馴染み達、月読、詩乃、直葉と共に遊園地へと向かう。そして彼は王の力を───おっと、ここからは皆さんはまだ知らない話でしたね?それでは、本編をお読みください」


Page2:時の王者の復活

「ソウ君、早く早く~!!」

 

「ま、待ってよ直葉」

 

詩乃と直葉の母親、朝田 優乃(ゆの)と桐ヶ谷 揚葉(あげは)に連れられて遊園地へと来た総一は、直葉に腕を引っ張られていた。

その光景を、見ていた詩乃は溜息をつき、ウォズはニコニコと微笑みながら、月読は苦笑いしながら見ている。

それから数十分後、総一は疲れてベンチに座っていた。

 

「はぁ…はぁ……直葉は元気いっぱいだな~」

 

「大丈夫かい?我が魔王」

 

「ウォズ」

 

疲れている総一の元へ、ウォズが水が入ったペットボトルを持って近づいてきた。

 

「我が魔王、コレを」

 

「ありがとうウォズ…………ぷはぁ……生き返る~」

 

「フフ…我が魔王、楽しそうで何よりだ」

 

「そう見える?」

 

「えぇ。まるであの時の…………ゲイツ君やツクヨミ君たちと過ごしていた時のようだ」

 

「…………うん、そうだね」

 

ウォズに言われた総一は目を閉じ、ゲイツとツクヨミ、ウォズたちと過ごした日々を思い出していた。

そして総一は、どこか懐かしく、どこか悲しげな目で天井を見上げる。

 

「あれから4年か…………あの頃、大変だったけど、ゲイツやツクヨミ、ウォズたちと過ごした日々は、ホント楽しかったよ」

 

「そうだね…………戻りたいかい?あの頃に」

 

「どうだろう…………今の人生も楽しいから……手放したくはないかな?」

 

苦笑いしながら答える総一。

するとそこへ、月読たちがやって来た。

 

「総一さん、ウォズさん」

 

「どうしたの皆?」

 

「今からアイス食べに行くから、一緒に行きましょう」

 

「アイス!!行く行く!!」

 

「我が魔王…………」

 

優乃の言葉に反応する総一に対し、溜め息をつくウォズ。そして、総一たちがアイスを食べに行こうと歩き出したその時

 

―ドガァアアアアアン―

 

『きゃぁああああああああ!?』

 

「ッ!?なんだ!?」

 

「爆発音!?」

 

「全員動くなぁ!!」

 

「「ッ!?」」

 

爆発音と共に男の声がその場に響く。

いち早く気づいた総一とウォズは、男の声が聞こえた方へ顔を向ける。

そこには、腕をマシンガンに変化させたマスクを被った男と、ナイフやバズーカ等の武器を持つ仮面を被った男4人いた。

 

「全員、1ヶ所に集まれ!!早くしろ!!」

 

腕を変化させた男が総一たちに命令し、スタッフと客を合わせて100人の人間が人質となった。

 

「これで全員か?」

 

「はい」

 

「警察への通報と要望、警告をしときやした」

 

「よし…………さて、お前ら人質には、()が早くく来るための囮になってもらう」

 

「なんでこんなことをするんだよ!?奴って誰だ!?」

 

人質の1人が男に怒鳴りながら聞く。

すると主犯格の男が笑い出す。

 

「奴とは、貴様らもよく知る、No.1ヒーローオールマイトを誘きだし、奴を抹殺することさ!!」

 

『『『『『なっ!?』』』』』

 

主犯格の男の言葉に、その場にいた人質全員が驚く。

No.1ヒーロー、オールマイト。

彼は、どんな状況下であろうと笑顔を絶やさず、敵から人々を守るヒーローとして有名である。

そんなヒーローを抹殺する為に人質をとったのだと、人質全員が理解している間に、仲間の1人が主犯格の男へ声をかける。

 

「ボス、どうせですから、見せしめに何人か殺しときましょうよ」

 

「それもいいかもな~、奴の絶望する顔を見れるチャンスだ…………おい!!そこの小娘3人!!」

 

「「「ひっ!?」」」

 

「こっちに来い、殺してやる」

 

「や、やめてください!!」

 

「子供を殺すなんて、正気の沙汰じゃないわ!!」

 

「ほぅ…………威勢がいい女どもだ。いいだろう…………まとめて殺してやる!!」

 

そう言った主犯格の男は、マシンガンに変化させた腕を優乃たちへ向ける。

 

その時、総一の頭に1つの光景が───ゲイツとツクヨミが死んでいった光景が浮かぶ。

 

「……やめろ」

─カチ─

 

「やめてくれ」

 

─カチ─

 

あの日の光景が頭に浮かんだは総一の腕が震えだし、彼の中で時計の針が動く音が響く。

 

嫌な予感がした優乃と揚葉は、月読と詩乃、直葉を守るように3人へ被さり、主犯格の男は不気味な笑みを浮かべながら、優乃たちだけでなく、他の人質も巻き込むように銃弾を放った。

周りの誰もが、死ぬと感じ目を閉じてしまう。

 

その時だった

 

「やめろぉおおおおおお!!」

─ゴォオオオオオオオオン─

 

総一の制止の叫び声と共に、時計の鐘の音が鳴り響く。それと同時に、総一を除いた全ての時が止まった。

 

「コレは……!?」

 

突然の事に驚く総一。

すると、総一の背後に1人の人物が現れる。

気配を感じた総一は、直ぐ様振り返り、その人物を見て驚いた。

 

「あんたは!?」

 

「久しいな、若き日の私よ」

 

そこに現れたのは、最低最悪の魔王と呼ばれた、未来の総一こと、オーマジオウであった。

 

「どうしてあんたが……もしかして、コレはあんたが?」

 

「違う。お前がやったのだ」

 

「俺が?」

 

「そうだ……オーマジオウの力の源が何か、覚えているな?」

 

「全平成ライダーの力……まさか!?」

 

「そうだ。時を止める力を持ったツクヨミもまた、平成ライダーの1人だ。貴様は無意識にツクヨミのライドウォッチに秘められた力を使い、全ての時を止めたのだ」

 

オーマジオウの言葉に、驚きを隠せない総一。

その総一へ、オーマジオウが問いかける。

 

「さて、これからどうする?」

 

「えっ?どうするって?」

 

「貴様は何にしろ、“個性”として再びオーマジオウの力を手にし、貴様は再び王になる資格を得たのだ。だが、ここが運命の分岐点の()()だ。このまま時を動かし、自ら周りを巻き込んで死に、ゲイツやツクヨミがいないこの世界を去るも良し。1人だけ助かり、最低最悪の魔王となるも良し。ここで皆を救い、貴様が目指す最善最高の魔王を目指すのも良し。運命はここから始まるのだ」

 

「…………そんなの決まってるよ。俺は、皆を救う。そして最高最善の魔王で最高最善のヒーローになる!!」

 

「それが、お前の選択か……ならば見せてもらうぞ?貴様の行く末を」

 

「ああ!!」

 

総一の返事を聞くと、オーマジオウはその場から消える。

そして総一は力をコントロールして、再び時間を動かし、全員の前で銃弾を消し去った。

 

「な、なんだと!?」

 

「バカな!?」

 

「あ、ありえねぇ!?」

 

「嘘…………」

 

「あ……ああ………」

 

「そ、総一………くん?」

 

その場にいた人全員が、銃弾を消し去った総一を見て驚く

そして総一の腰には、金色のベルト【オーマジオウドライバー】を巻かれていた。

総一は、月読たちへ顔を向ける。

 

「大丈夫ですか?怪我は?」

 

「だ、大丈夫よ」

 

「総一くん、貴方個性が?」

 

「はい。後は任せてください」

 

「そ、ソウ君?」

 

「大丈夫だよ!!」

 

不安な気持ちでいっぱいな直葉に、サムズアップした総一は、(ヴィラン)へ顔を向ける。

 

「な、なんなんだテメエは!?なんだその個性はよ!?」

 

「聞いても信じないだろうし、教える気もないよ。ただ1つだけ教えてあげるよ。この力は、王の力だ」

 

「王だと!?」

 

「そうだよ。最強の王の力……大事な人達を守る力だ!!」

 

「「「ッ!?」」」

 

総一の怒りに気圧され、後ずさる(ヴィラン)

そして総一の脳内には、ゲイツとツクヨミが倒された光景が再び蘇る。

 

「もう二度と、あんな想いはしたくない!!だからもう一度なる………最強の時の王者に!!変身!!」

〈祝福の刻!!〉

〈最高!!最善!!最大!!最強王!!オーマジオウ!!〉

 

オーマジオウドライバーに装飾されている、右側のオーマクリエイザー、左側のオーマデストリューザーを押したことで、総一の体は光に包まれる。

そして総一の体を包んだ光が弾け飛ぶと、総一の姿は仮面ライダーオーマジオウとなっていた。

総一のオーマジオウとなった姿を見た(ヴィラン)たちは、体を震わせ、徐々に総一から離れていく。

 

「な、なんだ…………なんなんだお前!?」

 

「ウォズ…………祝え」

 

「お任せを、我が魔王。祝え!!時空を越え、過去と未来をしろしめす究極の時の王者!!その名もオーマジオウ!!再誕した瞬間である!!」

 

「う、うわぁあああああああ!!」

 

―ダダダダダダダダダ―

 

ウォズの大声ではっせられた祝いの言葉と、オーマジオウの姿に恐怖した主犯格の男は、総一へマシンガンを撃つ。

だが

 

「ふん!!」

 

「なっ!?」

 

オーマジオウの力により、弾丸は消し炭となった。それを見た(ヴィラン)たちは、更に恐怖して逃げ出す。

しかしそれを、総一は許さなかった。

 

「何処へ行く?」

〈カブト〉

 

カブトのライドウォッチを使用し、クロックアップで(ヴィラン)達の前に移動する。

 

「「「なっ!?」」」

 

「コレを喰らえ」

 

〈カブトの刻!!ライダーキック!!〉

 

「ハァッ!!」

 

「「「がぁっ!?」」」

 

総一はオーマクリエイザーとオーマデストリューザーを押し、仮面ライダーカブトのライダーキックを、威力を弱めて(ヴィラン)たちに叩き込んだ。

叩き込まれた(ヴィラン)たちは吹き飛び、床に転がって気絶した。

もう(ヴィラン)たちが動けないことを確認した総一は、月読たちへと歩み寄る。

 

「月読、詩乃、直葉、優乃おばさん、揚葉おばさん、怪我はない?」

 

「う、うん、大丈夫だよ?」

 

「貴方のおかげで、なんともないわ」

 

「ありがとう!!ソウ君!!」

 

「総一くん、ありがとう」

 

「総一くんのおかげよ」

 

「良かった…………他の皆さんは?」

 

「大丈夫だぞ!!坊主!!」

 

「誰も怪我してないわ!!」

 

「良かった………本当に、良かっ………た」

―ドサッ―

 

「そ、総一君!?」

 

「総一!?」

 

「ソウ君!?」

 

「我が魔王!?」

 

人質全員に怪我がないことを聞いて安心したのか、総一は仰向けに倒れて変身が解除し、意識を失った。

 

to be next page




今回はここまでです!!

次回は総一がある存在と出会い、あの人と再会します。
次回も是非読んでください‼️

アンケートにご協力お願いします‼️総一とオリキャラたちとの原作までのオリジナルストーリーを読みたいか、もう原作に突入して紹介だけの方が、皆様のご意見をお聞かせください‼️

  • 総一とオリキャラとの原作前の話を読みたい
  • 原作に突入しオリキャラは紹介だけ
  • 原作突入してオリジンの話で書いてほしい
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