仮面ライダートリガー   作:辰ノ命

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イズちゃんが可愛いんじゃあぁ^〜

さて、兆たちは幹部ウヅキを倒せるか?
それではどうぞご覧ください。


第4劇「散弾活用」

〜 BAR TRIGGER 〜

 裏路地にひっそりと佇む隠れたバー。経営するマスターはさる事ながらその腕はかなりのもの。雰囲気もゆったりしており、1人で来るには最高の場所。ただ、ここを知る者はごく僅かであり、まさに隠れた名バーと言ったところだ。

 そんなバーでオススメなのが、そう。言わなくてもわかるだろうが…… ミルクだ。まるで赤ちゃんに帰ったような感覚を覚える。あぁ… 最高だ。こんなひと時がずっと続けばいいのに。俺はもう一杯おかわりを求めるのだ───。

 

 

「兆さん。さっきから独り言してどうしたんですか」

 

「俺の朝はこうして始まるのさ…」

 

「もう昼ですよ」

 

「ふっ… 俺からしたら朝なんだよ」

 

「え、だって12時過ぎてますよ?」

 

「うるせぇよ!!! 物の例えってやつだよ!!!」

 

「逮捕(奢らなければ)」

 

「なんでっ!?」

 

 

 現在、お分かりの通りであるが、兆は新たなフィガンナイフ製作の為に機材を取りに来た。もちろん1人ではなく、永理が付いてきた。

 逃げも隠れもしないよトリガーさんはね。と、言うか目の前にいるんだけどさ。

 

 

「で、まぁ、マスター。俺はしばらくRIVERSに囚われの姫になるらしいから」

 

「… そうか。迷惑かけるなよ」

 

「逆に迷惑かけられてるんだよなぁ」

 

 

 すると永理が肘で、兆の脇腹を突いてきた。そろそろ戻るぞ、とでも言いたいのだろう。ため息をついて自室へ向かい、そこで機材を風呂敷に包み込み、部屋から出ると永理がいなくなっていた。

 

 

「……あれ?」

 

「彼女なら外だ」

 

「全く危ないね。俺が逃げるかもとか考えないのか」

 

「それは違うと思うぞ」

 

「え?」

 

「きっと彼女はお前のことを信じているんだろう」

 

「信じる?…… ないない。あの娘に限っちゃないわ」

 

「ふっ。それじゃあ、気をつけて行ってこい」

 

「大丈夫大丈夫。RIVERSに一時入ったってだけで、すぐ戻ってこれるしさ。それに俺の家はここなんだから… ま、じゃねマスター」

 

 

 振り向かず手を振り、ドアを開けると、そのすぐに横で待っていた。なにやらメモを取り出してそれを見ている。

 

 

「よう待ったかい」

 

「… あ、よく逃げませんでしたね。逃げると思ってましたよ」

 

「ほら見ろこれだよ」

 

「もし逃げたとしても、私にかかれば数秒で捕まえてしまいますがね!」

 

「そうですか。で、そっちはなーに見てたの」

 

「ん…? これですか? この近くで美味しいお店が書いてあるだけのメモ帳ですよ。これを見てるだけでお腹がすいてきますよえへへ」

 

「仕事に使おうね!」

 

 

 そんなんこんなで2人はRIVERSに戻るのであった。

 

 

 

>>>>>>>>>>>>>>>

 

「へぇ〜、これがフィガンナイフですか」

 

「まぁね。さてさてどう仕上げてあげようかな」

 

 

 兆は早速RIVERSの奥の部屋にある研究室で新たなフィガンナイフを製作していた。それに興味を示したのか、研究員としての血が騒ぐのか、孝四郎はまじまじとそれを観察している。

 一方で作業している間に、巧也達はウヅキの動きを追っていた。

 

 

「佳苗。ウヅキに動きは?」

 

「ウヅキかどうかはわからないけど、そこの周辺で記憶を失っている人が多く出ているそうよ。まぁほぼ確定ね」

 

「… これ以上被害を増やすわけにはいかない…」

 

「そうね…」

 

「まさか… 奴を頼る事になるなんてな」

 

「… トリガーのこと?」

 

「あぁ」

 

「あなたにとっては仇だからね」

 

「奴は許さない。必ず捕まえて見せるさ。ただ… 例えこれが奴の狙いだとしても、なにをしてでも守らなければならない。俺は父の正義を、信念を貫く」

 

「ふふっ、あなたらしいわね」

 

 

 それから研究室のドアを誰かが叩いている。このバカっぽい叩き方は永理だとすぐにわかる。

 ほら、やっぱりそうだと思った。お盆にお菓子と湯呑みが置かれている。差し入れは嬉しいのだが、お菓子が不自然に半分無くなっているのが丸わかりである。

 

 

「差し入れに来ましたよ〜」

 

「ありがと」

 

「お菓子半分食べちゃいました」

 

「隠す気ゼロか!?」

 

「私は… 正直者なので!」

 

「そこでドヤられてもなぁ…」

 

「それで、例のブツの進み具合は?」

 

「ま、順調だね。今の所は」

 

「今の所は?」

 

「天才的でカリスマな俺でも、これだけのもん作るときは失敗する可能性だってあるのよ」

 

「へぇ〜… あ、兆さん」

 

「あ?」

 

「セイブドライバー… でしたっけ? あれどこで手に入れたんですか?」

 

「あぁ… あれね。マスターん所に世話になる前から持ってた。使い方とかはまぁ適当にやってたらできたし、んー…… 俺もいつ手に入れたのかって言われるとわからない」

 

「そうですかぁ… その帽子も前からですか?」

 

「これはマスターがくれたの」

 

「…… あれ? 研究員ですよね?」

 

「だから俺は本物ですから」

 

 

 すると、ドアの向こうが騒がしくなり始めた。予想はしていたが、ウヅキに動きがあったことは間違いないだろう。

 それからすぐドアが開けられ、巧也が命令を下す。

 

 

「ウヅキが動き始めた。人手は足りない… が、市民が危険だ。直ちに現場に急行する!! 永理、お前は兆と居ろ」

 

「あ、了解です!!」

 

「兆… 間に合うか?」

 

 

 心配そうな顔で兆を見てくるが、ニヤリと笑い返し、指を銃の形にして帽子をクイッと上げて見せる。ただ、ゆっくり作業はしてられなくなったな。

 巧也は残りのRIVERSをかき集め、その場から離れる。

 

 

「── さて、ここからどうするか、だな」

 

「兆くん」

 

「あ、はい?」

 

「僕にも手伝わせてもらってもいいかい?」

 

「孝四郎さん。気持ちはありがたいけど、これは複雑でそんじょそこらの機械弄るのとは訳が違っ──」

 

「これでいいかい?」

 

「…っ!」

 

 

 普段敬語なのに俺に対しては使わないのか。と、兆は思ったが距離が縮まったようで嬉しいようだ。いやそんなことどうでいい。さっきまでこれに関して全く知らなかった男が、パソコンに映し出されたフィガンナイフのプログラムを理解し、見事接合してみせた。

 

 

「… 孝四郎さん」

 

「なんだい?」

 

「あんた最高だよ」

 

「そう言ってもらえて嬉しいよ… 次はどこだい? ここを回路をこうすればいいのかな?」

 

「えぇ、さすがで」

 

「これでも研究員だったからね。さ、急ごう」

 

 

 それから作業効率はかなり早くなり、みるみるうちにフィガンナイフが形を作られて行く。そしてついに、2人の無駄のない動きで完成した。

 

 

「よっしゃぁぁぁぁぁッッッ!!! 完成したぜっ!!!」

 

「おぉ!! 兆さんも孝四郎さんもお疲れ様です!!」

 

 

 孝四郎は疲れたのか椅子に座ると、グタッとしてそのまま寝てしまった。無理もない。流石の天才といえど、このフィガンナイフの複雑なプログラムを短時間のうちに完成させるには、かなりの集中力を要するのだから。

 

 

「そのフィガンナイフは…?」

 

「これは " サードガンナイフ "。こいつの火力なら、あのウヅキでさえ耐えられないだろうよ」

 

「では、それ持ってサッと行きましょう!」

 

「お、そうだな」

 

 

 2人はRIVERSを出て、パトカーに乗ろうとするが、なんと1台もなくなっている。巧也がこんなミスする筈はないが、何かの手違いが生じてしまったのだろう。

 

 

「え、ど、どうしましょう!? ここから距離ありますし、走って行くなんてとても…!!」

 

「…ふっ。ふふふっ。ふふふふふふふふふふふふふっ」

 

「な、なんですか。その気持ちが悪い笑い方は」

 

「俺はあのトリガーだぜ。数々のエリアを渡るのに、移動できる物を用意していない訳がーーない」

 

「そ、それは一体…!」

 

「ふふふふふふっ。よし、見せてやろう…… スゥゥゥゥ… バオちゃぁぁぁぁぁぁんっ!!!」

 

 

 兆の叫び声は辺りに響き渡り、しばらくすると馬の蹄の音が遠くから聞こえてくる。永理は音がする方向を見てみると、黒い毛並みの馬が一頭こちらに向かってきている。ただ、それは普通の馬ではなく、どうやら機械でできているようだ。

 

 

「よーしよしよしバオよく来てくれたな」

 

「この子は…?」

 

「こいつはバオ。正式にはBLACK KINGって言うんだけど、愛称があった方がなんか良くない?と思ってバオって言ってる」

 

「ほうほう」

 

「んじゃま、お背中失礼…」

 

 

 バオは乗ろうとした兆を振り払うように地面に落とす。そして踏みつける。それから蹴る。踏む。蹴る。

 

 

「もう!! 何すんだよ!!」

 

 ブルルルルゥ…

 

「ブルブルじゃないよ!!」

 

 

 無理やり乗ろうとする兆ではあったが、後ろ足で蹴られ、ゆっくりと踏まれる。

 

 

「バオちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!!」

 

「嫌われてますね」

 

「反抗期なの!!」

 

「もしかして名前が気に入らないとかじゃないんですか?」

 

「んなわけあるか!! バオちゃんはバオって名前が気に入ってるんだよ!! なっ!!」

 

 

 しかし踏まれる。

 

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

「ふざけてないで行きますよ! 課長たちが待ってますから!」

 

「いや、だけどさ。この子機嫌良くないと乗らせてくれないのよねー。全く困った子なんで乗っかれてるんですかねぇ?」

 

「乗っけてくれました」

 

「あ、そうなの」

 

「さぁ、行きますよバオさん!! はいよー!!」

 

「え、ちょ、なんで走るの!? 主人俺だってちょっと待って!!ちょ、待てよっ!!!」

 

 

 

 

 >>>>>>>>>>>>>>>

 

 状況は最悪だった。

 ただでさえ人がいないにも関わらず、こうまであっさりと全滅させられてしまうなんて。それほどまでに幹部との差は歴然といったところか。

 

 

「RIVERSの課長さん。あんた流石だな。この状況下で全く引こうともしないし、ましてや部下を庇いながら俺とやり合うとはな。敵ながら天晴れだ」

 

「はぁ… はぁ… ウォンテッドに褒められるとは… 素直に喜べないな」

 

「ま、そんな訳でその記憶。そろそろ奪わせてもらおうかな」

 

 

 怪人態となっている今、記憶を奪うのは人が呼吸をするように、至極簡単にできる。巧也の頭に手をかざすと、白い靄が現れ記憶を吸い取り始めた。

 

 

「ウヅキ。お前が俺の記憶を奪ったとしても、奪えないものが一つある」

 

「なに?」

 

「俺の… 正義だっ…!!!」

 

 

 その瞬間、ウヅキの胸に銃を当て撃つ。この至近距離から弾を受けたとしても、通常の銃であるならばウォンテッドに効果はない。ただし、巧也が手にしていた物は彼がいつも使っているよな物でもなく、孝四郎が作ったものでもない。

 

 

「ぐっ… そいつは… トリガーの!!?」

 

「トリガーじゃない。兆から託された。あんたならこれくらい使えるだろうってな」

 

「なるほどな。だが、生身のあんたに一体なにができる? 体力的にも問題あるだろ?」

 

「あぁ… だが、時間稼ぎにはなったようだな」

 

「なんだと?」

 

 

 すると巧也の背後より、銃声が聞こえたかと思うと、ウヅキに弾が命中していた。こちらはライトニングウエスタンであり、兆は痛そうに手を振っている。

 

 

「課長!!」

 

「永理!! 間に合ったんだな…」

 

「はい。遅くなりました。というか、パトカーがなかったんですよ!!」

 

「な、なに!? 全く… 後で言っておくか。幸いこちらはギリギリ死亡者は出ていない」

 

「よ、よかったです…」

 

「…… 遅いぞ、兆」

 

 

 巧也は兆に近づき、肩に手を置きガーツウエスタンを渡す。そして長く戦っていたせいか、傷を負っており、その場で座り込んでしまう。

 

 

「後は任せて」

 

「頼んだ…」

 

「さて、永理。周りの人頼んだぜ。それからバオは好きに使っていいから」

 

 

 セイブドライバーを腰に装着し、ファーストガンナイフを起動させ、左側へ差し込んでハンマーを起こす。

 お決まりのポーズをし、トリガーに指をかける。

 

 

「行くぜ。ウヅキ…… 変身っ!!!」

《 ファーストガンアクション!! トリガー!! リボルヴリボルバー!!》

 

「…… なぜサードじゃないんでしょうか?」

 

「恒例なの!! いきなり新フォームに変身するのはだめってきまりがあるの!!」

 

 

 ウヅキは指を鳴らすと、トリガーに向かって銃を撃たながら走ってくる。それらをかわしながら、ガーツウエスタンで打ち込んで行く。

 

 

「今日はお前の神様に罰当たりの日だ!!!」

 

「意味がわからん!!!」

 

 

 隙のない動き。さすがは幹部だ。ただ、自分の為にここで戦ってくれていた人達の為に、記憶を奪われてしまった人達の為に決して負けるわけにはいかない。

 

 

「はぁっ!! ぉらぁっ!!」

 

「くっ、ふんっ!!」

 

 

 お互い譲らぬ格闘戦。トリガーの方が見た目は優勢に戦っているように見えるが、実際はウヅキにはそこまで効果がないようだ。やはり力技で押し切られ、トリガーは一発もろに食らってしまった。

 

 

「ぐはっ…!!」

 

「無駄だ。いくらお前が力を付けたところで、俺との力の差は見てわかる通りだ。諦めろ」

 

「おいおいさっきの会話聞いてなかった? まるでなんか対抗策作ってきたような感じしなかった?」

 

「対抗策?」

 

「お前をぶっ潰せるだけのとびっきりを… なっ!!!」

 

 

 トリガーはウヅキを蹴り飛ばし、バク転をしながら後ろ下がる。それから脚につけたホルダーからサードガンナイフを取り出し、起動させる。

 

 

「あらよっと!!」

《 THREE 》

 

 

 ファーストガンナイフを抜き、サードガンナイフを差し込む。《SET》の音と共に、ハンマーを起こす。

 

 

「硬い相手には、火力で押し通す!!」

 

 

 引き金を引くと、目の前に新たなアーマーが弾け飛ぶように現れ、それと同時に巨大なショットガンも現れる。ショットガンから放たれた無数の弾丸は、散らばったアーマーを捉え、トリガーに装着されて行く。

 

 

《サードガンアクション!! トリガー!! ショットショットショット!!》

「さ、第2ラウンドと行こうじゃねーか」

 

「肩パッド付いただけじゃ俺には勝てねーぜ!!」

 

「うるせぇ!! 肩パッドは男のロマンやろがぁぁぁぁぁ!!!」

 

「グボァッ…!!!?」

 

 

 たった1発のパンチがウヅキの腹部に入った。しかし妙な感覚を得た。パンチ力もさる事ながら、そのたった1発が重過ぎる。いや、ただ重いわけではない。まるで無数の拳が同じ箇所を何度となく突くように。

 

 

「言っただろ? 肩パッドは男のロマンだとよ」

 

「くそっ…!!」

 

「まだまだ行くぜぇ!!」

 

 

 1は30。2で60。3で90。たった3発のパンチが90発分の重さとなり、ウヅキに襲い掛かる。例え幹部の防御力を持ったとしても、これだけの数量を受け止めきれるはずがない。

 

 

「ただし蹴りは含まれないのだ!!」

 

 

 トリガーの放った蹴りには、サードの効果は無くあくまで腕のみ。ただし、これほどまでの破壊力を全身に設けるとすると、それなりのリスクがかかる。ならいっそのこと、1部位のみに絞ればいいだけのこと。

 

 

「2兎を追うものは1兎も得ずって言うだろ?」

 

「こんなはずじゃ…!!」

 

「更にこいつだ!!」

 

 

 どこからともなく取り出したガジェット。" サードポンプ " を取り出すと、ガーツウエスタンにそれを組み合わせる。するとまるでショットガンの様な形に姿を変えた。

 

 

「その名も" サードウエスタン "ッ!!!」

 

「前と変わらないですね」

 

「うっせーぞ外野!!」

 

 

 するとウヅキは両腕に力を込めると、なんとみるみるうちに太くなり、より一層硬くする。その状態で走って近づいてくるが、冷静にギリギリまで待ち、サードウエスタンを構えて放つと、散弾となってウヅキを大きく吹き飛ばす。

 

 

「こんな… バカなっ!! たった1日でこんな…!!!」

 

「いよいよ幕引きだ… 終わらせるっ!!!」

 

 

 サードウエスタンを投げ捨て、ドライバーのハンマーを起こし引き金を引く。両腕に力を込め、ウヅキに向かって走る。

 

 

「くぅらぁ…えぇぇぇぇ!!!」

 

「畜生がっ!!!」

 

 

 腕をクロスさせ防御態勢を取るが、トリガーの腕から放たれた無数の一撃は、防御を壊してウヅキの懐を直接ぶち抜く。

 

 

《ショット!! ファイア!!》

「はぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」

 

「グワァァァァッッッ!!!!!」

 

「今日の俺も… あ、勝利の日!!」

 

 

 

 

 >>>>>>>>>>>>>>>

 

 あれで倒したと言ってもいいのだけれど、爆発したらキラーズガンやら壊れると思ったら全くそんなことはなかった。それで見す見す逃してしまったというわけだ。

 

 

「助かった。ありがとう兆」

 

「いやいや俺もあの時間稼ぎなかったらやられてた。助かったのは俺の方」

 

 

 RIVERSに戻り、一息入れている。孝四郎はまだ寝てるようだし、相当お疲れのようだ。

 

 

「…… だが、トリガーについて忘れたわけじゃない。あいつはいつか必ず逮捕する。このウォンテッドとの戦いが終わるまでの間は一時休戦だ」

 

「… そっすかい」

 

「ウヅキは逃してしまったが、しばらくは動こうとしないだろう…… みんな今日は本当にご苦労」

 

 

 笑い声が響くRIVERS内、しかし外では怪しい影がゆらりと動いていた。その影は巧也を見ている。

 

 

「人の限界は人が思っている以上に底が見えないものだ」

 

 

 影の手には何かが握られている。何処かで見たことがあるような形をしている。

 ただしそれはこの世に2つしか存在し得ない。二つ目のセイブドライバーである。




やる毎に文字数が無くなって行くの草生えますよ。
まぁグダるよりはマシでしょ(開き直り)

はい!では次回、第5劇「畑日和」

宿命のトリガーを引け!!
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