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第4話
・・・・・。
・・・・・。
「・・・あれ?」
千鶴が思わずといった様子で首をかしげる。
おそらくどこに言ったんだ、と彼らが声を荒げる場面を想像していたのだろう・・・。
と、そのとき。
「ぎゃ嗚呼あああっ!?」
彼らの絶叫が聞こえてきた。
「な、何・・・!」
ここは静かに隠れていた方がいいだろう。
「畜生、やりやがったな!」
「クソ、何でしなねぇんだよ!
・・・ダメだ、こいつら刀がきかねえ!」
私は路地から顔を出してかけてきた道を覗き込もうとした千鶴の目を塞いだ。
「あんな大きな悲鳴の原因なんて見ないほうがいいよ」
千鶴は言われた言葉に納得したのかコクコクと頷いた。
「ひ、ひひひ・・・」
「た、助け―――」
浪士の必死の命乞いが聞こえてくる。しかしその直後、
「うぎゃ嗚呼ああっ!?」
「ひゃはハハハハハ!!」
断末魔に、甲高い哄笑が重なった。
しばらくすると何かを切り刻む音が連続して聞こえ始めた。
しかしその音は何かを一閃するような音と同時にぴたりと止んだ。