魔法少女リリカルなのは~竜の国の社会勉強録~   作:ショウマ

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プロローグ
その1 少女の旅立ち


 

 

 とある次元世界のとある場所に存在している、森と湖に囲まれた自然豊かな国。

 

 水面は美しく透き通り、木々は青々とその腕を広げ緑を育む。

 

 気持ちよく空を舞う鳥達は唄い、動物達はそれぞれの生態系を崩さないように、調和を築いている。

 

 聖竜王国セイティーグ。

 

 それは一つの大陸ごと結界に覆われている世界。

 

 そこは、創世の時代から生きている[白の竜神]にして、[神竜王]セフィルスが住まう場所である。

 

 この地で生活している者は、大きく二つに分けられている。

 

 一つは、セイティーグの王であると同時に自分達の長でもあるセフィルスを護り、仕えている[聖竜族]と呼ばれる竜人達。

 

 巨体であり無闇に力を振るわないように竜としての姿を普段は隠し、人間として生活している者達で、種族……竜種にもよるが人には無い多様な力や特性を持ち、遥かに永い時を生きるがその数は決して多くない。

 

 長い時で培った高い技術レベルと共に、一部に限られる人間達と違い聖竜族はそのほとんどが、多くの世界に存在してはいるが目には見えない、魔力素という物を用いて〈魔法〉という力を扱う。

 

 使用する魔法をひたすら特化させることに長ける彼らだが、様々に趣向を凝らし創意工夫する人間達と同じことが出来る者は、非常に少ない。

 

 そしてこの地で暮らすもう一つは、竜では無い人間達。

 

 外敵やいざこざに巻き込まれたりして、家や国家、大陸はおろか、中には世界ごと居場所を無くしてしまった人々が生活している。

 

 そして、この世界で唯一の城――セフィルスの住む王宮からは常に暖かで神聖な力が放たれ、人々や動植物達には安らぎを与えると共に、外世界からの悪意ある存在の侵入を防いでいた。

 

 

 物語はここから始まる。

 

 

 王宮内の一室。

 

 静かに扉が開かれると同時に、暗かった室内を天井から明るい光が照らす。

 

 数多の魔法の中では、基礎的なものとして数えられることが多い〈明かり( ラ イ ト)〉。

 

 昔、助けた人間から伝わった“望むタイミングで魔法を発動する技術”を応用して、特定の魔法の効果を半永久的に発揮する魔法具に転用。

 

 特に〈明かり〉は部屋の主が出入りする際や、決められたキーワードで効果の有無を切り替えたりなど日常的な使用頻度も高く、初歩の魔法のために必要な魔法具も簡単で良いということで、今では王宮のあちらこちらで使用されていた。

 

 魔法の明かりで照らされた室内にあるのは、扉のある角以外の三隅に置かれた三つの家具だけ。 特に飾り気も無いベッドと簡素な机。

 

 

 残る一ヶ所には、下に三つばかりの引き出しと、上部は透明な戸で中の物が確認出来て、背は低く横に幅を取る大きめの陳列棚が置かれていた。

 

 中には、色々な色の液体で満たされた同じ形の小瓶が、色ごとに段や仕切りで分けられて並んでいる。

 

 床にはまだまだ余裕があるが、置かれている物はそれだけである。壁掛け等も全く無い、どこか空虚な感じを受ける部屋。

 

 そんな室内に入ってきたこの部屋の持ち主は――例え人間として見ても――まだ幼い少女だった。

 

 真紅。

 

 少女を見た者で最初に目を引くのは、やはりその燃え盛る炎のように(あか)い髪。

 

 その色に埋もれて目立たない赤いリボンでポニーテールにしているが、それでも腰よりも下に髪先があり、その目立つ真紅は夜目にも目を引くだろう。

 

 左手には鞘に入った青みがかった刀を持ち、体の線にピッタリと合った黒いアンダーウェア。胸や腰周り、肩や腕、脚といった部分部分に紅いプロテクターを身に付けている。

 

 鍛練でもしていたのか、少女の顔は上気してうっすらと汗ばみ、額には光る物が浮かんでいた。

 

 自室に帰ってきた少女は扉を閉めると、真っ直ぐに左手側に置かれた――少女の背より少し高い――棚の方へ、疲れた様子を見せずに足を進める。

 

 目の前に立つと同時に、上部の透明な戸が観音開きに開かれる。

 

 少女の髪と同様に紅い目は、小瓶が置かれていない中央部――そこにある写真立てに向けられていた。

 

「……ただいま戻りました。そして、遅くなりましたが初期訓練課程を終了しました、姉様」

 

 感情に乏しい、抑揚なく淡々と話すのは低めの声音。

 

 写真の中の人物は二人で、歳こそ違うが姉妹らしく顔立ちはよく似ている。キョトンとしている今よりも幼い紅い少女自身と、隣で微笑んでいる対称的な澄んだ湖水のような蒼い女性。

 

 この写真を撮った人物が、旅行先からのお土産で持ち帰ってきた機械で撮影した物で、劣化しないように永続保存の魔法がかけられていた。

 

 そのおかげで、当時から長い時が過ぎてしまったが、今でも変わらぬ画質を保っていた。

 

「……長期作戦行動からは、いつ戻られるのでしょうか」

 

 炎の色とは裏腹に、少女の紅い目には寂しさの色が濃かった。

 

 刀を床に置いて壁に立て掛けさせる。

 

 少女が身に付けていた紅いプロテクターが、カチという音を立てて身体から外れた拍子に一瞬浮き上がり、そのままそこから消え去ってしまう。

 

 次いで、少女は右手を身体の横の何もない空間に伸ばし……そのまま指先から順に消えていく。

 

 “亜空庫”と呼ばれる、特別な技術で作られた個人用の狭くて、小さな物置として用いられる特殊な空間。

 

 そこから、空になっている小瓶を次々と取り出して、同じ物が並んでいる棚の端に置いていく。

 

 全て取り終えたのか、作業を終えるとそのまま今度は、中身が入っている小瓶を亜空庫に入れ始めた。

 

「……治療薬、また補充しないといけませんね」

 

 そう言うと、空き瓶ばかりが目立ち、中身入りが残り数本となった陳列棚の戸を閉める。

 

 少女の身を包んでいた黒いアンダーウェアが伸縮し、やがて左手首に集いリストバンド状になる。

 

 それを外し、残る下着も脱ぐ。

 

 棚の下にある引き出しを三つとも全て引いて、下段からタオル、隙間の多い中段からは下着と黒いリストバンドを無造作に取り出す。

 

 水を必要としない特殊なタオルで汗や汚れを拭き取り、下着を履いて、リストバンドを身に付ける。

 

 上段から無地なズボンと上着を取り出して着ると、タオルや脱いだ下着類を、空いたそれぞれの場所に収めていく。

 

「処置」

 

 命じて作動し始めたそれから離れると、少女は対角線上にある机の方へ。

 

 そこにある『アルバム』と書かれた厚い一冊の本を手に取り、ベッドへとゆっくり歩いていく。

 

 ベッドに腰掛けると、持ってきたアルバムを開く。

 

 中には先の人物が撮った写真が納められており、少女が小さな頃に気に入って貰った他の世界の風景や、セフィルスこそ居ないが王宮にいる竜人達と彼女の姉妹達が写っていた。

 

 最後のページの写真――本を持った気怠そうな黒い少女と、その子に何かを言っている幼き自分、笑ってサムズアップしている同年代の緑の少女。

 

 三人の後ろには、通りすがりらしい少し年齢が上の、白銀の少女の横顔が小さく写っていた。

 

 一通り見終わってアルバムを閉じた時。

 

『――ルティ。ルティシア、すまないが出かける用意をしてこっちに来てくれないか?』

 

 指定した誰かと話す〈遠話〉の魔法で、少女――ルティシアは男に呼びかけられた。

 

 それは、セイティーグの守備隊を率いて、少女の上司でもある人物。

 

「……分かりました、すぐに向かいます」

 

 答えると、立ち上がった少女は机の上にアルバムを戻し、置いてあった刀を手に取る。

 

「……用件が分かりませんが、一応持っていきましょうか」

 

 亜空庫に刀を仕舞うと、棚の写真立てに向き直る。

 

「……ちょっと行ってきます」

 

 挨拶を終え、踵を返すと扉を開け部屋の外へ。

 

 カチャ、と小さな音を立てて扉が閉ざされると、部屋は再び闇に閉ざされた。

 

 部屋を出たルティシアは真っ直ぐ目的地に向かおうとして、思い直し隣の部屋へ。

 

 軽くノックし、そのままいつも返事がない主がいる部屋の扉を開ける。

 

 明かりが灯された部屋は、ベッド以外が乱雑に散らかっていた。

 

 荒らされたわけではなく、常にこれである。

 

 しかし、人が居ないことだけを確認すると、ルティシアは扉を閉める。

 

「……今日も居ない。動く子じゃないのに。それに、王宮の中も最近は人が少ない気がします」

 

 そう一人ごちると、ルティシアは今度こそ目的地を目指して歩き始めた。

 

 

 

 執務室とおぼしき部屋で、机に向かっている男は書類へとペンを走らせている。

 

 見た目は少年と青年の中間くらいで、ごく僅かに赤が混じった黒い髪と瞳をしていた。

 

 終えた物を横にずらして、次の書類に手を伸ばして手元に移す。

 

 少しペンを止めて一息入れたところで、コンコンと軽いノック音がして、木製の扉が来客を告げる。

 

「……シャインネル隊長、ルティシアです」

 

 扉の向こうから聞こえてきたのは、余り感情が感じられない抑揚の無い少女の声。

 

「ああ、入ってくれ」

 

 扉の向こうに居る少女へ声をかけると、男は再び机に向かって書類作業を再開する。

 

「……失礼します」

 

 扉が開き、少し隙間が出来ると少女はそこから顔を覗かせて――。

 

「……失礼しました」

 

 ――部屋の中を確認した途端、少女はすぐに扉を閉める。

 

「待て待て待て!? 今来たばかりじゃないか!?」

 

「……書類の山を見たら引き返した方が良いと、姉様達が」

 

 慌てて声をあげる男に対して、扉の向こうからは冷静にそんな声が返ってくる。

 

 諦めたルティシアは扉の外で嘆息を吐くと、意を決して扉を開ける。

 

 ようやく部屋に入ってきた少女に、男は苦笑いを浮かべた。

 

「知っていると思うが、私は書類仕事が苦手だからな。山のような書類に囲まれるのは、実によくあることだ」

 

「……自慢にはなりませんし、十メートルを越える山脈は既に業務に差し支えてるt」

 

「さて、今回、君に来てもらった理由だが」

 

 ルティシアの言葉を遮りつつ、書類作業を進めながら男は話しだす。

 

「ルティも知っている通り、私達聖竜族はその絶対人数が少ない。保護をした人々を守りつつ、近隣の世界や次元世界を護り続けることは、恐らく今後はどんどんと厳しくなっていく」

 

「……はい」

 

 それは古来から、彼ら聖竜族に課せられている使命。

 

「今はまだセフィルス様の結界で守られているこの国だが、お体を悪くされているセフィルス様のご容態次第ではどうなるか分からない。三王女様方のお話では、治療術も徐々に受け付け難くなっているそうだ」

 

 ここ最近になって、彼らの長である守護神に来した変調は、不安を煽らないために今はまだ他の人間達には知らせていない。

 

 大きな変化ではない。

 

 本当に微かな兆し……だが、確実に変化は起きている。

 

「まだ先の話とはいえ、備えは必要だ。特に、邪竜や魔族、さらに別の異界のモノ達が活発になりつつある今は」

 

 この地を狙う存在は多い。

 

 豊富な自然に魔力素もそうだが、何よりも“神”と呼ばれる者達の中でも、力ある一柱でもあるセフィルス自身の力を狙って。

 

 そこでようやく男――シャインネルは書類に走らせていたペンを止めて、視線を上げる。

 

 彼の黒みがかった赤は、ルティシアの真紅とはちょうど好対称とも言える。

 

「……そのための私たち姉妹です。軍事、内政、外界。少ない人数を補うために生まれた、私たちセイティグの名を持つ[竜造竜人]」

 

 聖竜族はもともと人数が少ないが、永い時を生きる関係で成長が遅く、出生率そのものも低い。

 

 かといって助けを求める者達を見捨てることも出来ない。

 

 苦渋の決断に迫られた彼らは、他の状況を想定して研究され、使う予定は無かった技術の使用に踏み切った。

 

 当然、その事情を知っているシャインネルはルティシアの話を聞くと、一瞬沈痛な表情を浮かべた。

 

 だが、その表情は本当に一瞬でごく僅かなものであり、ルティシアに気付かれる前に消え去っている。

 

 ――踏み切ったことに後悔はしない。すれば、それこそ生まれてくる彼女達の命への冒涜だ。責任を負う必要があるなら、全て私がとる。

 

 そう言ったのはシャインネルであり、枷を背負うことに彼は後悔しない。

 

「生まれた理由は確かにそうだ。だが君の姉達にも伝えているが、最終的な道を決めるのは君たちだからな? 現在、現地の仲間と共にその地を守るため、そのまま滞在している者も居る。もちろん、ここが緊急時にはすぐに帰還してもらうが。私達は、[家族]である君達の意思を尊重する」

 

 抑揚なく語るルティシアに、シャインネルも子供に話しかけるかのように語る。

 

「……ここ以外の仲間……ですか? 私には必要ありません。それに、出来るとも思えません」

 

「さて? ルティシア、それは今からの君次第だよ」

 

 さあ、初任務だぞーと楽しそうに話すシャインネルに、ルティシアは相変わらず感情の籠らぬ視線を返している。

 

「基礎の戦闘訓練……刀法、体術、闘気法が終わった今より、君には次の段階である感情訓練に移ってもらう」

 

「……隊長。私たち戦闘が専門である存在に感情は」

 

「ルティ。心無き力は破壊と悲しみしか生み出さない。そして、その力は心ある力には遠く及ばないものだ」

 

「必要ありません」と、そう言おうとしたルティシアだが、察したシャインネルは最後まで言わせない。

 

 諭した上で、「君達は機械ではないのだから」と付け加える。

 

「今回ルティに向かってもらうのは、新たに見つかった次元にある地球。他の次元にある地球と同様に、ここにも多くの人々が生活している。そこで、姉達と同じように最も感情が豊かな場所、つまり学校生活を送ってもらう。残念だが……ここにいるとどうしても、戦闘第一となってしまうからな」

 

 侵略者に対する緊急的な出動や、ごく稀にいる結界内にまで潜り込んでくるような敵の可能性。

 

 腰を落ち着けて出来ないということで、慎重な調査によって安全な世界が選ばれる。

 

「……その世界に危険性等は?」

 

 シャインネルは、机上で別にしてあった資料を手繰り寄せる。

 

 そして、それをルティシアの前へと転送する。

 

「事前調査では、“我々にとって”の脅威は見つかっていない」

 

 あくまでも、自分達にとっての脅威。

 

 つまり、人間同士の争い等はあるのですね? と問うルティシアに、首肯を返しシャインネルは口を開く。

 

「ただ、時折何かの魔力反応が見受けられる。よって、それの調査も兼ねてルティの[社会勉強]とする」

 

 

 

 シャインネルが呪文を唱えると、ルティシアの前にいくつかの道具が現れる。

 

 紅色のサイドポーチ。

 

 白い霧状の何かが詰まった小瓶がいくつか。

 

 獅子を型どったようなモノがついた指輪。

 

 そして、黄金に輝く十二個の何かを型どったモノがついたネックレス。

 

「支援物質は以上になる。獅子の指輪は、ルティの中にある魔力の源である、魔晶石を回復させる力を込めてある」

 

 竜造竜人である彼女達は、何故か生まれつき魔力を持っていなかった。

 そこで、技術的に作り出した魔力の結晶――魔晶石を、彼女達は体内に持っていた。

 

「一気にではなく、徐々に回復だから魔法は使い過ぎないように~」と、軽く注意する。

 

「資金や、暮らすための拠点を含めた生活に必要な物は、全てポーチに入っている。そして、一番重要なのは……」

 

 シャインネルが視線を向けたのはネックレス。

 

 それに合わせて、ルティシアも視線を向ける。

 

 若干、黄金の輝きが増した様な気がする。

 

「数多の次元世界で戦い続けた、戦士達のモノだ。だが、いくつかの世界では完全に破壊されたモノもある。そんな[彼ら]は、それでも世界を守るために戦おうとして、この地にやってきた。再生のために」

 

「……これは、動物? 人? 所々が欠けていたり、ヒビが入っているのはその名残ですか?」

 

「完全に直っているのは獅子だけだな。牡羊に、近くのモノの回復と再生を強化するフィールドの力を付与したが、それでもまだまだ完全にはほど遠い。獅子は、たまたま全損じゃなかったために早かっただけだ」

 

「……つまり、彼らから学ぶことが出来れば私も強くなる、と?」

 

「その通り」

 

 それには頷きを返すも、ただと付け加える。

 

「[彼ら]は同一の次元の者ではない。闘いの記憶も、細部で異なることもあるだろう。それに戸惑うことなく学んでいくといい。それはきっと、ルティの大きな力になるだろう」

 

「……分かりました」

 

 ルティシアがシャインネルに向き直ると、小瓶はポーチの中へと収納されそれを腰に取り付ける。

 

 指輪は適当な指にはめて、ネックレスを首にかけた。

 

 それを見て、シャインネルは椅子から立ち上がる。

 

「[セイティーグの娘]であるルティシアの進む道に、白の竜神の加護がありますように」

 

「……ルティシア・セイティグ、出発します」

 

 胸の前で、両手で輪を描くようにしてお互いに敬礼を行う。

 

「よし! 私がかの地まで転送を」

 

「結構です」

 

 即答だった。

 

 はっきりとした拒否の感情もあったような気がする。

 

「そう言わず」

 

「拒否します」

 

 再度の申し出にも、コンマ二秒という早さで拒絶の声が返ってくる。

 

「だが、[セイティーグの娘]を送る最初の一回は譲れない……!」

 

「せめて、他の方に」

 

 続く抗議の声を聞き流した男は早口で呪文を唱え、それを見たルティシアが部屋から逃げ出すよりも早く、完成した魔法を放つ。

 

「〈次元転移魔法(ラズアークゲート)〉! ん? 通信が……」

 

「呪文の途中で他事はやめ」

 

 発生した黒い闇に包まれながら、抗議も最後まで言えずに、少女は旅立っていく。

 





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彼女を襲うは不測の自体
こんなはずではなかったと、少女は深い嘆息を吐く

ルティ「……私はどこで間違えましたか」

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