蒼髪少女(中身青年)のプレイ記録(旧題:ワタシはワタシたりえるか?) 作:鋼色の銅鐘
捏造が激しくなって参りました。
反省してます。後悔もしてます。
アイスボーン始めたりゼロワン観たりしてたらかなり日数経ってて焦りました。
それではどうぞ!
十一月一日
きょうは一ばかりで縁起がいい日だとされている(個人調べ)ので、レアなドロップアイテムと経験値目当てにちょっと遠出をした。
……思えば修行場に篭ったり街で食糧を買い込んだり服を買ったり食べ歩きをしたりとかはしているが、国境とかそのあたりまでの遠出はあまりしていないな。
今後はもっと街の外や他国へも目を向けてみるべきだろう。
ちょうど<編纂部>という情報収集クランが間近にいる訳だし。
それは置いておいて、今日……もといあちらの三日間での最大の成果は亜竜級モンスターが五体も倒せたことだと思う。
中でも地属性魔法と呪怨系状態異常を得意とする【ハイ・カーストレント】が相手していて辛かったが……攻略法が見つかると早かった。
魔法、実体があるなら破壊したり出来るものなんだな……。
あくまでもサンダー(略)を使用した雷属性混合攻撃ありきだけれども。
師匠が前に「お前さんなら普通の【槌士】よりもたくさんの多種多様な怪物共を相手出来る」と言っていた理由が分かる気がする。
こういった点がワタシ達<マスター>の利点であるというのは幾度となく痛感してきたが、ワタシ固有の強みについては未だ実感がし難い。
し難いだけで分からない訳ではないのだが、うむ。
雷を扱えることか、静電気を感知することか、はたまた今後別の何かが発現し得るか。
そろそろなにかしら長所を見つけなくてはならない頃合いなのだろう。
【トール】の第Ⅲ形態への進化の兆しは未だ見えない。
しかしなにもしていないということはないだろうし、なにかしらのデータや傾向を収集している途中なのだろう。
……色々と長くなったので一旦話は戻るが、今日の成果その2としては亜竜級の敵からドロップした装備品やアイテムがいくつかある。
折角なので箇条書きにして性能も大まかに記録しておこう。
・【呪樹の指環】
MPが増え、呪怨系状態異常への耐性を得る
・【亜竜鎧熊の全身革鎧・ネイティブ】
物理ダメージを軽減する、装備制限レベル有り
・【上位氷精の冠】
氷属性魔法威力小強化、MP自動回復速度微上昇
・【苦悶の蛇毒】
アイテム。短剣に塗ったりして使う。
・【亜竜雷虎の頭蓋骨】
アイテム。基本的に換金用だが死霊術師は欲しがるとのこと。
なんだかんだでレアドロップ品が多いのだが、やはりというか革鎧以外使わなさそうなシロモノばかりだ。
今度売り払おう。
これもある種ゲームの宿命ではあるし当たり前だが、直面するとなかなか辛い。
天鱗……宝玉……ウッアタマガッ
嫌な記憶は置いておいて、今日の日記はここまでにする。
明日はなにがあるだろう……。
十一月二十二日
群れを組んだモンスターを効率よく、または亜竜級モンスターを問題なく倒せるようになって来たことでレベリングの効率が飛躍的に上昇した。
そのお陰か、三週間(あちらでは二ヶ月と少し)で【剛槌士】がカンストして4職目である【闘士】もカンストした。
レベリングペース自体はほかの<マスター>に比べると早い、という程でもないらしいが今までに比べれば数倍は早い。
さて、5職目は純粋に物理火力を求めて【壊屋】でも取得して物理型ビルドへ進むか、魔法系を取得して物魔混合ビルドで敵への対応性を引き上げるか、はたまた
明日はオラクルに【カタログ】でも借りるか。
……それはそれとして、話題がもう一つある。
直近、と言える程でもないくらいには時節がいつなのか読めないらしいが、ともかく1年以内には『推定神話級の<UBM>……に嗾けられたモンスターの大群がアムニールを襲撃する』らしい。
カルディナで噂の“議長”のような怪物がウチの国にいる訳ではないので何故これが読めたか、と情報源である<警邏隊>の現リーダー、つまりフォナスに聞けば「数百年前から一定の周期でモンスターを嗾けて来てる、そいつとは国挙げての因縁なんだよ」とのこと。
なんでも、そいつは定期的……というか百と五十年ちょっとの周期でアムニールの近隣(といっても数キロ先)に<アクシデントサークル>を
<アクシデントサークル>はあくまでアクシデントなので発動する魔法はランダムだろう、とは聞いているのだがそいつは“転移魔法が発動するまで”起動を続けているらしい。
このことから少なくとも持っている特性は“魔力圧縮”、“魔力放出”ではないかと仮定が立てられていて、対策もこちらで講じられているが観測した範囲では強力な取り巻きが多数存在する為対策はあっても取り巻きに対応出来なければ無意味だろうとのこと。
しかもそいつは自分が不利と見れば逃げる上、逃げ先がわからないらしい。
……そして今回の襲撃は空き期間がいつもより長い。
つまりあちらも力を蓄えている、と。
かなり大ごとだが……国としては<マスター>に協力を依頼したい、とのこと。
亜竜級をソロで倒せる者が多く、またごく一部は純竜級もソロで倒せる……というのはやはりティアンからしても重要事項らしい。
ワタシのように国の上層部と繋がりのある<マスター>は複数いるとのことなのでそういったメンバーから情報を拡散してもらい、国の方からも働き掛けて人員を募集するそうだ。
……まずは<編纂部>と最近新しく出来た掲示板に情報流すか!
十一月二十三日
今日はオラクルに【カタログ】を借りにアムニール内の<編纂部>拠点へ向かった……まではよかった。
うん、しっかり変装もしていたからよかったんだ。
悪かったのはタイミングとアレの存在くらいで。
……思い出すとちょっと調子が悪くなるな。
しかし書かねばネタにも昇華して笑えないし今後への危機感も持てない。
ざっくりとでも良いので書いてしまおう。
まずは<編纂部>拠点に辿り着いて……
それで、オラクルのいる部長室(仮)に行こうとしたんだった。
その手前の廊下で、這い蹲ってスニーク中のアレに遭遇したと。
頭が痛くなる。
なんで不法侵入が取材の大義名分でまかり通ると思ったんだあの【
あの外見年齢だとリアルでそちらの進路になると思うが企業が受け入れるかわからんぞお前。
とはいえここで年齢詐称なんていくらでも出来るしワタシが実際そうだし。
話が逸れた。
それを背後から取っ捕まえたまではよかった。
ただ、機転を利かされて図星を突かれた挙句最後には逃げ出されたのが最悪だっただけで。
端的に書くと「
本人に聞いてみたところ、思考を限界まで高速で回して当てた、といった感じらしいがそれにしても言動や癖、身体の動きなどといった小さなヒントから推理する能力が可笑しい。
<DIN>所属なのが惜しいしこの日本人特有なマスコミ根性があること自体が惜しい。
生まれる場所を間違えたな。
また話が逸れた。
バレたのは良くない。が、本人はワタシへの切り札として取っておくつもりらしい。
……厄介の種がまた増えた。
お陰で新ジョブも取り損ねてしまっている。
また明日、しっかり正面玄関から訪問しよう。
今日はやたら疲れたな……。
十一月三十日
今日こそオラクルに【カタログ】を借りた。
そして出て来た診断の結果だが、【
物魔混合ルートを進め、とのお告げだろうか。
とりあえず師匠に聞いてみると「そんなジョブは儂の時には出て来んかったな」という返答だったので、いわゆる「
それかティアンによく聞く適性の話で、師匠に魔法の適性が無かったのではないか、とも。
……それで色々唸っていると、唐突に思い出したのだ。
ゾウ系亜人は魔法適性が軒並み死んでるとか前に言ってたなあの人。
それでワタシが適当にジョブクリスタルに触れてみると、転職候補にデカデカと【魔槌士】と出ていたので多分その線が濃い。
やはり<マスター>は卑怯では?
ともかく、【魔槌士】に転職出来……はしなかった。
そもそも前提として魔法職を取得する(カンストはせずともよい)必要があるらしい。
その為その場で適当に【魔術師】を取得して、【魔槌士】も取得。
レベリングがこれまで以上に大変になりそうだ。
そしてあまり考えずにふたつとも取得したが、これで上級職が一つ、下級職が六つ埋まってしまった。
やべえ。
頭打ちがもうすぐに迫ることに危機感を覚えながら、次の上級職に思いを馳せて今日はもう寝ることにする。
……明日はレベリングか。
今回もここまで読んで頂きありがとうございました。
次は掲示板回を予定しています。
多機能フォームが実装されたらしいので活用したいなー。
それではまた、次回でお会いしましょう!