惣子「やあやあ、プリティーなガールな石動惣子だぜ!第一回目からあらすじをだな」
焦凍「あらすじもなにも、今から始まりだろ?」
惣子「ショート、私の話を遮らないでよ…」
焦凍「ん?ああ、悪い。俺の幼馴染みである『石動惣子』とのハートフルなラブコメディーが今から始まる」
惣子「尺が無くなっちゃうじゃん!?ううん、『仮面ライダーエボル』こと石動惣子のヒーローアカデミア!」
惣子・焦凍「「どうなる第1話!」」
第1話『パニックな会場』
私の名前は石動惣子、いわゆる転生者という存在ですね。今現在は『僕のヒーローアカデミア』という漫画の世界で頑張っているプリティーなガールだ。近所には『雄英高校』とか『轟邸』がある。そう、轟焦凍と幼馴染みなんだぜ?羨ましいだろォ~ッ?
「惣子、そろそろ受験会場に行くぞ」
「うぃっす!ショートも受かれよ?」
「俺は…不本意ながら推薦だ」
この世界の轟焦凍は家族関係でギスギスとしたモノは皆無なのだ。簡単に言えば「親馬鹿エンデヴァー」さんだね。あの人と二人っきりになると「焦凍を頼む」とか「焦凍とはどこまで進んだんだ?」とか聞いてくるけど。私達は、ただの幼馴染みだからね?そこは間違えないで頂きたいものだね。
エンデヴァーさん、最近では両親にも縁談の話を持ち掛けている。やめろ、外堀を埋めるのはやめろ、ママンは乗り気になっちゃってるんだぞ!?
「ネガティブオーラを出すな」
「うぃっす。サーセンした…」
「ほら、見えたぞ。雄英高校だ」
画面越しでも思ってたけど。めちゃくちゃデケー校門だな。頑丈にも程があるでしょうが…。まあ、ヴィランに壊されてたけど。
◆◆◆◆
マイク先生の説明会が終わり。ショートとは別の会場になってしまった。まあ、そこまで支障を来すことは無いんだけどね。
『ハイ、スタート!!』
マイク先生の声が試験会場に響き渡り、説教のような言葉を受けた瞬間、私以外の試験生は一斉に駆け出した。
「焦らず、ゆっくりと」
革ジャケットの内側から『エボルドライバー』を取り出し、腰に押し当てて装着する。『コブラエボルボトル』と『ライダーエボルボトル』の二つを慣れた手付きで上下に振り、『エボルドライバー』に装填する。
『
『Evolution!!』
レバーをグルグルと回転させ、両の腕を胸の前で交差させる。
『Are you ready?』
「変…身…」
『
『フゥーハッハッハッハッ!!』
左手首を掴みながら感触を確める。うん、素肌と変わり無いね。
「
破壊されていない仮想敵へと超高速で近付き、殴り上げて粉々に破壊する。受験生に渡すためのポイントは全て奪い取ってやる。今現在、使えるブラックホールの吸引力を利用して仮想敵を引き寄せると『エボルドライバー』のレバーを回転させ、空中に飛び上がる。
『Ready GO!』
『
迸るエネルギーを右足に集束させ、一塊になっている仮想敵を蹴り砕きながら地面に着地する。爆発四散する仮想敵を見上げている受験生の前で変身を解除する。
『
唖然とした表情を浮かべて此方を見てくる受験生の間を通り抜け、入場口前まで疲れたように歩いて向かう。