惣子「やあやあ、ショートのラブリーな彼女な石動惣子だぜ!第十五回目ではショートと一緒に異世界に飛ばされた!」
焦凍「俺、あの親父はイヤだな」
惣子「たしかに眼光が鋭かったね!」
焦凍「いや、俺が二人になったのを喜んでたからだ」
惣子「流石、親馬鹿なエンデヴァーさんだね!」
焦凍「親父は親馬鹿なのか?」
惣子「親馬鹿だね!」
惣子・焦凍「「どうなる第16話」」
爆豪に応戦しようとしていた惣子を止める。よく見ると『エボルドライバー』を左手に持っており、出会った頃と同じような目をしていた。…その目は嫌いなんだよ、やめろ。
「爆豪、手加減抜きで相手してやるよ」
焦凍はドライバーを装着するとパウチ容器のキャップを捻り、ドライバーに装填した。
『ブレイズフェニックスジェリイィ!!!』
「変身」
左手を前に突き出し、手のひらが上を向くように捻りながらドライバー右側から突き出しているレンチを押し倒す。
『燃えるうぅッ!!!』
『沸き立つうぅッ!!!』
『焼き焦げるうぅッ!!!』
『ブレイズ・イン・フェネクスウゥゥ!!!!』
『ブウゥルアァアァアァッ!!!!』
炎のようなゲル状の液体の入ったビーカー型の装置が砕け散り、火山のように真っ赤なゲル状のモノが噴き出しながら装甲へと変化する。ガンメタルシルバーのアンダースーツの上に双翼を拡げた不死鳥の様なクリアアーマーが装着された。首に手を添えながらコキッと骨を鳴らし、ボムヘアーに向かって手招きする。
「向こうの轟のヤツ、別の個性かよ!?」
「んなもんでビビるかぁ!!!」
爆風を利用して突進してくる爆豪を往なし、顔面を掴みながら地面に叩き付ける。加減を間違えたせいか、軽めのクレーターが出来ていた。
「「「「しゅ、瞬殺!?」」」」
惣子以外の奴らは驚いている。そりゃあ、惣子から『ブラックホールフォーム』を数秒とはいえ引き出した相手だぞ?
そっちの世界とは出来が違うんだよ。等と考えているとガリガリに痩せたオッサンが、惣子に隣に座りやがった。……変な髪型だな。
「惣子、他のボトル使っていいか?」
「いーよーっ!」
「そうか」
ドライバーの側面にあるスロットから『ジェットフルボトル』を取り外し、ドライバーに差し込む。
『
『
『潰れなァ~い!!!!』
戦意の無くなっていないボムヘアーを空中へと放り投げると『ジェットフルボトル』の特性を利用した超音速での攻撃を叩き付け、満身創痍となった爆豪が焦凍に抱えられて降りてきた。
教室で敵意を向けてきた時とは打って代わり、シュンとした感じになっていた。
「……サドロキ」
「惣子、それはやめろ」
「うぃっす」
変身を解除してから惣子の頬っぺたを引っ張り、ガリガリに痩せたオッサンから引き剥がす。どことなくオールマイトに似てるような気がすんだよな。