焦凍「俺はそこそこ活躍できた。まあ、惣子の“個性”は化け物みたいなもんだしな」
惣子「酷くね!?もう、ショートにはウチの蕎麦は食べさせないからね!」
焦凍「それは大丈夫だ。……お前の義両親とは話を付けてる」
惣子「エンデヴァーさんと同じことを繰り返してる!!」
焦凍「まあ、お前と俺の(婚約)関係は消えないからな」
惣子「お、おぉう…。いきなり恥ずかしいことを言わないでよ、照れちゃうだろ?」
焦凍「(可愛いな……)さあ、どうなる第3話」
惣子「だから私の台詞だってば!?」
雄英高校の授業は色々と凄そうな雰囲気だったけど。まあ、普通の授業だったことが分かって安心している。しかし、そろそろ、あの漫画ではエグかったシーンに突入すると思う。
「わぁーたぁーしぃーがぁー!ドアから普通に来たーーっ!」
オール先生の登場に賑わっている教室では出席番号の書かれたコスチュームケースが登場した。焦凍も考えてきたのかな?等と考えながら自分の番号が記されたケースを掴み取る。
「惣子ちゃん、行きましょう?」
「うぃっす!梅雨ちゃんに着いていきます!」
「ケロ?」
高校生になって初めてのお友達になった梅雨ちゃんと並んで更衣室に向かっていると先に向かっていた焦凍やバリバリ君達が出てきた。……焦凍のコスチュームが拘束服に見えたのは内緒だぜ。言ったら頬っぺたを引っ張られそうだからな!廃墟ビルを模したステージを映しているデカイテレビに驚きつつ、あみだくじを引こうとしたらオール先生に止められた。解せぬ。ちょっとニヤけてる焦凍の頬を引っ張り、憂さ晴らしする。
私の戦闘訓練は「石動惣子VSクラスメイト」とか頭の可笑しいなモノだった。ちょっと待ってほしい。流石に多勢に無勢過ぎませんかね?
「オールマイト」
「むっ?どうした、轟少年」
そうだ!言い返してやれ!女の子をイジメるのはやめろって言ってやれ!
「数が足りません」
「あ、やっぱり?」
コイツら、消してやろうか?
◆◆◆◆
渋々、廃墟ビルの屋上へと来た訳だけど。クラスメイト全員から倒すって視線と殺してやるって視線が送られてくる。やだ、私ってば注目の的なの?とか考えている間に両の腕に手榴弾のようなアーマーを着けたボムヘアーが一番最初に到着していた。
「ブッ殺す!!!」
ボムヘアーが手から爆発させながら威嚇してくる。うんうん、私からすれば癇癪を起こした猫のようなモノだね。
「死ねエぇッ!!」
「あ、じゃあ、死んであげる」
態とらしく爆発を受け止め、そのまま屋上から吹き飛ばされてコンクリートの地面へと激突する。うん、意外と背中を打つのは痛いんだね!
屋上では口論する声が聞こえてくる。エボルトの目は見逃さないぜ?焦凍がボムヘアーの襟首を締め上げて怒鳴り散らしてた。……随分と感情を剥き出しにしてるね。
『
『Evolution!!』
腰に装着した『エボルドライバー』のレバーをグルグルと回転させ、寝転びながら両の腕を胸の前で交差させる。
「変身…」
『
『フゥーハッハッハッハッ!!』
起き上がる反動を利用して屋上まで戻るとオール先生も口論に参加していた。この教師、アホすぎね?