惣子「やあやあ、プリティーなガールな石動惣子だぜ!第五回目ではクローズに変身しちゃう夢を見たんだ!」
焦凍「俺も…変な夢を見たな……」
惣子「お?なになに、えっちぃ夢でも見たの?」
焦凍「それはないな」
惣子「ふーん、ほーん、へぇーっ」
焦凍「……なんだよ」
惣子「まあ、いいや。どうなる第6話!」
今現在、私達は『ウソの災害や事故ルーム』へと向かっている。賑やかなバスの中ではボムヘアーを弄り倒すような発言が飛び交っている。それなのに焦凍は面倒臭そうに『無色のギアが付いたボトル』を振っている。そう、私の作ろうとしているオリジナルな『フルボトル』の材料として利用しているのさ。まあ、本人には許可を貰ってるから合法なんだけどね。
でかいドーム型の建物を見上げていると、焦凍から『無色のギアが付いたフルボトル』改め『薄い水色のギアが付いたボトル』と『薄い赤色のギアが付いたボトル』を手渡された。名付けるならば『ギアアイス』と『ギアフレア』だな。カイザーシステムの第三作品目として有効的に活用させて貰うとしよう。
「石動、それは没収する」
「なんでですか!?」
「お前の持ってるモノは危険物だからだ!」
科学の発展には犠牲は付き物だと思うけどな。ほら、葛城も桐生も言ってたしね。そんな事を考えながら焦凍にイレイザー先生に『エボルト遺伝子』を忍び込ませる。ふっふっふっ、先生の身体を利用して社会的地位を崩してやる。
宇宙服姿の先生の話を聞きながら黒い渦の出来ていく階段下へと回り込み。ハンドマンの肩に手を置きながらクラスメイトに手を振る。先生達は叫んでるけど。聞こえないフリに徹しておこう。
「……お前、誰だ?」
「俺の名前はエボルト。地球侵略のためにやって来た地球外生命体だよ」
うら若き乙女の身体なのに渋いオッサンみたいな声を発する少女を警戒したのか。ハンドマンは少女の首に手を伸ばしたが、振り翳した手は少女に当たることなく空振りした。
「チッ…。黒霧、あのガキの相手はお前に任せる」
「分かりました」
◆◆◆◆
イレイザー先生の目の前に戻ると帰ったら説教だと言われた。私なりに敵の注意を反らしたつもりだったんだけどな。まあ、私は適当に戦ってれば勝てるけどね。
「流石、金の卵ですね」
吸い込もうとして来たからブラックホールを生成して宇宙に放出しちゃったぜ。ラビットハッチ擬き(牢獄)の中だけどね。仲間の最後を月面から眺めてると良いね!
「……やっぱ、惣子は規格外だな」
「アハハ…。僕と同じ個性なのに僕より強そうだね」
数多のヴィランと戦っていたイレイザー先生が地面に叩き付けられた。あれは、流石にヤバいよね。うっしゃ、あのアイテムを使うとしようかな!
超高速で脳味噌剥き出しマッスル野郎を殴り飛ばし、イレイザー先生の自然治癒能力を最大限まで引き上げる。作中では遺伝子操作を利用した移動方法が有ったからね。使い方次第では回復にもなるのさ。
「先生、私と合体しようか!」
出来る限りの大きな声で叫び、イレイザー先生の腰に『ビルドドライバー』を押し付ける。装着したかを確認しつつ、先生の右手に『マッスルギャラクシーフルボトル』を握らせると使い方を説明する。
「成る程、筋肉には筋肉か……」
『