最高最善の魔王を目指すRTA   作:ぴんころ

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Part17

 ここでランダムイベントが発生するかどうかでこれから先のゲイツリバイブの出番とこのRTAのタイムに大きな変化が発生することになるけどもうこれ以上通しで走るのはそろそろ疲れてきたから一発で成功して欲しかったRTAはーじまーるよー。

 

 さて、今回のイベントは我が魔王の初恋についての話から始まります。なので、まずは初恋の味を思い出すおじさん謹製のアップルパイを食べるシーンをスキップしましょう。悲しいですが、我が魔王の初恋に関してもスキップです。初恋についての話の後にやってきた弁護士(北岡ではない)が忘れていった物を届けに行きましょう。そこでようやくアナザーライダーとの初遭遇です。

 

 今回のアナザーライダーことアナザーキバですが、一対一で相手をするには面倒臭いランキングの上位に入ることが検証班(一人)の手によって暴かれていますがそれもそのはず。本物のキバにも力を貸していたアームズモンスターの三名がいるために相手の武器が変幻自在に変わります。たまにマンホールを持ったウォズも出てきますが、その場合はリセットです。存在そのものを認めてはいけません。

 それら全てに対策は取られていますが、問題は相手の切り替わりにこちらも合わせられるか。私は合わせられません。そのため、だいたいの人たちは最終戦の『アームズモンスターがゲイツくんとウォズによって引き離されている』という状態で初めて勝てます。

 

 さて、我が魔王が負けてしまいました。これも全て私の操作技術が未熟なせいです。だが私は謝らない(ちゃんと後で謝りました)。これにより我が魔王にはアナザーキバとの戦闘の時にのみ『初恋の人?』というデバフがつきます。

 ここからは最初のランダムイベント発生点があるので、スキップすることができません。アナザーキバの変身者とタイムジャッカーオーラの会話です。ここで紅音也が乱入したらリセットです。変な方向に持っていかれることになるのでね。完全にサービスでしかないので、出現しないように祈りましょう。ちなみに次のシーンではガルルこと次狼が『世界一不味いコーヒーになった』などと言っていますが、そこでも運が悪ければ時空の歪みによってエボルトが出現します。しないように祈りましょう。

 

 

 ………………

 

 …………

 

 ……

 

 

 よし、出現しませんでしたね。さて、次狼が時の扉で未来のビジョンを見たと言っていますが、この時点では必須となるランダムイベントの発生かどうかはわかりません。もしかしたらカブト編で降ってくる隕石でしかない可能性もありますからね。

 そんなことをしている間に、我が魔王はあの人が以前に捕まった『北島裕子』という人物だということを突き止めることに成功しました。これはもう自分の裁判に関わった連中を皆殺しにしないと気が済まないタイプでしょうね。

 ツクヨミくんのおかげでアナザーキバの裁判の関係者がどこにいるのかを知ることができました。その人たちを探しましょう。発見したらだいたいの確率でそこにアナザーキバもいます。戦闘に入る前に珍しく女のドロドロとした部分をむき出しにしたオーラも見られます。ちなみに、戦闘になったら何がなんでもアナザーキバにマンホールの蓋だけは持たせてはいけません。こちらの敗北が決定します。

 

 今回の戦闘は我が魔王が気分的な問題で変身できないのでゲイツくんを使用してのものとなります。正直な話彼は特に躊躇する理由もないので、最初からゲイツリバイブ二本差しで変身しますので、負担のかかりすぎによる体力低下だけは気をつけてください。疾風の速さと剛烈の破壊力を併せ持ったゲイツリバイブなんて反則ですよね。まあ、それでもウォズギンガファイナリーの方が強いのですが。

 とは言っても、キバウォッチを持っていない現状では倒すことは不可能です。仕方ないのでアナザーキバとアームズモンスターによるトリッキーな動きへの慣れを身につけておきましょう。慣れてもどうしようもないです。そもそも慣れたぐらいでどうにかなるなら通しの試走を走っている私が失敗するはずがないです。

 

 さて、アナザーキバとの戦闘を終えるとゲイツくんは変身を解除させられて我が魔王にも戦えと言い放ちます。当然の話ですが、我が魔王だってアナザーライダーを放置するわけにもいかないのでそれに促される形で変身しようとするのですが…………。

 

 

 いよっし! 必須となるランダムイベントが生成されました! これでもう今回のRTAにおける必須ランダムイベントはチャートが正しければ全て取得することに成功しましたので、これから発生するランダムイベントは全てロスです。発狂しましょう。

 今回発生して欲しかったイベントの名前は『ギンガ襲来』です。このイベントはその名前の通り仮面ライダーギンガが襲来するイベントなのですが、アナザーキバとの戦闘の最中に隕石が襲来するところからイベントがスタートします。

 

 隕石の中から仮面ライダーギンガが登場しました。ここからは一番最初の戦闘でしっかりと倒しきりましょう。何があってもジオウトリニティになってはダメです。人手が足りませんから。

 さてジオウⅡ、ゲイツリバイブ、仮面ライダーウォズフューチャーリングシノビでの戦闘です。基礎スペックが最も高いゲイツリバイブで、と行きたいところですがギンガが謎超能力を使うので使っているだけで体力の減るゲイツリバイブでは近かせてもらえなかった場合に地獄を見ることになります。ゲイツくんとウォズには速度で翻弄してもらい、三方向からの同時トリプルライダーキックを叩き込みましょう。そうすれば倒せます。

 

 倒したところでギンガミライドウォッチを取得できます。今回はタイムジャッカーとの共闘ルートに入っていないのでスウォルツに取られたりすることもありません。なのでウォズとスウォルツの取り合いもカットできて、スウォルツから奪えずにリセットなんてこともする必要がないのです。

 さて、かなり無理矢理に登場してきてかなりあっさりと退場していった仮面ライダーギンガを倒し終わったところで、アナザーキバが冤罪だと言っているあの事件、その復讐をしようとしているのなら、その真実を探ってみるのはどうかというツクヨミくんからの意見が出ました。もちろんYesと返して、ゲイツくんには過去に、ツクヨミくんには彼女の恋人だったはずの哲也という人物(名字は沢木ではないはず)を探してもらいましょう。罷り間違っても津上翔一のところに行ってはいけません。おそらく海外に行ってしまうことになり、カブトライドウォッチを持って帰ってきますが、正式な継承ではないので許されないことになります。

 

 真実を探るまでの間、アナザーキバの破壊活動を止めましょう。とは言っても『過去に行ってあの時の犯人を見に行ってる』なんてどう考えても頭のおかしい妄言です。なので説得(物理)にしかなりません。ウォズと一緒に戦いに行きましょう。

 この戦いのタイミングで上手いことアナザーキバとの戦いをウォズに押し付けながら、我が魔王にはアームズモンスターを食い止める側に向かってもらいます。ここで次狼と接触できないとキバライドウォッチをもらえませんからね。

 

 アームズモンスター達との戦いは、基本的にはアナザーキバが消えただけなので厳しいことには変わりありません。が、同時に次狼(ガルル)はこちらを見極めるために戦っているだけなので、しばらくの間戦闘すれば勝手に我が魔王を認めてくれるので戦闘は終了となります。ウォズの元に合流しましょう。

 

 ウォズと合流すると、ゲイツくんとツクヨミくんもやってきます。アナザーキバの冤罪というのが嘘だということが発覚して、この場で決着をつけるのかと言わんばかりの状況になりますが、ギンガを倒したという事実を知っているからか面倒だと思って一旦退いてくれます。追いかけるのもアームズモンスター達が邪魔するので、一旦クジゴジ堂に戻りましょう。

 

 クジゴジ堂に戻るとツクヨミくんが聞いてきた情報とゲイツくんが見てきた光景について教えてくれます。彼女が稀代のマンホール使いであることも知ることができます。ここでライドウォッチなどを置いてあるアイテム一覧が全て埋まっていた場合、彼女に対抗するためにマンホールの蓋を手に入れることができます。いわゆるバグです。これを手に入れるとマンホールで戦わないといけなくなるので決して手に入れないようにしましょう。

 色々と話を聞くに、どうやら翌日にはかつて彼女が犯した殺人の被害者の恋人は結婚するようです。それを狙って来る可能性が非常に高く思われますので、そちらの護衛に行きましょう。そうしなければアナザーライダーを見失ってしまいます。

 

 さて、結婚式会場に来ましたがやはりアナザーキバはやって来ました。マンホールも装備済みです。マンホールは戦士であるゲイツくんに受け止めてもらって、来場者と新郎新婦を守るために変身します。今回、申し訳ないことに我が魔王はそこまで役に立たないので、ウォズに頑張ってもらいましょう。

 

 

 ──祝え! 宇宙最強ギンガファイナリー!

 

 

 はい、これで宇宙最強のライダーの力を継承しました。これから先、イベント戦闘やNPCとして登場する時以外はゲイツリバイブの出番はありません。

 

 ここからはもうフルボッコにできます。ライドウォッチを持っていて、初登場補正があるギンガファイナリーもある。これで負ける方が頭おかしいレベルですよ。我が魔王も一応役には立とうと思っているのかディケイドアーマーキバフォームになっていますが、正直そこまで役に立つとは思えません。せいぜいがドガバキフォームなのでアナザーキバが引き連れていたアームズモンスター達を回収した程度でしょうか。

 アナザーキバはファンガイア……つまりは吸血鬼(ヴァンパイア)モチーフの仮面ライダーなのでウォズギンガタイヨウでボコってあげましょう。特に太陽が弱点とかそういうのではないので意味はありませんが気分的にはちょっとだけ早めに倒せる気がします。

 

 はい、倒せましたね。我が魔王がアナザーキバの変身者からの遺言を聞きますがスキップです。オーラによる殺害も完全にスキップです。スキップするとクジゴジ堂にたどり着きますが、やっぱりそこもスキップです。我が魔王が食べる気がないとはいえ、アップルパイを取ってしまうウォズなんて見たら全国津々浦々のウォズ達がブチギレてしまいますからね。

 外に出た我が魔王は最終的に初恋の人ことセーラさんを思い起こさせる人と出会いますが、そこもスキップです。というかあの女性は結局誰だったんでしょうね。何処かで『我が魔王がセーラさんを失ったことに耐えきれずに自分の能力で無意識に生み出したセーラさん(本物)の可能性をにじませる人物だ』なんて考察も見ましたけど。

 

 というわけで今回はここまでとなります。ご視聴、ありがとうございました。


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