メガネ(兄)   作:アルピ交通事務局

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第41話

 修大量生産とかいう軽い地獄絵図を見たものの、死者を1人も出さずにラッドの駆除に成功。ラッド発見の功績を称えて修はB級に昇格と色々と上手くいっているここ数日。

 

「お前だけ100件以上、掛けてきているんだが?」

 

 修の事が知られ、馬鹿みたいに掛かってきたのだが学校が再開すれば佐鳥達が弟が居たんすか!?と色々と詰め寄ってきた。

 居るなら教えてくださいよと言ってきたので教えたら色々と変に世話焼いたり接したりするし、ボーダーに入ることを母はどちらかと言えば嫌がっていた事を教えると直ぐに納まった……納まった筈なのだが、熊谷だけ度々電話を掛けてくる。

 

『ごめん……』

 

「謝らなくていい。修関係で色々と面倒な事を言ってきそうだと、出なかったからこうなっただけだ。それよりも学校で会っても話すことが出来ない事があるから何度か掛けてきたんだろ?」

 

『うん……三雲くんの占い、当たってた』

 

「そうか」

 

 占い、当たらなかったな~と言った翌日に嵐山隊以外トリオン体を修っぽく改造して、C級まで動員しラッド駆除が始まったりすれば当たったと感じるだろうな。

 

『余り、驚かないのね』

 

「私が此処最近驚いたことは、街中弟のそっくりさんだらけだったことぐらいだ」

 

 母さんなんて笑い転げてもう無理だと暫く蓮乃辺市をメインに出掛けたりしてたからな。

 

『あのトリ……ガーで換装した時のモデルって三雲くんの弟だったのよね』

 

「情報漏洩を防ぐためにそうなったと言っていた。で、私に愚痴りに来たのか?」

 

 少し小話をいれると声が明るくなったので、用件を訪ねる。

 

『あのね、見た目だけじゃなくて武器まで統一する様に指示されたのよ』

 

「どういうことだ?』

 

『今回、一斉に近界民を駆除する際に使用する武器を統一する様に指示されたの。

弧月っていう日本刀みたいなブレードと、アステロイドっていうトリガーの弾、それとイーグレットっていう狙撃銃。それ以外は絶対に使うなって指示されて、弧月以外にも色々とあってそっちの方が上手く使いこなせる人が居ても弧月にしろって上から指示があったの。プライバシーの保護の為に見た目を統一はまだ分かるけれど、武器の統一はおかしい。ボーダーにはどういう感じのトリガーがあるって過去にテレビで紹介されたりしてるのに、今さらで……情報漏洩を防ぐ為って、メディアじゃなくて』

 

「その内、大規模な侵攻を企む近界民だろうな」

 

 本題に入ると喋る速度が速くなり、声も若干荒くなっていく熊谷。

 なにが言いたいのか大体分かったので答えを先に言うとプツンと電話が切れた。

 

「辛いだろうが、来るものは来る。そして来るのは分かっている」

 

 電話を掛け直す事はしない。

 私と何処ぞの実力派エリートが手を組んでもアフトクラトルの侵攻は止められない。もう襲撃してくる未来そのものは確定していてどうすることもできない。

 だが襲撃して来た後の未来は無数にありそれをどうするかが重要である。それについてどう言った答えを出すのか……分からないな。

 

「確か、今日12月14日だったな」

 

 携帯の日付を見て、今日が遊真と千佳が出会う日だった事を思い出す。

 私が裏で色々と要らんことをしたせいで何処ぞの実力派エリートとも会っておらず、その辺がどう動くのだろうかと考えていると自分の部屋のドアがノックされ、修が入ってきた。

 

「どうした?」

 

「空閑に、千佳の事について色々と聞こうと思うんだ。兄さんも一緒につき合ってくれないかな?」

 

「空閑に?修はもうB級で、エンジニアとか色々な人と知り合いになれたんだろ?そっちに聞いた方が良いんじゃないのか?」

 

「人によって知ってることが違ったりはぐらかしたりする人も居るみたいなんだ。

エンジニアの雷蔵さんなら色々と知ってるかもしれないけど、どちらにせよボーダーに行かないといけない。千佳にボーダーの支部に来てくれと言っても、きっと首を縦には振ってくれない」

 

「成る程な」

 

 バタフライエフェクトか歴史の修正力かなんだか知らないが、遊真と千佳が会うことになった。

 千佳のトリオンとかそういうのについて知っておいた方がいいし、やることは特に無いので首を縦に振るとよかったと嬉しそうな顔をする修。

 

「行こう兄さん!」

 

「行くって何処に?」

 

「警戒区域がある弓手町付近の橋の下」

 

「愚か者!」

 

 千佳達の元に向かう事になり、外に出ようとする修。

 何処に向かうのかを念のためにと聞いてみるのだが、原作通りの場所だと分かると私は修からメガネを剥ぎ取る。

 

「お前は今の今までなにを見たり聞いたりしていた!」

 

 なんでよりによって警戒区域付近に千佳と遊真を呼ぶんだ?

 ボーダーは三門市に色々としてるが蓮乃辺市や四塚市には特になにもしてなかったりするのを知っている筈だろう。

 

「警戒区域付近に呼んだら、逆に警戒区域内に隠れるだろう」

 

「あの辺は人気の無いところだから」

 

「ダメだ、変更だ」

 

「貴方達、さっきからなにをしてるのよ?」

 

 修の選んだ場所について怒っていると騒ぎを聞き付け、やって来た母さん。

 なにしているのかと何について怒っているのかを説明すると母さんは怒り、修のメガネを剥ぎ取った。

 

「なんでメガネを……」

 

「呼ぶなら家に呼びなさい。

家は警戒区域からかなり遠くて、蓮乃辺と三門市の境界線上にあるから見付かりにくいわ」

 

「いいの?」

 

「千佳ちゃんの事なんでしょ?だったら、知っておかないと……深い意味は無いわよ」

 

 絶対に嘘だ。

 母さんは千佳にお義母さんと呼んで欲しいと寝言で言ってるの聞いたことがあるから、深い意味や裏がある。

 そんな事を言えば確実に拳的なものが飛んできそうなのでなにも言わず、携帯を取り出して修は千佳に、私は遊真に電話を掛けて場所を変更した事と謝罪の一言を伝える。

 

「ケーキでも買って来た方がいいかしら?」

 

「遊びじゃないんだから、そういうのは無しだよ」

 

「私の買い置きしてるメロンソーダとこの前貰った芋長の芋羊羹で良いと思う」

 

 ウキウキ気分の母さん。

 気持ちが分からないでもないが余り浮かれていると後々痛い目に遭うので気持ちを落ち着かせて、メモ用紙やボイスレコーダー等の会話の記録をする準備をする。

 

「修、遊真から色々と聞き出せたとしてどうするんだ?

千佳が狙われる原因が分かったとしても、遊真がそれを解決出来るとは限らない」

 

「そこから、迅さんってボーダー隊員に相談をしてみようかと」

 

「ボーダーにバトンタッチするなら、そこからはなんもしないぞ」

 

「うん、分かってるよ」

 

 巡り巡って元鞘に納まった。だがまぁ、それはそれでよかったなと二人を待っていると遊真が先にやって来た。

 

「すまない、急に場所を変更してしまって」

 

「別に、予定が急に変わるぐらい問題無い。それよりも、おれになんの用なんだ?」

 

「ちょっと会って欲しい人がいて……兄さん、どうしたの?」

 

 遊真を玄関前で謝り歓迎する修。

 私も謝っておかなければと思ったのだが固まってしまう。

 

「修、遊真、早く中に入れ。三輪と米屋が……ボーダー隊員が家を見張ってる」

 

「なっ!?」

 

 住宅地で塀とかが邪魔して姿は見えないが塀の向こうに三輪や米屋の電磁波がはっきりと見える。

 修もどうして居るのかが分からず驚いているのでこれはまずいと私は直ぐに遊真を中に入れて二階の修の部屋の窓から外を確認し、三輪と米屋を見る。

 怪しまれない為に私服を着ていて人に見られれば偶然に通り掛かったフリをするつもりだが、甘い。米屋の直ぐ側にあるコーヒー缶が二時間以上も前に米屋に飲み干された痕跡がある。真冬の朝から長い時間見張っているとはがんばり屋だな。

 

「どうして家を」

 

「オサムがなにか悪いことをしたとか」

 

「悪いこと……本当は兄さんがラッドを見つけたのに、僕って事になったのが気付かれた?」

 

「いや、それはないだろう。というか、誰が届けたかなんてボーダー側にとってはそこまで重要じゃない」

 

「となるとオレか」

 

 遊真との繋がりかなにかを調べるべく、修を監視する。なにもおかしくないのだが、一つおかしいことがある。

 修に米屋と三輪の写真を見せるのだがどちらも見たことのない顔だと言っている。原作で修が近界民との繋がりを疑われる要因となったのはバムスターを倒したか倒していないか問題で、それらがなければ修と三輪に繋がりは出来ない……はずだ。

 

「なにか痕跡を残すような事をしたか?」

 

「がっこうに入る日、2回ほど事故に」

 

 なにかやらかしたかと確かめると痕跡どころの騒ぎじゃない事をしてるな。

 だが、それでバレるんだったら住所が割れて遊真に直接会いに行くのでそれじゃない。

 

『ユーマ、初日のアレでは無いだろうか?』

 

 なにが原因かと考えているとニョコっと指輪から出てきたレプリカ。アレってなんだ?そして初日って、またやらかしたのか。

 

『転校初日、ユーマはトリガーを使ってトリオン兵を倒した。

そのトリオン兵はその場所にはおらずボーダーが回収している。トリガーを使用してなにかをすれば、痕跡が残る』

 

「ああ、アレか。確かにそれはありえる。けど、それならオサム以外にもあの3バカも怪しむんじゃないのか?」

 

『ボーダーは警戒区域内に無断で侵入した者の記憶を改竄して処理していて、あの3人は記憶を改竄されている。更に言えば、オサムは学校で唯一のボーダー隊員。真っ先に疑われる存在だ』

 

「どうしたものか」

 

 とにもかくにもまずい。

 遊真が入るのを見られてしまっているので、下手に修と一緒に出掛けたりすれば確実に尾行してくる。

 

「オサムのおにいさん」

 

「なんだ?」

 

「その二人ってボーダーの人なんだろ?」

 

「そうだが、話し合いならばやめておいた方がいい。

家の近所や他県からスカウトされてきたスカウト組の人ならばまだしも、三輪と米屋は三門市民……その上、三輪は四年前の侵攻で色々とあって、近界民だと判明すれば話し合いを一切しない。ゴキブリ見たらゴキブリだから殺すと同じぐらいの勢いで殺してくる」

 

「その例えはちょっと違うような気がする」

 

 それぐらいのレベルだぞ、修。

 ゴキブリだから殺す。近界民だからころす。今の三輪はそういう感じであり、それについてとやかく言う権利は無い。四年前に襲撃した奴等はどうあがいても敵で悪なのだから。

 

「千佳ちゃんが来たわよ」

 

「お邪魔します……なにをしているんですか?」

 

 今の段階では人の話を聞くことすらしない三輪。遊真が関係無いと言っても確実にアステロイドをぶっぱしてくるので、どうするかと考えていると千佳が来た。

 

「取りあえず、千佳の事を優先しよう。会話は盗聴されていないはずだ」

 

「盗聴!?なにかあったんですか?」

 

「ええっと……」

 

「オサム、ちゃんと話してくれ。おれじゃないと分からない事なんだろ?」

 

 盗聴という物騒すぎるワードを出すと過敏になる千佳。

 雑に適当に曖昧に自身について色々と言うのはダメだと遊真は覚悟を決めて、今回自分を呼び出した理由を尋ねると修は正直に話そうと一先ずはと千佳の事を先にすることにし、千佳には遊真の、遊真には千佳の事を説明した。

 極僅かな話からサイドエフェクトかトリオン器官しか無いなとなり修はサイドエフェクトの存在を知り、千佳が近界民の存在に気付くサイドエフェクトを持っていると判明。千佳は遊真が何時も襲ってくる近界民と雰囲気が異なると怯えることなく、普通に接する。

 

「地球が舞台のファンタジー物の漫画で自称一般人が主人公ってあるじゃない?

ああいう漫画って、大抵は主人公の親族は延々となにも知らないかもしくは物語中盤から終盤に掛けて知るののどっちかじゃない?」

 

「どうしたんだよ、急に」

 

「早めに色々と知ることが出来てよかったと思っただけよ」

 

 母さんは私に礼を言ってくる。お礼の気持ちは籠っているのだが、それよりも母さんは怒っている。

 遊真が語った近界民は優秀なトリオン器官を持った人間を拉致するという極々僅かな情報で色々な事に気付き、その辺に対してなにもしていないボーダーに怒りを向ける。

 

「とにかく、千佳のトリオン量が分からないとなにもわからん。レプリカなら測定が出来る」

 

「だったら」

 

『だが、それをすればトリオン反応を出してしまう。

ボーダー隊員がこの家を見張っている以上は、極々僅かなトリオン反応で強行してくる恐れがある。我々はボーダーと争うためにこちらの世界に来たわけではない』

 

「強行ね。いくら地球の為だからって、やっていいことと悪いことがあるわね。監視してるってクレームの1つでもつけてやろうかしら?」

 

「そこはクレームじゃなくてメディアのマスゴミどもを利用しよう。

修の個人情報から自宅が何処にあるかを知り、赤の他人であるボーダー隊員に通達。そして監視するという事をしていると。向こうは近界民=人間だとは言えないから色々と火消しに苦労するはずだ」

 

 千佳のトリオン量がどれぐらいか知るには三輪と米屋が邪魔になる。

 母さんは監視していることをクレーム入れてやろうとするのだが、そんな甘やかすやり方じゃダメだ。

 サラッと流しているが修が行方不明になったとか怪我したとかでなく疑わしいからコッソリと米屋と三輪に人の住所を教えている。色々とグレーな気がする。ブラック企業よりブラックだが。

 

「……三輪と米屋以外は居ない。たけのことかが何処かで狙撃準備もしていない。先ずはあの二人が身辺調査をしてきて、尻尾を見せれば人数を増やすといった感じか……」

 

 千佳のトリオン量の測定、ついでに私もどれぐらいトリオンをあるのかを確認をしたい。

 三輪と米屋をどうにかしないといけない。近界民関連だと引くに引かないだろうし、仮に我が家に窓ガラスを割って侵入して来た日には母さんが私にボーダーを襲撃してこいと言ってくる。そうなった日にはエターナルレクイエムからの26マキシマムドライブをしなければならない。

 

「遊真、私の部屋の窓から修を抱えて飛び降りる事は出来るか?」

 

「それぐらいならよゆーでできる」

 

「修、四塚市の人気の無いところまでいくぞ。千佳、まだ時間大丈夫か?」

 

「はい、大丈夫です」

 

「そうか。すまないな、色々と巻き込んでしまって」

 

「いえ、構いません。遊真くんのお陰で、どうして私が狙われるのかハッキリとやっと分かるんです。狙われる理由が未だに分からなかった時よりも、一歩でも前に進んでみたいんです」

 

「千佳……」

 

 麟児さんの事があったが、一歩でも前に進みたいと停滞した今から脱けようとする千佳の意思を見て、顔を向けられない修。

 千佳の意思の確認も済んだので三輪と米屋から逃げる作戦を練り上げる。修が監視されているのならば、修が家にいると思わせなければならず、ある程度は三輪と米屋の気を引かなければならない。

 

「念のため、これを持っていきなさい」

 

 どう動くかを決めた後、母さんは此処までで良いと私にボイスレコーダーを託す。

 やっていることがなんだか完全犯罪染みているなとボイスレコーダーを見るのだが、元からそんなものだったと私達は動き出す。

 

「い、色々とありがとうございました!」

 

「気にするな。分からないところがあったら、また何時でも教える……主に修が、色々とな。色々とな」

 

 修と遊真は私の部屋の窓から脱出。

 その間に私は玄関前で千佳と色々と会話をし、千佳を見送り敷地内を出た後、米屋の携帯に掛けると曲がり角の向こう側にいる米屋の携帯が鳴り響く。

 

「よ、よぅ」

 

「ああ」

 

 ヤバイと冷や汗を垂らし、電話に出て姿を見せる米屋。

 かいている冷や汗の量はかなりのもので、偶然に電話を掛けたのでなく此処に居るのが分かっているから掛けた事に気付いている。

 

「警戒区域内で色々とすることについてはなにも言わないが、此処は三門市と蓮乃辺市の境界線上だ。お前達、なにをしに来た?」

 

 お前達と複数形で言い、強く睨むと出てくる三輪。

 

「お前には悪いが、守秘義務がある」

 

「三門市から色々と許可されたりしているのは知ってるが、これは行き過ぎている。

守秘義務があるの一言で終わらせるつもりなら出るところは出るし、今から京介や熊谷達、知り合いの全ボーダー隊員に三輪と米屋が上層部の命令で我が家を監視してるからどうにかできないかとか理由を知らないか聞き回るぞ」

 

 守秘義務の一言で終わらせるならばと米屋との通話を切り、携帯の電話帳を見せる。

 今まで出来たボーダー隊員との繋がりが意外なところで役立つ日が来た。村上さん、京介、熊谷、カゲさん、宇佐美、他にも色々な繋がりがあり、それらに上層部が三輪と米屋に我が家を監視する様に命じたと聞き回れば、それだけでボーダー内の上層部に対する信頼や信用は無くなる。

 

「お前自身はボーダーの隊員で幹部でもなんでもない。上に命じられてやっているんだろ?ちゃんと理由を説明しろ」

 

「……お前の弟に、近界民と接触した容疑がある。悪いが、それ以上は教えられない」

 

「オレも秀次もそりゃねえだろうって言ったんだぜ?

けど、証拠が色々と揃ってるから何処かでボロを出すって命じられたんだよ」

 

「修を呼び出して、質疑応答すれば良いだろう。なんの為に回りくどいことをする」

 

「近界民と接触しているならば、ちゃんと報告している筈だ。

今回、トリガーを換装した際に見た目がお前の弟に酷似していたのも大本を辿ればお前の弟が色々と上に言ったからだ。次の事も考えている奴が近界民についてなに一つ報告が無いとすれば」

 

「匿っていると言いたいのか?」

 

「俺も陽介もそれはないと上には抗議はした。だが、それでもと命じられた。すまない」

 

 コッソリと監視していた事については詫び、頭を下げる三輪。近界民との繋がり関連はまごうことなき事実なのでなんとも言えない。なにが原因で見つかったのかを聞こうにも、近界民について知っていると言っているも同然なので聞くことはできない。

 

「私は今から出掛ける。帰って来た時に家を監視していたら通報するし京介や宇佐美達にこの事について色々と聞き回る。そうなると話がややこしくなるから、さっさとボーダー本部に行って、この命令を出した上層部に修を呼び出して聞いた方が良いと言ってこい」

 

 米屋と三輪の意識を家でなく私に向けて、上から近界民との繋がりの容疑がある修の監視を命じられて我が家を監視していた言質を取り時間も充分に稼ぐことが出来た。

 これ以上人の家を監視されるのは本当に困るので二人に釘をさすと苦虫を噛み潰したかの様な表情をする三輪。近界民と友好的な玉狛の二人に話がいけば確実にややこしくなる。

 米屋もその事が分かっているのでこれは無理だと家を監視するのを諦めてボーダー本部に戻ることを考え始めた。




メガネ(兄)のアドレス張(ボーダー関係者及び家族限定)

あ行

綾辻 着信音 ターミネーターのテーマ曲
出水公平 着信音 肉が焼ける音
うさみん 着信音 EASY GO
小佐野 着信音 夢は終わらない~こぼれ落ちる時の雫~
修 着信音 運命のジョーカー
おっきー(やっぱモテてる) 着信音 彼こそが海賊

か行

母さん 着信音 ダース・ベイダーのBGM
カゲさん 着信音 倦怠ライフリターンズ
加古様 着信音 世にも奇妙な物語
北添さん 着信音 徹子の部屋
京介 着信音 カタルリズム
クマッガイ 着信音 火曜サスペンスのOP
国近パイセン 着信音 赤緑のチャンピオン戦のBGM

さ行

佐鳥 着信音 ジャパネットたかた
真の悪 着信音 本当にあった怖い話

た行

太刀川(さん) 着信音 僕は崖っぷち
千佳 着信音 ラブ・ドラマティック
堤さん 着信音 カイジのざわざわ
当真さん 着信音 男の勲章
とっきー 着信音 世界不思議発見のOP

な行

那須 着信音 ジョーンズのテーマ

は行

バカ(槍) 着信音 バカサバイバー
日浦 着信音 色彩

ま行

三輪(シリアスシスコン) 着信音 裏切りの夕焼け
村上さん 着信音 鐘をならして

ら行

麟児さん 着信音 般若心経

や行

遊真 着信音 マスターピース
嫁(元ストーカー) 着信音 とげとげタルめいろ



次回予告!

三輪と米屋の監視からなんとか脱け出し、四塚市へと辿り着いた修達。
千佳とついでに貴虎のトリオンを測定するのだが、千佳の口から出た意外な一言で静かな怒りが湧き出す。次回、ワールドトリガー!【トリオン量測定装置】に、トリガー、オン!

ギャグ短編(時系列は気にしちゃいけない)

  • てれびくん、ハイパーバトルDVD
  • 予算振り分け大運動会
  • 切り抜けろ、学期末テストと特別課題
  • 劇団ボーダー
  • 特に意味のなかった性転換
  • 黄金の果実争奪杯
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