メガネ(兄)   作:アルピ交通事務局

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いや、本当にすまない。一週間前に投稿していたかったができなかった。
フォーゼのあの話がやってる間に投稿したかった(泣)


戦闘という点ではヴィザがヤバいが、戦闘以外ではヒュースの方がヤバい。ハイレインは戦闘でも戦闘以外でもヤバい。


第63話

「あんたのトリガー、大分変わってるわね。

私も全部知ってる訳じゃないけど、トリガーは普通、事前に設定しておくものよ」

 

「ベルトと錠前の関係性をもう見抜いたか」

 

「テレビゲームの本体と、ゲームソフトみたいなものでしょ?」

 

 小南の視線はロックシードホルダーに向いている。

 ボーダーのトリガーは事前にトリガーチップをセットすることにより、最大で8つのトリガーを使える。

 それに対し俺のベルトは相手を見てから変えることが出来るスーパー戦隊のガオキング以降から出てくるマルチ合体のシステムに近い。

 

「カメラ、オン!」

 

 この姿は仮面ライダーフォーゼの力を使うことが出来る。

 仮面ライダーフォーゼは右腕に10、右足に10、左腕に10、左足10で合計40種類の武器が存在し、フォーゼはそれらを組み合わせて戦う。

 俺は左腕のカメラ(No.6)を起動し、ヴィザを撮影。空中で浮いているヒュースは磁力の影響か、撮影が出来ない。

 

「レプリカ、本部にカメラのデータを送れるか?」

 

『数秒ほど待て』

 

 なにかに役立つかもしれないと顔のデータをレプリカに送ってもらう。

 

「マジックハンド!」

 

 情報を送り終えると、直ぐに次の行動に入る。

 右手にマジックハンド(No.5)を装備し、ヴィザ目掛けて伸ばすのだが、杖の刃で斬られる。

 

『兄殿、星の杖の使い手はその気になれば何時でも我々を全滅できる。

チカを捕まえるために本気にならないようにしているが、無闇に攻めすぎれば本気で戦い全滅させられる恐れがある。気を付けろ』

 

「……京介、あの爺さんから杖を盗んで全力疾走で逃亡とか出来ないか?」

 

 レプリカから忠告を受けたので手を変える。

 漢字で書けば星の杖と書くだけあり、杖になにかと機能がついている。

 万が一風刃を持った迅を相手にした際には風刃のブレードを盗めば良いと考えてたことがあり、それは星の杖でも使える戦法だと思い聞いてみる。

 

「出来ますけど、あの杖もトリガーの一部なのでトリガーを解除して再起動すれば手元に戻りますよ」

 

「生身の老人を殴るのは心苦しいが、やるしかないのか」

 

「無理ですって。あいつ、めっちゃ見てきてるんですから」

 

 トリガーを起動する前にぶん殴る、お約束を破れば勝てるが、それは一対一での話。

 エスクードで飛ばしたヒュースが空中にいるままなので生身のヴィザを殴りにいこうとすれば確実に邪魔をしてくる。こちらも色々とあるにはあるのだが、千日手に近い状態だな。

 

「レプリカ、黒トリガー使いの老人は、本気で攻めてこないんだな?」

 

『攻めてこない。もし本気で攻めていれば、我々は既に敗北している。

おそらくは本気で攻めてこないのでなく、攻められない。星の杖と角の男のトリガーが兄殿の解析通りならば、星の杖は攻撃に特化し過ぎている。相手を殲滅するならまだしも、捕らえることには向いていない。二人の狙いはチカで、生身でなくトリオン体の状態で捕まえるつもりだ』

 

「なら、決まりだ。小南、お前はあの老人を頼んだ。無理に勝とうとするな、足止めでいい」

 

「OK!」

 

「三雲は角付きに集中してくれ。俺と京介は随時両方のサポートをする」

 

 レイジさんはヴィザが戦いたくても戦えない状態を利用し、標的を絞りヴィザに向けて機関砲を乱射。

 星の杖の刃を扇状に並べ防がせている間に小南はヴィザとの距離を詰める。

 

「バリズンソード!……ん?」

 

 小南達から死相は見えない。

 レイジさんの指示に従い、修達をヒュースから逃がす為にバリズンソードを出そうとするのだが……出なかった。

 

「バリズンソード!バリズンソード!……40番!コズミックスイッチ!……出ない」

 

 何度も何度もバリズンソードを出そうとするのだが、出てこない。

 出し方が悪いのか、別の呼び方をするのだが全くといって無反応だった。

 

「っち!動くことが出来ないが、マグネットキャノン!」

 

 バリズンソードが出ないなら出ないで、諦める。

 派手な動きが出来なくなくるがヒュースと同じく磁力を使って戦うことが出来るマグネットキャノンを出そうとするのだが

 

「これもなのか!?」

 

 それも出なかった。

 

「三雲!!」

 

「があっ!!」

 

 頼みのバリズンソードもNSマグネットキャノンも出てこず、集中力が途切れ意識が揺らぐ。

 その隙を逃すほどヒュースは甘くはなくレイジさんに狙われている事を言われても避ける事が出来ず、黒い欠片がフォーゼアームズ(上半身)に突き刺さる。

 

「待っていたぞ、この時を」

 

「ぐっ!」

 

 胴体部分に突き刺さった黒い欠片が普通の人の目にも見える電磁力を出すと、俺の体が重くなる。

 磁力で俺を押さえつけており、俺はまともに動くことが出来なくなる。

 

「動くことが出来なくても……」

 

 アストロスイッチの起動は、モジュールの発動は出来る。

 モジュールの発動は出来るのだが、ここで俺はなにを出せば良いのか考える。頼みのバリズンソードとNSマグネットキャノンは出てこない。仮面ライダーフィフティーンがフォーゼアームズでバリズンソードを出していたから使える筈なのにうんともすんとも言わず、それどころかNSマグネットキャノンも出てこない。

 

「随分と我々の邪魔をされたが、これで終わりだ」

 

 ヒュースは黒い欠片を集めて車輪のようなものを複数形成し、飛ばしてくる。

 これはまずい。速度からしてレイジさんも京介も間に合わない。

 

「スーパー1!!」

 

 磁力で動かしているのか、黒い欠片車輪がどこに向かうのかがハッキリと見える。

 俺自身は全く動くことは出来ないが、無理矢理動く方法はあると右腕と左腕をロケットモジュールに変えるロケットステイツに変身するロケットスイッチスーパー1の力を使い、両腕をロケットに変更。

 

「蝶の楯の拘束から抜け出し……無理矢理動いただと!?」

 

 ロケットステイツはその気になれば大気圏を突破する事の出来るフォーム。

 両腕のロケットモジュールの加速や力は宇宙に行くことの出来るものでヒュースの蝶の楯の拘束を受けたままでも力尽くで動くことを可能とした……が、ヤバい。

 

「無事か?」

 

「無事だけど、無事じゃない……予想外な事が起きてばかりだ」

 

「さっきマグネットとか言ってましたけど、同じことが出来るんですか?」

 

「全て同じとは言わないが、相殺することは出来る……けど、何故かでないんだ」

 

 京介とレイジさんのアステロイドで黒い欠片車輪を解除し、攻撃から防御へと移る。

 ジジイのトリガーも恐ろしいが、ヒュースのトリガーの万能性が半端じゃなく、このままなのはまずいのだが一向に頼みの道具が出ない。

 

「俺達が仕掛けて時間を作る、他になにかないか詮索してみてくれ。京介、奴は俺達が真っ直ぐしかないと思っている」

 

 銃でのアステロイドを撃ち続けるレイジさんと京介。

 ヒュースは黒い欠片を傾けたりして反射するのだが、最終的には自分達の立っている位置に帰ってくる事が分かっているので、タイミングを見て、反射されたアステロイドを避ける。

 

「バイパーっすね」

 

 アステロイドを避けて、もう一度銃を向ける京介は手に持つ突撃銃のつまみのようなものを引いて弾を撃つ。

 今まで真っ直ぐに飛んでいた弾は急に弾道が変わり、真正面で攻撃を防ぎ反射していたヒュースは驚くが学習して竜巻の様に黒い欠片を回転させたのだがそうすると読んでいたレイジさん。

 

「スラスター、オン」

 

 レイガストを出して、ナイフぐらいの大きさのブレードモードにして黒い欠片の竜巻の隙間に投げ入れる。

 気を緩めていないものの銃での戦いが続いていた為に意外な一手で攻めこまれたと一瞬だけ驚きで固まったヒュースの肩にレイガストが刺さった。

 

「見事……って、違う」

 

 俺は俺の出来ることをしなければならない。

 C級を逃がすためにも逃走と足止めのチャンスを作らなければならず、その切っ掛けをフォーゼアームズならば作れるはずだった。他のアームズにチェンジしている余裕は無い。

 ヒュースは磁力を操っているなら、近くにある金属にビリーザロッドを出して電撃を叩き付けて強力な磁石を作って投げつける……いや、スーパー1を解除できないから無理だ。

 なにかないかとアストロスイッチの歌を歌ってみると、ふと気付く。NSマグネットキャノンは出ないのでなく、出せないんじゃないかと。

 

「Nマグネット!!……嘘だろ、このタイプか!?」

 

 試しにロケットを消してNマグネットを出してみるとNマグネットが出た。NSマグネットキャノンでなくNマグネットのみ。

 頭部や肩になんの変化もなくただただ右腕に尋常でない程の磁力を持つN極の磁石が出て来て、俺の体を縛る磁力をかき消すのだが、次の瞬間に悲劇が起きる。

 

「なに!?」

 

 ヒュースが使っている黒い欠片の半分が俺に向かって来た。

 車輪の形になって飛んでくるのでなく、欠片が右腕のNマグネットを中心に引き寄せられていく。

 

「三雲、無事か!!」

 

 黒い欠片が磁石にくっつく砂鉄の様に身体中にくっついた俺を心配するレイジさん。

 俺自身は身動きがうまくとれないだけでダメージは特には無いのだが、ここから更にややこしくなっていく。

 

「この音は、!?」

 

 ギギギとなにかを引きずる音が聞こえ、音が発生した場所を見てレイジさんは驚く。

 ラービットによって破壊された民家の扉(ドアノブ金属)等が俺に向かってゆっくりと近付いていくのだから。

 

「Nマグネット解除!!」

 

 マグネットステイツの様にならない理由はよく分からないものの、マグネットが出せることがわかった。

 このままでは身動きが取れないと俺はNマグネットを消すとくっついていた黒い欠片はヒュースの元へと戻る。

 

「レイジさん、出ましたよ。あいつに対抗出来る物が」

 

「あいつの黒い欠片をも引き寄せる強力な磁石か……もう一度、出すことは出来るか?お前が黒い欠片を引き寄せている間にレイガストでもう一撃入れる」

 

 一方向に固めない防御ならば突破できることは分かったので、もう一度黒い欠片を集める様に頼むレイジさん。

 

「いや、ダメっぽい。あいつ、見抜きやがった」

 

 その作戦を取られない様にか、それともさっきの引き寄せで気付いたのかヒュースが磁力の調整をし、Nマグネットと反発出来る様にしはじめている。

 

「……千佳達の準備はもう万全か」

 

 ヒュースは今ここでどうにかしなければならない相手だ。

 黒い欠片と磁力を巧みに操り、黒い欠片で攻撃、刺してマーキング、刺した相手を引き寄せ拘束、他にもこっちの世界にある磁力を利用した道具のような使い方が出来る。

 原作では千佳に黒い欠片が刺さってしまい、常に千佳の居場所が割れたり、千佳との距離がそんなになければ磁力で引き寄せたりとヴィザとは別方向で苦しめられ、最終的には迅が倒すことをせずにサイドエフェクトをバンバン使い、足止めをすることに集中してどうにかしたのだが、野放しになっていたら本当にまずい。

 

「俺に死相は出ている……だが、今は死なない」

 

「三雲さん?」

 

「あいつと俺とでデッドヒートといくしかない!!」

 

「待て、なにをするつもりだ!」

 

 レイジさんの制止を振り切り、左足のホイールを起動。

 ヒュースに向かって走り出し、両肘を曲げて垂直に伸ばし叫ぶ。

 

「Nマグネット!!Sマグネット!!」

 

 ヒュースよりも強力だが、コントロールの効かないNマグネットを右腕に、Sマグネットを左腕に装備。

 

「来た!!」

 

 その瞬間、磁力の調整をしていた黒い欠片がヒュースごと飛んできた。

 耐えるのはほんの少しで良い。くっつこうとするNマグネットとSマグネットをくっつけない様にほんの一瞬だけ耐えると磁力に引っ張られたヒュースが俺の胸に飛び込んで来たので腕の力を抜いてNマグネットとSマグネットを×の字になるようにくっつける。

 

「捕まえたぞ……」

 

「貴様、なんの真似だ!」

 

「聞こえなかったのか?捕まえたんだよ!」

 

「お前も身動きがとれないだ……まさか!!」

 

「そのまさかだ!!」

 

 必死にもがき暴れるが全くといって動けないヒュース。

 黒い欠片を消しさえすれば動くことは可能となるが拘束する俺の腕から抜け出すことは出来ず、拘束する腕をどうにかするには黒い欠片を使わなければならず、黒い欠片を使えば2つのマグネットの磁力に引き寄せられて使えなくなる。

 俺がマグネットを消さない限りはヒュースはどうすることもできず、俺の方もヒュースが腕から出ていかない様に押さえつけなければならず、マグネットだけでなく身体中に黒い欠片がくっついているので足のモジュールを使うことも出来ない。

 

「修!!」

 

 だから、千佳のトリオンを撃ってもらう。

 千佳の周りにはメテオラ以外の弾を使うC級や修がいるようにしているから、ここしかないと修達が居るであろう方向を向く。

 

「俺ごと撃って、こいつを倒すんだ!!」

 

「なっ!?」

 

「こいつを、今ここで野放しにすることは出来ない!!小南が相手をしているジジイは戦闘能力が脅威だが、こいつは戦闘以外が脅威なんだ!!」

 

「俺達の役目は足止めだ!倒すことじゃない!」

 

「レイジさん、無理だ!それとすまない!!」

 

 NSマグネットキャノンかバリズンソードのどっちかが出ていれば足止めは出来たが、どちらも出ないのなら、この状態でヒュースを倒してもらう。

 レイジさんは足止めだけで良いと言うのだが、こいつもこいつで倒しておかなければ大変なことになる

 

「こいつのトリガーは危険だ!

リニアモーターカー、レールガン、レーダー、他にも色々と応用出来る!レイジさん達が足止めに成功したとしても、リニアモーターカーのような高速移動で追い付かれる!!」

 

 原作ではレイジさん達が足止めをして、この場から逃げ出すことに成功する。

 その後、レイジさんは一人で二人を足止めするもヴィザが少し本気を出して負けてしまい、ヴィザとヒュースは蝶の楯で自分達を弾のように射出して飛んでいき警戒区域手前にまで逃げた修達のところに一瞬でやって来た。

 

「こいつを倒すことが出来るのは、修、千佳、お前達だけだ!!」

 

 黒い欠片はレイジさんや京介のアステロイドを簡単に弾く。

 並大抵の弾ではヒュースは倒せないが並大抵でない千佳のトリオンを使って射程を短くし威力に振ったアステロイドならばヒュースを倒せる。

 

「早くしろ!!何時までもつか分からない!!」

 

 ヒュースを押さえ付けるのに俺は集中しなければならない。

 

「メガネ先輩、チャンスっすよ!もう一回チカ子の力で」

 

「ダメ!!」

 

「チカ子?」

 

 俺の言うとおりに動かない千佳。

 修にトリオンを貸すことをせず、修も千佳からトリオンを貰おうとはせずに撃つことを躊躇っている。

 

「兄さんのはボーダーのトリガーと違って、緊急脱出機能がついていない。

千佳のトリオンを借りたアステロイドで人型近界民を倒すことが出来たとしても、兄さんも一緒に倒すことになる。この辺りにトリオン兵はもう居ないけど、生身になったらトリガーは……」

 

 後の事を考えてしまい撃つことを躊躇う修。

 今をどうにかすることが出来てもそれはその場凌ぎであり、この大規模な侵攻をどうにかすることが出来るわけではない。あくまでも人型を自身と共に撃墜させる事が出来るだけ。

 ここに来るまでにボーダー側がやや不利な状況になっているのをレプリカが教えており、一発逆転の手段がなにもないので最悪を考えてしまう。

 

「千佳、俺はお前にとって憎むべき存在だ!」

 

「貴虎、さん?」

 

 撃つことを躊躇っているならば、撃てるようにしてやる。

 

「俺は我が身かわいさに、あの人を止めなかった。

あの人を止めることが出来たのに、あの人が行っても無駄だと知っていたのに、止めなかった!」

 

 今ここで言うべきことじゃないのは分かっているが、心を揺さぶり撃てるようにする。

 

「お前を泣かせたのは、苦しませたのは、他でもない俺だ!!なんの迷いもなく撃て!」

 

「千佳、違う!お前を泣かせたのは、苦しませたのは、兄さんじゃない!一番最初に話を聞いたのは僕なんだ!」

 

 千佳の心を揺さぶり、撃てるようにしようとするのだが肝心の撃つ奴が修なので撃ってこない。

 メンタルに関しては常軌を逸脱している男であり、麟児さんの事を出したとしても特に揺れずに居て、それどころか自分が悪いと自分に罪を被せる。

 

「お前達は、なんの為にボーダーに入ったんだ!!」

 

「なんの、為に……」

 

「兄さんの言葉に耳を傾けるんじゃない!」

 

 撃てるようにする為にはあらゆる手段を使う。

 

「お前達は、あの人を探すんだろ!!だったら、俺の屍を越えていけ!!

俺はお前達と共に歩む道を選ばなかった、嫌な事から逃げ出す道を選んだダメな奴だ!それでも、そんな奴でもお前達を阻む壁を越える為の踏み台になることはできる。信じられる友と共に歩むことも誰かの見本となることも選ばなかった俺の……だ!!」

 

「……修くん」

 

『トリガー臨時接続』

 

「千佳……」

 

「撃たれたって、平気だ!俺は麟児さんの分も背負っているつもりだ!お前達、二人の力を受け止めてみせる!!俺を、信じて、誰でもないお前達の手で未来を掴み取れ!!」

 

「!」

 

 最高最善最大の未来は何処ぞのグラサンに用意してもらうんじゃない、自身の手で掴み取るものだ。

 千佳は俺の屍を越える覚悟が出来て修の手を握り、少しだけ躊躇いを持っている修に最後の一押しをすると修は覚悟を決めた。

 

「アステロイド!」

 

 狭めた射程を威力に振ったアステロイドを放ち、黒い欠片を纏うヒュースを貫き

 

「がぁあああ!?」

 

 アステロイドは俺にも命中、貫かれなかったものの吹き飛ばされて変身は強制的に解除。

 フォーゼロックシードはスイカロックシードのエネルギー切れの時のように灰色に染まり、ゲネシスドライバーのゲネシスコアと共に外れた。

 

「分かっていた事だが、デメリットが大きい」

 

 物凄く体が痛い。




当小説が二乗ほど面白くなるおまけコーナーと言う名の設定というなの裏話


メガネ(兄)が貰った転生特典について。

説明

転生の際に神的な存在が要望を聞いたので、ドラえもんのハツメイカーと地球破壊爆弾とフエルミラーと奇天烈大百科と答え、地球破壊爆弾をフエルミラーで増やして近界民の世界を一つずつ破壊し、ハツメイカーと奇天烈大百科で人生を楽しようと考えていた事がバレたのでそれは無しとなり、ヤベー奴認定され危うく転生の話が無くなりかけた。
それが無理ならばFateの王の財宝でと要求すればワールドトリガーの世界観と余り合わないからNGが出て、世界観と合わせれる感じのものしか転生特典に出来ない説明を受け地球破壊爆弾とフエルミラーはOKだった事に衝撃を受けた。
その後はどういう感じの転生特典が必要なのかとなり、色々と要望を出したが神的な存在が東映繋がりで良いだろうと勝手に選んでワールドトリガーという世界観に合わせた仕様にしており、本来は無い機能が施されておりチートっちゃチートだが幾つかのデメリットがある。

因みに最初のがダメと言われた貴虎が次に欲しかったのは黄金律A、金さえあれば世の中の7割ぐらいは上手くいく。というか、金の概念がある世界に転生するならば黄金律Aは必須なんじゃないだろうか?


転生特典その1


超視覚(強化視覚)


説明


毒とかフルコースでのドヤ顔とかでなにかと隠れがちなココの能力、超視覚。
通常の人間には見ることの出来ない光の波長をも見ることの出来る超人的な視力で、トリコではココのグルメ細胞とか悪魔が関連しているがワールドトリガーでは視力を強化するサイドエフェクトという仕様になっており、その為にトリオン量も増やしていて、おまけだと千佳ほどではないがアフトクラトルの角持ちぐらいのトリオン能力になった。
あくまでもココと同じ様にものが見えるだけで、ココの様に占いに使ったりするには特訓が必要であり、オンオフの効かないサイドエフェクトなので凄く当たりに見えるが実は目から送られる情報が物凄く辛い転生特典で空間認識能力等が嫌でも優れる様になるのだが、目から入る情報量が多かったり余計なものが見える為に貴虎はバイパーの弾道を上手く処理できず64発までしか自在に操れない。
地球破壊爆弾を要求するヤベー奴だからいけると選ばれたが、そうでなければどんな声でも出せる声帯強化という使いどころにイマイチ悩むサイドエフェクト(橘高さん大喜び)を与えられていた。
遠くのものを見る、色を見分ける、早い動きを正確にみる、本来は見ることの出来ない電磁波が見えると強化された視力と言われれば思いつく力が備わっているのだがボーダーのトリガーでトリオン体になれば暗視が出来て、視力が自動的に良くなると色々とあるので一部の能力はそこまで目立たない。電磁波を見る眼の良さを利用した技術はボーダーのランク戦のゲームバランスを簡単に崩壊させる。



転生特典その2


ボッスンと岸辺露伴を足した感じの手先の器用さ。


説明


読んで字の如く、スケットダンスのボッスンとスタンドの事を知ってテンション上がりまくりの岸辺露伴の手先の器用さや執筆速度を合わせたもので地味でネタにしか見えないのだがネタでなく実はこれが一番恐ろしい転生特典。
元々一通りの事はそこそこ出来る中の人(貴虎)が持っているせいか、その力は物凄く手を使う系の武器ははじめてでも熟練の腕と大差変わらない程に使いこなし、サイドエフェクトと上手く噛み合わせることによりスコーピオン手裏剣、マンティス手錠、首狩り弧月、ツインスナイプ、リフレクトレイガスト、トライスター、スパイダーポイズン、生駒旋空擬きと高度な技術を使いこなす。
ぶっちゃけ、この転生特典が無いとフォーゼアームズとかディケイドアームズとかどんだけ練習しても使いこなせない。


転生特典その3


ブランクウォッチ

説明

ワールドトリガーのアニメは東映が作ってるし東映繋がりで仮面ライダーをトリガーってことで渡すかとなり、渡すライダーが使おうと思えば誰でも使えるけど、そこそこヤベー感じなので神的な存在が追加したもの
変身に必要なベルトや道具を上に置いたりすればブランクウォッチとトリオン器官の一部と融合し、そのライダーのライドウォッチに早変わり。こんなこともあろうかと、力の一部をライドウォッチにしておいたぜと言える一品。
ジクウドライバーがあればそれを用いてアーマータイム出来たが、ジクウドライバーを持っていないので基本的には変身道具を他者に利用されない様に封印するだけだが、見知らぬ誰かに盗まれるよりはましである。
忘れちゃいけない。貴虎がその気になればインベス出したり、T2ガイアメモリをばらまいて暴走させて三門市を混乱させることが出来て、バグスターウイルスで人類を滅亡させることが出来る。


転生特典 その4


T2ガイアメモリ&ロストドライバー

説明

仮面ライダーW、AtoZ 運命のガイアメモリで登場したT2ガイアメモリとロストドライバー。2つで1つのセット。
ワールドトリガーの世界に合わせたので適合する人間しか使えないトリオンが増えない黒トリガー擬きとなっており、強力だが色々なデメリットが存在している。
ベルトを介さずに変身すれば狂暴な性格になる、変身中にベルトからガイアメモリを抜き取って逃げ去れば変身不可能、ベルトを破壊して変身解除と色々とボーダーのトリガーと比べて強いのだがデメリットが多い。
デメリットは多いものの、天気を操ったり氷河期を思わせるほどに凍らせたり瞬間移動したりとなんでもありな力を得る(適合すればだが)。能力の相性次第では格上に勝てるのだが、その逆、格下に負けることも多々ある。
ガイアメモリというだけあり地球の記憶と思わしきデータが入っており、トリガーを解析する高性能な解析装置でも解析をするのに十数年以上掛かるもので、量産は不可。
風間隊が緊急脱出したので貴虎は見ておらず全くといって気付いていないが、隠し機能としてマキシマムドライブでトリガー使いを倒すと相手の使用していたトリガーを破壊する機能がついている(T2ガイアメモリの破壊は不可能)


転生特典 その5


仮面ライダー斬月 斬月・真セット


説明


仮面ライダー斬月及び仮面ライダー斬月・真に変身するセット。
メロンアームズとメロンエナジーアームズ以外に小説版で使われたスイカアームズや舞台でのカチドキアームズ、ハイパーバトルDVDでのマンゴー、イチゴ、ブドウ、Vシネマのウォーターメロンアームズととにかく呉島貴虎が使ったことのあったりするロックシードと戦極ドライバーとゲネシスドライバーの2つのベルトとサクラハリケーンとダンデライナーの乗り物がついた超お得品……なのだが、ライダーロックシード以外のロックシードはT2ガイアメモリと違って目立つ能力は無い。時間は止めれない。どちらかと言えば地味な転生特典。
地味なのだが、変身する人次第でどうにでもなり雑魚戦、強敵戦、継戦、情報収集、偵察、基本的に何でもござれと能力に突出していない分、万能なところがある。
カチドキロックシードとレジェンドライダーロックシードに幾つかの隠し機能があるのだが、実戦そのものが不足な為に気付いていない。


転生特典 その6


???


仮面ライダーエグゼイド系のもの。
仮面ライダーエグゼイドに出てくるライダーはバグスターウイルスにある程度の耐性が必要であり、適合手術を受けたりしなければならないのだがその手術をしてくれる人とかも居ないので一番最初にベルトに触った人物にバグスターウイルスの原種が感染する隠し機能がついており、感染から約5年でバグスターウイルスの完全な抗体を宿すのだが貴虎が触る前に香澄が触ってしまい、貴虎でなく香澄にバグスターウイルスの原種が感染してしまい貴虎は自力でバグスターウイルスの抗体を作り上げる羽目になった。

ギャグ短編(時系列は気にしちゃいけない)

  • てれびくん、ハイパーバトルDVD
  • 予算振り分け大運動会
  • 切り抜けろ、学期末テストと特別課題
  • 劇団ボーダー
  • 特に意味のなかった性転換
  • 黄金の果実争奪杯
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