メガネ(兄)   作:アルピ交通事務局

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第79話

 

 約一週間、大規模な侵攻が起きてから一週間が経過した。あの交渉の後にボーダー隊員で私の知り合いの人達はやってきて怪我を心配してくれた。

 自分で動いた結果、巻き起こった怪我なのだが名目上は変な所に行ってしまったせいで怪我をしてしまった事になっている。1ミリも後悔の念は抱いていない。

 

「さっさと帰るわよ」

 

 折れた肋骨は後、数日あれば元に戻る。

 病院側からありえないぐらい驚異的な速度で肋骨や受けた傷が治っていると言われた。大方ガイアメモリが原因で生身の肉体の性能が向上していて通常よりも遥かに速い速度で治っているのだろう。退院しても問題はない様なので病院を退院する事になった。退院の付き添いには修と母さんが来てくれている。自分でやった事で怪我をしたのは情けない事だと母さんは主張するが、まさにその通りである。

 

「兄さん、ホントによかったの?その……ヒマワリの錠前をボーダーに渡して」

 

 病院を出る手続きを取っていると修は浮かない顔をしている。

 私の持っているトリガーはいざという時の為の物でボーダーに渡して良いものじゃない。ボーダーを信用出来ないから持っていたと言っても過言ではない物だ。ボーダーに提出しても無駄無意味だと教えても向こうはああだこうだ言うのは目に見えていた。

 

「私がそんな愚かな男に見えるか?ヒマワリのロックシードは他のロックシードとは使用用途が異なっている。例えボーダーのエンジニアが優れていて再現出来たとしてもそれまでだ」

 

「そう、なんだ……」

 

「むしろ私にとっては儲けものだ。ボーダーに戦極ドライバーもロストドライバーも取り上げられる事はなかった。向こうが修をクビにすると言い出さずに最初から無かった事にすると帳消しにして貰えて……」

 

「……兄さんに迷惑を掛けてばかりだね」

 

「ああ、全くだ……だからこそ早く成果を上げなければならない」

 

 修は申し訳ない顔をしている。私としては私が原因でこうなっているので私の方が申し訳ない気持ちになっている。

 互いに申し訳ないと思っているので成果を上げなければならない。例えば過去に攫われてしまった人達が帰還した際に社会復帰出来る様なプランを練るとか……やらなければならない問題は山積みだ。

 

「結局コレを使うことは無かったか」

 

 ボーダーとの正面衝突が万が一起きた場合を想定して一応の準備はしていたがその時は来なかった。

 もし仮にあの時ボーダーが実力を行使していればそれこそエターナルレクイエムで全てのトリガーを使えなくして諸悪の根源(マザートリガー)を破壊しに行っていた。それだけの力を無闇矢鱈と振るわずに済んで良かったと思う。

 

「手続きは終わったわ、帰りましょう」

 

 コレを使わずに済んで良かったと思っていると母さんが手続きを済ませて戻ってきた。

 これで短いようで長かった入院生活におさらばする事が出来ると病院を出るとそこには外務営業担当の唐沢さんが立っていた。

 

「やぁ、こうして直接向かい合うのははじめてだね」

 

「なにかご用でしょうか?ヒマワリのロックシードはもう風間さんに渡したでしょう」

 

「いや……今回は違うんだ。君達に付いてきてほしい」

 

「……記者会見に行けと?」

 

「そんな事も分かるのかい?」

 

「こんなのはサイドエフェクトが無くても冷静に考えたら誰でも分かること……」

 

「記者会見……確か、今からやるんですよね」

 

「ああ、そうだ……三雲くんのお母さん、彼等を借りてもよろしいでしょうか?」

 

「よろしいでしょうか?じゃないでしょう……私もその場に連れていきなさい」

 

 母さんは相変わらず母さんであるか。

 唐沢さんは母ならばそれを言うと予想していたのか分かりましたとすんなりと受け入れた。出来る男は本当に違うな。唐沢さんは既に車を用意しているのでそれに乗り、記者会見の場所へとやってきた。表には記者達が沢山スタンバイしており裏口から入ると既に記者会見は始まっており狐のおっさんもとい根付が被害等の説明をしていた……さて、問題はここからである。

 

「唐沢さん、批難の的を修に集中させるつもりですか?」

 

 根付は原作では修を利用してボーダーの株を落とさない様にしたが修を唐沢さんが連れてきて色々と逆転する。

 しかしここでは違う。大きな被害が出る前に私が裏で工作してC級隊員に緊急脱出機能がついていない事がバレていない……トリオン体を全て修にして武器の統一と言う荒業にまで出てきたんだ。アレだけやってもまだ修に責任を背負わせて言い逃れするならば……ボーダーに出資している大手の企業の株を買収してボーダーへの出資を停止してやる。

 

「タダで帰ってくれるほどメディアは甘くはない……ただ君がこの前言った様に私の中では採算性は取れないんだ。君の弟が齎した利益と損害では圧倒的なまでに利益の方が大きい……切り捨てるのは割に合わない」

 

「曲がりなりにも営業と外務担当のトップがそれでいいのか?」

 

「それは君にも言えることじゃないか、君ほどの男ならばボーダーに入隊せずに外部の協力者になるという道もあった筈だ」

 

「それこそ買い被り過ぎだ……私は皆の思っている程に出来た人間じゃない、無償の正義や義務を貫く行為はしない主義だ……ただ、1つ約束を守っただけだ」

 

 外部協力者になっても良かったが、それだと三輪との約束を破ることになる。

 三輪はなにがなんでも私をボーダーに入れるつもりだった様で……そういえばアイツだけ一度もお見舞いに来ていなかったな。私とどう向き合うのか悩んでいるんだろうな。ぶっちゃけた話、私もどうやって向き合うのか悩んでいる。

 

「今回ボーダーの訓練生が主に狙われたそうですが、ボーダーのトリガーには緊急脱出機能が搭載されているはずです。C級隊員には搭載されていないのですか?」

 

「C級のトリガーは訓練用のトリガーで実戦を想定して作られておらん。緊急脱出機能の1つを備えるにも金と技術と労力が掛かるんだ。そんな事も分からんのか!」

 

「あのおっさん、ここが記者会見の場なの理解してるのかしら?」

 

 偉いけど偉そうにしていい場所ではない。それなのにやたらと態度のデカい狸のおっさんに、母さんは呆れている…そろそろか。

 

「今回訓練生であるC級隊員が狙われたのはC級隊員には緊急脱出機能が搭載されていない事が近界民にバレてしまったからではないでしょうか?訓練生は基本的にはボーダー本部で訓練するとの事ですが」

 

「先のイレギュラー(ゲート)の原因である近界民を駆除する際に見つかったと思われます。聞いた話によれば先のイレギュラー門の一件の際に換装する肉体を統一させた眼鏡の少年がトリガーを起動して独断で近界民を撃退したとの事ですが、そこから漏れたのではないのですか?」

 

「その件はこちらでも把握しております。しかしそれが原因とは……」

 

「じゃあ他に心当たりがあるんですか!」

 

「訓練生はボーダーの基地内でしかトリガーを使用してはいけないのですよね!」

 

「規則を破ったんじゃないんですか!」

 

「まだボーダーに居るんですよね!」

 

「今回の事との関連性はともかく彼の行動は街を守る為の行為とボーダーでは認知しております」

 

「なんだよアレ。オサムを悪者にするつもりか?」

 

「遊真、来ていたのか」

 

 怒りの矛先をボーダーから修に転換している光景を見せられていると背後から遊真が現れた。

 この記者会見を迅が裏で手引きして招いた客であり、修に怒りの矛先を向けている事に対して苛立っている。

 

「オサムとオサムのお兄さんが居なかったらもっと酷い事になってたかもしれないのに」

 

「例えそうだとしてもマスコミははいそうですかと黙ってられない。余計な事を書かれるぐらいならば誰かをね」

 

「活躍した一個人を犠牲にした上で組織を運営するとは良い身分な事ね……修、帰るわよ」

 

「……僕は間違ってたのか?」

 

 自分の行いが間違っていたのかと修は迷う。ズキズキと胸が痛んでいる。自分がやった行為で他人に迷惑を掛けてしまったのだから。

 さて、どうするか……このまま修に記者会見の場に出てもらって色々と暴露して貰うのが良いが……癪に障るな。

 

「やれやれさっきまでオサムのお兄さんと一緒に病院に居たんだろう。頭の頑固さを治療してもらえば良かったのに」

 

「遊真、諦めろ。修の生真面目さは長所であり短所でもあるんだ……唐沢さん、わざわざ私達をここに連れてきたのは修の公開処刑を見せる為ですか?」

 

「いや……ヒーローにも反撃のチャンスを与えようと思ってね」

 

「……ならいっそのことヒーローショーとでも行きましょうよ」

 

 念には念をと持っててよかったゲネシスドライバーと戦極ドライバー。

 私が裏で頑張ったのに修も頑張ったのに、組織の為ならばと平気で切り捨てるのは癪に障る。戦極ドライバーを装備すると母さんにゲネシスドライバーを投げた。

 

「どうすればいいの?」

 

「悪者が欲しいのならば幾らでも用意する事が出来る……このロックシードがあればな」

 

 母さんはゲネシスドライバーを装備する。

 私はイチゴのロックシードを母さんに託すとメロンのロックシードを取り出す。

 

『イチゴ!』

 

 イチゴのロックシードを解錠する。

 するとイチゴの鎧……ではなくセイリュウインベスが実体化した状態で姿を現す。

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ。流石にそれは」

 

「うちの息子を切り捨てることはおろか責任を背負わせようとしたのよ。当然の報いは受けてもらうわ」

 

 ヒーローに反撃の機会を与えるつもりなのだろうが、反撃の機会どころの騒ぎじゃない騒ぎを起こさせてもらう。

 セイリュウインベスは舞台裏から飛び出して行ってしまう

 

「な、なにかね君は!」

 

『グゥアアアア!!』

 

「母さん、ロックシードは絶対に離さないで。手放すと制御が利かなくなるから」

 

 突如として暴れ出すセイリュウインベス。

 ボーダー側にとって不足の事態でありセイリュウインベスはよく見てみればマイクやカメラ等の機材のみを破壊しており、根付達を襲おうとはしていない。

 

「兄さん、なにやってるの!?」

 

 暴れ出すインベスに記者会見に来ていた記者達は逃げ惑う。

 完全に脅威が去った筈なのに近界民と思わしき存在が現れたとなれば誰だって慌てるだろう……そして私には見える、ボーダー側の手元にはトリガーが無いのを。トリガーが放つ独特の電磁波が一切見えない。

 

「変身」

 

『メロンアームズ 天・下・御・免』

 

 記者会見の中で急に暴れる今まで見たこともない近界民、テレビは生放送で普通ならば放送休止になっているだろう。しかしテレビのカメラだけはセイリュウインベスに破壊させていない。マスゴミにとってはある意味、1番美味しい展開でありカメラを持っている記者はパシャリとセイリュウインベスの姿をカメラに納めている。

 

「大丈夫ですか!?」

 

「な、何故君がここにいるんだね!?」

 

「あんた達に言われた通り近界民(ネイバー)の世界に送り込んだ無人探査機を回収したらなんかくっついて来たんですよ!」

 

「……まさか、君は!」

 

 この状況を一瞬にして全てひっくり返す方法は唯一つ、更なる騒ぎをこの場で巻き起こす事だ。

 斬月に変身した私は無双セイバーを手にセイリュウインベスを攻撃していきセイリュウインベスを瀕死寸前まで追い詰める。

 

「これで終わりだ」

 

 戦極ドライバーのカッティングブレードを一回倒す

 

『メロンスカッシュ!』

 

 メロンディフェンダーを手裏剣の様に投擲してセイリュウインベスにぶつけるとセイリュウインベスは怯み、その隙を逃す事をせずに無双セイバーで斬りかかる……セイリュウインベスは苦しみ出すと最終的には自爆した。

 

「皆さん、無事ですか!」

 

「オサムのお兄さん、結構セコい事をするんだな」

 

 明確に見える悪をヒーローが撃退をする。勧善懲悪な風に見せつけていた方がボーダーとして利益になるのだろう。

 爆破したセイリュウインベスは完全に消え去っており逃げ惑っていた記者達の足は止まり、視線の先には私がいる。斬月の姿はなにかと目立って仕方がない……だが、今日はそれが吉と出ている。

 

「皆様、申し訳ありません。この後ボーダーから向こうの世界についての重大発表がある前にいざこざを起こしてしまって」

 

「っ、君!さっさと下がりなさい!」

 

「私は1戦闘員なので詳しくは知りませんがこの後に重大発表があるのでそれまでお付き合いください」

 

 ペコリと頭を下げると私は記者会見の舞台裏に戻る。それと同時に変身を解除して母とハイタッチをする。

 修に怒りの矛先を向けさせようとしていたが今の一騒動でそんな事よりもさっきのはなんだやボーダーの重大発表とはなんなのかと意識が向いている。

 

「なんて事を……」

 

 色々と企てていたプランを一瞬にして全て無に返すどころかボーダーが秘匿している事をバラさなければならない状況を作り上げた。

 余計な事をしてと根付は私を睨んでくるので私は中指を突き立てて威嚇する。今からでもボーダーと全面戦争しても構わないんだぞ、私は。

 

「重大発表とはなんなんですか!」

 

「先程、近界民の世界に飛ばした無人探査機と仰っていましたが」

 

 あんな騒ぎがあったにも関わらずマスゴミどもはくらいつく。

 修の事は既に眼中に無い様で先程の私が言っていた事はなんなのかと根付達に問い詰める。こんな事をされたら答えるしかないので城戸司令は近界民の世界に無人探査機を送り込んで、それを回収したらそこに近界民がくっついてきたと嘘をでっち上げ、更には今度は初の向こうの世界に遠征する事を言う……ホントは何度も何度も遠征しているんじゃないかと言ってやりたいがこれ以上事態を混乱させる訳にはいかないので断念する。

 

「ヒーローに反撃の機会を与えるつもりがヒーローショーを行うなんて……君達がやったと知られれば大目玉を食らうぞ」

 

「その時はその時でボーダーと全面戦争でも繰り広げるさ」

 

「君が言うと冗談に聞こえないんだが」

 

「冗談じゃないからだ」

 

 別に今からでもボーダーに対してバチバチやりあっても構わないんだ。

 その場合は今まで抑えていた真の力を発揮して、問答無用でボーダーをぶっ壊す。誰が相手だろうと勝つ自身はある。

 

「オサムのお兄さん、オサム以上に無茶をするな」

 

「オサムのは後先考えずの無茶だが私のは後々の事を考えた上での行いだ……多少荒っぽいがな」

 

 なにはともあれ修の事を全て一旦リセットすることが出来た。

 自作自演にも程があるのだが、それに気付くことは難しい……今回の一件をどう片付けるかは実に実に見ものである。他人事って本当に最高だ。

 

「そういえば唐沢さんに聞きたい事がありました」

 

「いきなり急だね」

 

「コレをボーダーに出資したいのですが、ボーダーの何処の部署に届ければいいのかがイマイチよく分からなかったんですよ」

 

 麟児さんから貰ったお金を種にサイドエフェクトを思う存分に利用して作り上げた数千万円が入った通帳を取り出す。

 通帳の中身を確認すると唐沢さんは表情こそ変えてはいないが驚きの電磁波を出しており、通帳を私に返した。

 

「ボーダーにはちょっと色々とやって貰いたい事があるのでボーダーに個人的に出資させてもらいます……足りないのならばもう少し金額を増やしますけど」

 

「君はいったいどうやってこんな大金を手に入れたんだ」

 

「まぁ、一言で言えば……サイドエフェクトを思う存分に利用したとだけは言っておきましょう」

 

 子供が持つには明らかにおかしな額である大金だ。

 宝くじでも当てたのかと思われるが宝くじなんて当てようと思えば何時でも当てる事が私には可能なんだ。スクラッチで数百万円とか余裕で稼ぐ事が出来る。

 

「ふぅ……君が1個人としてボーダーに出資してくれるのは分かった。だが今はそれについて話し合いをしている場合じゃない。君がこうして場を乱したからね……本当に君は予測不能な事をしてくれる」

 

「多少の予想外の行為ぐらい目を瞑ってもらいたい……と言ってもまたああだこうだ言ってくるから1つだけ新しい情報を与えておきましょう」

 

 あえてあの時に言わなかった事を今ここで教える。

 切り札や万が一を想定して教えていない情報は多々あり、その中の1つ、ゲネシスドライバーについての情報を教える。その為に母さんからゲネシスドライバーを回収し唐沢さんの腰にベルトを装着させる。

 

「戦極ドライバーは最初に使用した私しか使う事は出来ない。だがゲネシスドライバーは誰にでも使うことが出来る代物だ」

 

 ボーダーの上層部には私の持っているベルト一式を私にしか使えないと思い込ませている。

 確かに一部のベルトやガイアメモリは私や修にしか使うことが出来ない代物だがゲネシスドライバーは誰にでも、それこそ全く訓練を積んでいない唐沢さんですら使用する事が出来る……まぁ、デメリットは相変わらず生身の肉体の上に鎧を身に纏っている状態で即死攻撃を喰らえば本当に死んでしまうこととかあるが。

 

「そうか……だがそれが分かったとしても君はこのベルトを渡すつもりは無いのだろう?」

 

「当たり前じゃないですか」

 

 戦極ドライバーもゲネシスドライバーも私の物だ。誰かに譲るつもりなんて一切無い。コレは私が貰った物なんだ……所有権は母さんにあるけど。唐沢さんからゲネシスドライバーを回収して、戦極ドライバーを外す。

 

「私は別にボーダーと真正面から全面戦争をしても構わないんだ……何処ぞの実力派エリートはその未来を見てしまったのか私に対して脅威を感じて裏で色々と頑張っているみたいだが」

 

 故に今回はコレだけにしておいておく。

 本当ならばもっと暴れてやりたいし取材報道陣に色々とあれやこれやを暴露しておきたいが、そうなるとボーダーの組織としての存在が危うくなってしまう。嫌がらせはしたいがボーダーという組織が終わってしまえば本末転倒の事態になってしまう。

 

 

 

 

 記者会見を滅茶苦茶にしてやったので気分がいい。目的は果たしたので私は記者会見の場を後にする。母さんもこの場には用は無いので私の後をついてくる……コレで良かったのだろうかと言われれば答えづらいが良かった筈だ

 

「痛っ!」

 

 そう思いたかったが世の中はそんなに甘くはなかった




当小説が二乗ほど面白くなるおまけコーナーと言う名の設定

メガネ(兄)「当小説当小説が二乗ほど面白くなるおまけコーナーと言う名の設定というなの裏話!」

メガネ(弟)「なんだかここに戻ってくるのも久しぶりな気がするね」

メガネ(兄)「糞作者が色々と叩かれてやる気無くして非公開にしたりパスワードにしたりしてたからな……というわけで本日はこちら」

DANGER TRIGGER

仮面ライダージョーカー

トリオン 7
攻撃 10
防御・支援 2
機動 9
技術 5
射程 1
指揮 5
特殊戦術 1

TOTAL 40

説明

修が唯一適合するジョーカーメモリを用いてロストドライバーで変身した姿。
トリオン体に換装するのでなくそういう感じの見た目の生物に変化しており生身の肉体が変化した文字通り変身している。
修の強靭なメンタルと折れない心を持っていれば力をより発揮するジョーカーメモリが上手く噛み合っており、通常のトリオン体よりも遥かに高い運動能力を発揮する。必殺技は至ってシンプルなライダーパンチとライダーキック。

メガネ(弟)「思ったよりもそんなにスペックが高くないかな」

メガネ(兄)「そもそもで修のスペックが貧弱すぎるから、10を100にするのと違って1を10にするのは意外と大変だったりするんだ。お前は殴り合い自体が不得意だろう」

メガネ(弟)「そう言われればそうなんだけど」

メガネ(兄)「ジョーカーメモリは使用者の潜在能力を極限まで引き出し感情1つでパワーアップする事が出来るメモリだが肝心の修の技術が追いついていない。徒手空拳での戦いに馴れた時、その時こそ仮面ライダージョーカーの真の力を発揮する」

メガネ(弟)「戦いに馴れた時……まだまだ遠いね」

メガネ(兄)「だが絶対に行けないというわけではない……修がハイレインにライダーパンチを決めようとした瞬間にロストドライバーがぶっ壊れて変身が解除されるボツになったネタがある」

メガネ(弟)「それだとどうなったの?」

メガネ(兄)「レプリカがロストドライバーを解析してコピーするんだが、ガイアメモリの圧倒的なデータに耐えられなくて変身していられる時間が制限されてて、そんな中で私が登場してハイレインに挑むがハイレインの攻撃にやられてアームズがトリオンキューブ化する」

メガネ(弟)「兄さん自身はトリオンキューブにならないんだね」

メガネ(兄)「鎧武者(アーマードライダー)は生身の肉体の上に鎧を身に纏っている状態だ。どれだけ攻撃されても生身の肉体に卵の冠は通じない……トリオンで出来ている鎧一式はトリオンキューブ化されるが生身の肉体は……血塗れだな」

メガネ(弟)「血塗れなの!?」

メガネ(兄)「千佳ちゃんのトリオンを用いてのアステロイドはボーダーの流れ弾阻止のシステムでどうにかなったけども、あの時に吹き飛ばされて変身を強制的に解除されてしまったからな……まぁ、まだゲネシスドライバーが残っていたから他のアームズに変身して戦える。私と修がハイレインと最終決戦に挑んで勝利して、レプリカはガイアメモリの負荷に耐える事が出来ずに暫くの間ショートする……という感じの流れだったが糞作者がめんどくさがって書かなかった」

メガネ(弟)「そんな裏話が……でも、良かったよ。ロストドライバーが壊れる前にハイレインを倒すことが出来て。もし倒すことが出来なかったら前みたいに直接肉体にジョーカーメモリを挿し込まないといけなかった」

メガネ(兄)「まぁ、ロストドライバーでもレプリカでも無理なら三輪の風刃があったから……ハイレインは出てきた時点で詰んでいた……あ、そうそう。作者が別で書いてあるワールドトリガーのネタを使ってるけども、元々はこの小説で使う予定だったネタだから気にしない方向で頼む」

お兄ちゃんはつらいよと同じ展開なのは気にしないでください。

アフトクラトルを退け、一時の平穏を手に入れたかに思えたが一難去ってまた一難。三雲家が一般人達の手により知られてしまう。
ボーダーに避難をする貴虎だがそこで様々なものが待ち受けていた。次回、ワールドトリガー【進むべき道】にトリガー、オン!

ギャグ短編(時系列は気にしちゃいけない)

  • てれびくん、ハイパーバトルDVD
  • 予算振り分け大運動会
  • 切り抜けろ、学期末テストと特別課題
  • 劇団ボーダー
  • 特に意味のなかった性転換
  • 黄金の果実争奪杯
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