メガネ(兄)   作:アルピ交通事務局

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第91話

 

「よし、準備出来たな」

 

 米屋達と軽くソロランク戦を終えたので本来の目的であるマニュアル作りをしようと思う。

 ソロランク戦の記録(ログ)は自動的に保存されるのでその技術を応用し、音声も拾える様になっている。

 

「さぁ、はじまりましたよく分かると思うボーダーのトリガー講座。今回は攻撃手(アタッカー)系のトリガーに関して色々と説明をしていきます」

 

「おい、まだか?」

 

「まだだ……え〜ボーダーの攻撃手(アタッカー)のトリガーは大きく分けて3つあります。1つは弧月、シンプルな刀に近いトリガーで剣に関して自信がある人にオススメです。2つ目はスコーピオン、切れ味抜群で重さは皆無に近く自由に剣の形状を変える事が出来る代物で素早い戦闘をする人にはオススメです。3つ目はレイガスト、ブレードとして切れ味はやや欠けますがその分頑丈に出来ていてシールドに変形させる事も可能です。防御を主体にした人にオススメかもしれないです」

 

「最後、曖昧だな」

 

「仕方がないだろう。私はまだどれも極めていないのだから……本日はA級の三輪隊の攻撃手(アタッカー)の米屋陽介と共に色々とやっていきたいと思います」

 

 今回は攻撃手系のトリガーに関する講義になっているので専門家を呼んだ。

 本音を言えば風間さん辺りを呼びたかったが本人が断ってきた「俺もまだまだ未熟なのが分かった」っと言ってきた。首を縦に振ってくれると思っていただけにちょっとショックだが、滅気ずに米屋に代理を頼んだ。

 

「では、先ず弧月について。弧月は一言で言えば刀で、純粋な剣の腕に自信がある方にオススメです……ですが、専用のオプショントリガーを付ける事で必殺技も生まれます……実際にやってみましょう」

 

「お、待ってました」

 

 米屋を相手に実践的な動画を撮影する。

 弧月を起動して鞘に納めた状態で仮想訓練室で米屋と対峙する。米屋は弧月(槍)を構えた。

 

「弧月には専用のオプショントリガーが2つあります。1つは」

 

「コラぁ!余所見してんじゃねえぞ」

 

 説明中に槍で突いてくる米屋。

 一応の説明は大事なのだが、ここは後で副音声を入れる事でカバーをする事が出来る。余所見をしている事に関して米屋は怒っているので弧月で捌く。上手い具合に弾く。

 

「熊谷以上に上手いな」

 

「そりゃあイメージトレーニングしまくってたからな」

 

 米屋の弧月(槍)には射程を伸ばす旋空以外にも幻踊が搭載されている。

 米屋以外にもう一人誰かが搭載していたが誰かは忘れた。幻踊は刃の形状を少しだけ変える事が出来るオプショントリガーだ。故に米屋の槍をギリギリのところで回避するのは悪手、穂先の形状を変化して槍の刃を当てに来る。

 

「どうしたどうした!守ってばかりじゃオレには届かねえぞ」

 

「攻めに転じても良いが、弧月の守りの動画を回収してるところだ」

 

「だったらさっさと終わらせて攻めてみろよ」

 

「ああ、そうさせてもらう」

 

 一歩、前に踏み込む。

 米屋の使っている武器は槍、間合いを詰められれば戦いにくくなる

 

「槍の間合いを詰めればイケると思うじゃん?」

 

 等と言うのは甘えた考えである。米屋の槍は如意棒程とは言わないが縮小する事が出来る。

 縮小した槍で突いて来るのは見えているのでこちらもオプショントリガーである幻踊を起動して十手の形に形状を変えて槍の棒の部分を挟み込みdの字の形状に変化させて挟み込む。

 

「やばっ」

 

「もらった」

 

 腕を引っ張り、米屋から槍を奪い取る。

 米屋は槍を死守しようとするが私の引っ張る力の方が強くてバランスを崩したので幻踊弧月を解除し更に一歩踏み込んで米屋の胴体を袈裟斬りにする。

 

「かぁ〜幻踊弧月の使い方上手いな!」

 

「え〜今のがあんまり搭載されていない幻踊弧月の使い方です……ぶっちゃけた話、スコーピオンでもレイガストでも出来ます」

 

「おいおい、そこは上手い具合にフォローを入れてやれよ」

 

「いや、どうしろと?少なくともレイガストで同じことを出来るんだぞ」

 

 スコーピオンは耐久性の問題で無理矢理破壊する事が出来るかもしれないが頑丈が売りの防御的なレイガストだと壊れる事なく出来る。

 刃の形状をある程度は自由に変える事が出来るレイガストと好きな形状に変化出来るスコーピオンがあるから幻踊は正直需要が少ない。現に米屋ともう1人しか幻踊を入れていない。

 

「幻踊は攻撃しつつ刃の形状を変化させますので判断力と決断力も大事で、扱いは結構難しいところ……では、もう1つのオプショントリガーについて説明いたします。米屋、私と10〜15m程、距離を開けてくれ」

 

 幻踊についての説明はテロップか何か入れておけばいいだろう。

 今度はもう1つの大人気オプショントリガー、京介と三輪以外はほぼ搭載されている旋空弧月について説明する。

 

「旋空弧月」

 

「っちょ、バトル無しで斬るんじゃねえよ!」

 

「弧月使いの殆どが搭載しているオプション旋空。能力は至ってシンプルで約1秒の間弧月のブレードを伸ばす機能です。今の様に米屋が素の弧月の射程範囲内だけど見えている、後もうちょっと近付けば攻撃を当てる事が出来るかもという距離、具体的に言えば5〜18mぐらいの距離で使うのがオススメで空中に移動している人も斬ることが出来ます」

 

「旋空のお返しをくらわせてやるぜ!!」

 

「旋空弧月の射程は踏み込み有りで約22mですが射程は弄る事が出来ます。ボーダー随一の旋空弧月使いは0,2秒で40mの旋空弧月を撃つことが出来ます。詳しい事はログがありますのでそちらで確認をお願いします」

 

 バトル無しで旋空弧月を撃ってきた事に対しては米屋は怒り、槍での旋空弧月を撃ってきたのだが回避する。

 弧月に関する説明はコレでいいだろう。剣の持ち方とかそういうのは後で説明する動画を別撮りしておけばいいか。

 

「次はスコーピオンです。スコーピオンは切れ味は弧月と同等で形状を好きな様に変化させる事が出来ます。例えばブーメランの形に変化をさせて投擲する事が出来ます」

 

 と言いつつ米屋に向かって投擲する。

 

「うぉっ、危ねえな!」

 

「それと体の何処からでも出すことが出来ます、この技術は枝刃(クランチブレード)と呼ばれる技の一種です……スコーピオンにはオプショントリガーはありませんが自由度の高いトリガーです。本人の発想力次第で色々な技が生まれます。例えば足にスコーピオンを展開して地面を貫いて突き刺すもぐら足(モールクロー)や二本のスコーピオンを接続する事で通常よりも射程範囲を伸ばすマンティス、他にも幾つか存在していますがそこは自分で試行錯誤を、今言った2つの技術に関してはこちらのログがありますので参考にしてください」

 

 スコーピオンの特徴は自由度が高いところ、本人の技術次第で色々な化け方をする。

 発想力が高い隊員ほどスコーピオンは化ける……そういう点では遊真は優れている。スコーピオンをスピード感溢れる武器だと思っている隊員とは大きく異なっている。

 

「では、最後にレイガストについて説明をします……米屋隊員、お願いします」

 

「お、やるか」

 

 スコーピオンに関しては参考資料が多々あるので細かな説明よりも記録を実際に見せた方が早い。

 最後にレイガストについて説明をする為にレイガストを起動して米屋と対峙する……さて、レイガストでの戦闘は何処までイケるのやら。ウォーターメロンガトリングより軽いが……どうしたものか。

 

「レイガストは攻撃手系のトリガーの中で最も重いです。ですが、決して振り回す事は出来なくも無いです……が、無理に振り回す事をしなくてもいいです」

 

「っちぃ、硬えな!!」

 

「レイガストにはシールドモードとブレードモードの二種類のモードがあります。シールドモードで間合いを詰めてブレードモードで攻めるというのが製作者の意図らしいですがコレが意外と難しいです」

 

 米屋の槍捌きをレイガストのシールドモードで防ぐ。

 素早い攻撃だがサイドエフェクトで何処から攻撃がやってくるのか見えているのでなんとか対処する事は出来る。このトリガー、扱いが難しいが……決して使えないトリガーじゃない。

 

「シールドモードのシールドですが現在の縦に長い長方形の形以外にも好きに形状を変化させる事が出来ます……例えばこんな風に」

 

「っ!!」

 

 槍で攻めてくる米屋は槍を横薙ぎに振るうのでレイガストのシールドに凹みを作る。

 米屋の槍は見事に凹みの中に入ったので凹ませている部分を無くして米屋の槍を動かせない様にする

 

「スラスター、起動(オン)

 

 それと同時にレイガストのオプショントリガーで推進力を与えて加速するスラスターを起動する。

 米屋はスラスターを起動したレイガストに引っ張られてしまい、私は直ぐにシールドモードからブレードモードに形状を変化させて米屋を切り裂いた。

 

「レイガストのシールドはスコーピオン程ではありませんがある程度は好きに形状を変化させる事が出来ます。シールドで耐えて間合いを詰めたりして隙を狙ってブレードに変化させて攻撃するのが有りかもしれません……あくまでも参考にするだけでお願いします」

 

「……もういいか?」

 

「ダメだ……と言ってもやるんだろ?」

 

「当たり前だろう。フル装備してる奴を早々に相手に出来るかよ」

 

 ずっと説明をする為に米屋は少しだけ手加減をしてくれている。一部本気でやってきている時もあったが……まぁ、許容範囲内だ。

 米屋は動画の説明を終えたのでウズウズしている。

 

「10本だけだからな」

 

「おぅ!弧月10本、レイガスト10本、スコーピオン10本の30本勝負な」

 

「この野郎……」

 

 動画撮影の手伝いの条件として米屋と本気のバトルをしなければならない。10本だけと限定した矢先、30本に追加してきやがる……勝ち方を指定してくるな……いや、コレもまたいい経験になるのだろう。

 弧月を取り出し、右手に装備。レイガストを手に取りシールドモードでガンダムスタイルもとい片手剣のスタイルを取る。

 

「いいねぇ……村上先輩と同じスタイルか」

 

「盾と刀を持った戦闘形態が私の基本スタイル……もっとも使っている武器が無双セイバーじゃないし盾がメロンディフェンダーではないからやや勝手が異なるが……まぁ、なんとかなるだろう」

 

 弧月が無双セイバーじゃないのが本当に痛いがそこは仕方ない事だ。上に無双セイバーをトリガーで再現してくれと言っても時間がかかるだろう。ここからは説明とかをするのでなく真剣に10本を、各種攻撃手系を10本、合計30本を取らなければならない。

 米屋は槍で突いてくるのでレイガストのシールドモードで防ぐが米屋もそれを読んでか幻踊弧月で穂先の形状を変えてL字にして腕を狙いに来るので体を反らして幻踊弧月を回避する。

 

「中々の槍さばき……だが、残念だな」

 

「なにがだよ?」

 

「槍の攻撃が動作から大体読める」

 

「マジで!?」

 

「手の上で滑らせるか腕を引くかしないと突くことが出来ない、普通の槍だ……普通の槍の突きは見破りやすい」

 

「普通の槍ってなんだよ。槍にレパートリーがあるのか?」

 

「その辺は自分で調べろ……旋空弧月」

 

 無駄話はここまでだと突きの旋空弧月を決める。

 

「ぬぅお!?」

 

「先ずは弧月1本……残り29本、弧月9本」

 

 先がまだまだ長いが決して出来ないわけじゃない。

 レイガストを︽の形のブレードに変化させて投擲する。米屋は当然反応するが直ぐに違和感に気付く。

 

「二段構えかよ!」

 

 レイガストを空中で投擲し、途中でスコーピオンを起動してスコーピオンを投擲する。

 戦闘中なので動く物に目が行きがちになるのでそれを利用させてもらった。飛んでくるレイガストを対処しようとしている中でレイガストから突如として刃が消えて第二の矢であるブーメラン型のスコーピオンに米屋は引っかかった

 

「スコーピオンで1本、残り28本スコーピオン9本」

 

 さて……次はレイガストで決めるか。レイガストを拾って構えると再戦のブザーが鳴り響く。

 米屋の武器は弧月(槍)一本のみ……トリオン能力が低いのでシールドでの防戦は向いていない。持ち前の運動神経である程度は回避する事が出来る……なら、一手奪うしかない。

 

「幻踊弧月ロック、スラスター起動」

 

 米屋は突きを撃ってくるので、幻踊弧月を使い槍の動きをロック。そのままブレード形状を変化させたレイガストをスラスターで推進力を増して斬りかかる。

 

「残り27本、レイガスト9本」

 

「んにゃろう。冗談半分で言ったのにマジでやりやがって……」

 

「望んでいたんだろう、この勝負を」

 

「当たり前だろう!」

 

 それからはバシバシと米屋を切り裂く。

 レイガストで、弧月で、スコーピオンで、真正面から堂々と斬ったりする時もあればフェイクを入れたり妨害策を入れて一手開けてから攻撃を入れたりして27本、残り弧月1本、レイガスト1本、スコーピオン1本まで持っていく……無論、こちらは1本も取られてない。

 

「クッソ、マジでヤベえな」

 

 私に強化視覚のサイドエフェクトがあるのは重々承知の上で米屋は挑んでいるが脅威を感じている。

 不意を突こうにも全ての動作を見切られている。幻踊弧月の不意打ちは当然の様に回避する事が出来ている。持ち前の運動神経も同等どころかそれ以上の私を前に発揮する事が出来ていない。

 

「旋空弧月」

 

 斜め上に斬り上げる旋空弧月を撃ってくる。当然の様にその動きは見切っている……なので、米屋の腕の行く先にシールドを展開して旋空弧月を無理矢理中断させてレイガストを構えてスラスターを起動して間合いを詰めながら斬り込む。

 

「レイガスト10本完了、残り2本」

 

「まだ1本も取れてねえ……まだ終わらせたくねえわ」

 

 米屋にとって私との30本勝負は至福の刻なのだろうが、至福の刻は何時か消え去るから至福の刻なんだ。

 

「旋空弧月」

 

「ナメん、やべ!!」

 

 弧月を鞘に納めて、居合の要領で旋空弧月を撃つ……と見せかけてブーメラン状のスコーピオンを投擲する。

 旋空弧月が来ると思っていた米屋は回避しようとするのだが回避しようとした先にスコーピオンが飛んでくるのでシールドを展開してスコーピオンを防ぎ、今度はホントだぞと無言の旋空弧月を決める。

 

「弧月10本、完了……残りはスコーピオンだ。どう来ると思う?」

 

 ラストはスコーピオンで決めると予告する。

 スコーピオンは自由度が高い武器でもう1本スコーピオンをセットしていれば色々と出来た……というか今更ながら尖ったトリガー構成をしたものだ。コレでぶん回す事が出来ている自分のセンスが恐ろしく感じる……私の素の力か、それとも転生特典として貰ったもののおかげか、どちらかは分からないが……まぁ、どっちでもいいか。

 

「ふっ!!」

 

 最後の1本がはじまるとスコーピオンを出して振り被るが米屋は軽々と避ける。

 流石はA級というべきかこの短時間の間で私の動きに慣れてきた……まぁ、トリッキーな1手を加えたりして29本も取られれば嫌でも動きを見抜く事が出来るだろう。

 米屋の手札は分かっている。ある程度は縮小することができる槍、旋空、幻踊の3つでシールドは私のスコーピオンでも充分に破壊する事が出来る代物だ。

 

「っ!」

 

 米屋は今、なにを考えているのだろうか。

 腕を振ってスコーピオンで斬りかかるのだがスコーピオンの長さを少しだけ変えている。コレで避ける事が出来ると寸でのところを米屋ならば見切る事が出来るだろうから、それを逆に利用して斬りかかる度にスコーピオンの長さを変えている。米屋の首を取ることは出来ないが米屋の体に当たる……が致命傷にはならない。

 

「完全に回避しねえとダメか」

 

 私の長さを地味に変更しているスコーピオンのタネに気付いた米屋は更に一歩深く回避する。

 スコーピオンをもう少し長くしても問題は無いのだが、それをすれば更に米屋は引くのに集中して攻撃を当てるのが難しくなる……が、私にはサイドエフェクトがあるので米屋に攻撃を当てる事が出来る。

 

「戦闘系のトリガーじゃないオプショントリガーを搭載していたのなら色々と出来たが、これが限界か」

 

「シールドをそういう風に使うか、普通!!」

 

「空中に出して防御するだけじゃ芸が無い……なによりトリオン貧者がトリオン能力が高い相手をする際に使える手だ」

 

 斬り込むと米屋は避けるので移動先にシールドを展開して妨害する。

 シールドを防御にしか使っていない、シールドで妨害をするという発想に至っていない米屋は声を上げるがコレで詰みだと米屋に迫りスコーピオンで胴体を切り裂くと1本取れた。

 

「弧月10本、レイガスト10本、スコーピオン10本、合計30本完了だ……ふぅ……流石に疲れたな」

 

 ここまで1人の相手に連戦するのははじめてだ。

 1人1日1本勝負にしているせいか余計に神経を張り詰めている。

 

「なに言ってんだよ。太刀川さんとか平気で50本挑んできたりするぞ」

 

「あの人、単位や成績を犠牲にしてボーダーの頂点に立ってるって噂は本当なんだな」

 

 この程度の事で音を上げているのは情けないと言いたげだがコレでも結構頑張っている方だ。

 万には行ってないがマスタークラスでエースと呼ぶに相応しい実力を持っている米屋相手に1本も取られずに30本(レイガスト10本弧月10本スコーピオン10本)取るのは神経を張り詰める。

 

「今度こそ今日はもうおしまいだ。これ以上やってたら私のメンタルが保たない」

 

「心のスタミナ増やした方がいいぜ」

 

「お前がガリガリと削ってくるからこうなってるんだろうが……お前は強いんだから連勝するのが難しいんだ」

 

「んな事を言ってる割には1本も落とされてねえじゃねえか!!」

 

「当たり前だろう。1本でも落とした時点で私は死んだも同然なんだ……たった1本でも落とせない、例えそれが訓練だとしても」

 

 偉そうな事を散々言っているんだ、それ相応の実力と成果を示さなければならない。

 訓練だからとゲーム感覚になってる奴には負けたくない……ゲーム感覚になってる奴等、無駄に強いけど。

 

「私はやることがあるから今日はもうここでお開きだ……明日は1本だけ勝負してやる」

 

「おぅ。明日は色々とオプショントリガー付けて勝負しようぜ」

 

 明日も戦うと約束を交わすと米屋は訓練室から出ていった…………

 

「完全に去ったか」

 

 米屋は仮想訓練室から出ていった。

 監視の目はあるものの一応は1人になることが出来てると生身の肉体に戻り、ロストドライバーを取り出す

 

『ダミー』

 

「変身……からの更に変身」

 

 ダミーのメモリを使い、ダミードーパントの姿に変身して村上先輩の姿に変身をする。

 米屋相手に実戦の経験を色々と得たからそれを反復させておかなければならない。その為には村上先輩の強化睡眠記憶を利用する……米屋を相手にして結構疲れたので15分という短い眠りだが割とあっさりと眠りにつくことが出来た。




メガネ(兄)「さぁ、久しぶりにはじまりました当小説が二乗ほど面白くなるおまけコーナー……と言う名の設定とか裏話」

メガネ(弟)「ホントに久しぶりにやるね……」

メガネ(兄)「ここ最近、作者がやる気無くしたり色々とあったから……没にしたブラッククローバーを短編集に書いてみようかとか色々とアホな事をしたりしてて……まぁ、色々と浮気をしてる。そもそも偽名で幾つか書いてるからな、あいつ。てか、そもそもこの小説も偽名で書いてたし」

メガネ(弟)「そうなんだ……さて、今回は……なにを紹介するの?」

メガネ(兄)「今回は米屋との戦闘に使ったトリガー構成だ」

メイン

弧月
旋空
幻踊
シールド

サブ

レイガスト
スラスター
スコーピオン
シールド


メガネ(弟)「バッグワームは搭載していないんだね」

メガネ(兄)「攻撃手(アタッカー)系のトリガーを使っての近距離戦を実際に試すから奇襲とかそういうのは想定していない……と言うより私に奇襲の類は効かない。サイドエフェクトでモロバレだ」

メガネ(弟)「兄さんのサイドエフェクト、ホントに万能だね……」

メガネ(兄)「本音を言えば弧月のところ幻踊を抜いてスコーピオンにして、サブのシールドをバッグワームにしたかったんだけど……空中マンティスとか私じゃないと出来ない芸当だから止めにした。ぶっちゃけ幻踊は必要無いと思っている……スコーピオンでもレイガストでも出来るからな」

メガネ(弟)「でも、今回は搭載したんでしょ?」

メガネ(兄)「幻踊にも一応の需用があったり使い道はあるって示したかったからな……トリオン能力的に余裕があるのに弧月に幻踊を搭載していないのは勿体無い……可能性を狭めるのは良くない事だ」

メガネ(弟)「可能性か……僕に出来ることは可能性は」

メガネ(兄)「少ないだろうな……だが、決して0というわけじゃない。希望は少しだけ持ったほうがいい」

メガネ(弟)「兄さん……ありがとう」

メガネ(兄)「私はなにもしていない……さて、コレが今回のステータスだ」

トリオン 19(?)
攻撃 13
防御・支援 4
機動 5
技術 15
射程 2
指揮 0
特殊戦術 2

TOTAL 60


マニュアル作りを順調に進めていく貴虎。段々と悪目立ちしてきてしまい、色々なところからお声がかかる。
貴虎はビシッと決めて断る事が出来るのか!次回、メガネ(兄)【貴虎の占い部屋】にトリガー、起動(オン)

ギャグ短編(時系列は気にしちゃいけない)

  • てれびくん、ハイパーバトルDVD
  • 予算振り分け大運動会
  • 切り抜けろ、学期末テストと特別課題
  • 劇団ボーダー
  • 特に意味のなかった性転換
  • 黄金の果実争奪杯
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