○月×日晴れ
親戚の叔母さんから日記帳を頂いたので今日から書いていこうと思う
読む人などいないと思いますが、自己紹介からはじめるとします。
わたしは俗に言う転生者で、名前は鏡神雫(かががみしずく)
今年で10歳になります。
趣味は木屑とかで玩具や小物を作る事
あとお茶を飲むのも好きです。
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○月△日晴れ
昨日は自己紹介しか出来ていなかったので
今日は日記らしく今日あったことを書いていきます。
学校で同じクラスの男の子がよくつっかかって来るのですが
今日はなにやら自慢話を聞かされました。
どうやら最近話題になっているぶいあーるえむえむおーとやらを
買ってもらえるとかなんとか、興奮気味だったので落ち着かせるのに
ちょっと苦労しましたが、孫を思い出して懐かしくなりましたね。
どうやらわたしにも一緒にやらないか?という事らしいのですが・・・
どうでしょうか、おねだりしたら買って貰えるでしょうか?
ちょっとお父様におねだりしにいってみます。
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少し緊張しながらドアをノックする
「お父様入ってもよろしいですか?」
「いいよ、入りなさい」
ドアを開けてお父様の書斎に入る
ちょっと埃っぽいけど、わたしはこの部屋が大好きです。
「それで、どうしたんだい?」
机の上の書類をそのままに椅子を回してこちらに向きながら聞いてくる
整えられた髭がよく似合う男性、わたしの父だ。
「こっちにおいで」
手招きされたので近づく、すると抱き上げて膝の上に座らせてくれる
わりとこの場所は落ち着きます・・・元男としては複雑な気持ちですが。
「欲しい物があってお願いに来ました」
「おや珍しいね、それで何が欲しいんだい?」
「えっとですね・・・」
今日あった事とそのぶいあーるえむえむおーを、一緒にやらないか?
と誘われたとういう事を伝えます。
「なるほど、それならちょうどいいね」
「え?」
「実はウチの会社のお得意様から頂いた機器一式があるんだよ」
「でも誰もゲームをしていなくてね、倉庫のこやしになっていてね?」
「でもそれって貰っちゃってもいいのでしょうか?」
「大丈夫だよ、むしろ欲しいって人がいたらあげようって話になっていたからね」
「それじゃ頂いても・・・いいですか?」
「勿論さ、あまり我儘を言わないから嬉しいくらいさ」
そう言って頭を撫でてくれます
むぅ・・・やはり複雑です。
でも気持ちいいのでもっと撫でてください。