TS少女は作りたい   作:ミリウ

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2話

○月▽日曇り時々晴れ

 

機器一式が貰える事になりました。

 

ゲームのソフトも買ってくれるとの事で

嬉しくてつい抱き付いてしまいました。

 

無意識でしたよ・・・

その後恥ずかしくなって逃げてしまいました。

ぅぅぅ・・・今思い出しても顔が熱く・・・

あーやめですやめやめ、この話は終了です。

 

そういえば、一緒にやれる事を男の子に伝えたら

ガッツポーズをしていました。

 

なんだかとても楽しそうです。

良い事でもあったんでしょうか。

 

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この先は取り留めのない日常が綴られている・・・

 

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■月○日晴れ

 

今日はついに待ちに待ったVRMMORPG【Only Sense Online】の正式稼動の日でした。

 

 

事前に情報を集めていたので素早く始める事が出来ました。

 

色々と推奨とかオススメのセンスを紹介されていましたが

実はやってみたい事があったので迷わずセンスを取っています。

 

前世で孫にせがまれて作ったある物をこのゲームの中でも作れないか?

そう思ったので、関連したセンスを幾つかと戦闘用のセンスをちょっとだけ。

 

戦闘は難しかったのですが、偶然出あった方々に教えてもらえて頂き何とかなりました。

彼女達が手伝ってくれたおかげでアイテムが沢山手に入りにっこりです。

 

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誘導睡眠型のVRギアをつけてベッドに横になる

催眠誘導が開始され気がつくと視界が明るくなり世界が広がっていく

 

『名前をどうぞ』

 

女性の機械音声が案内してくれる

名前は・・・【SIZKU】(シズク)

文字を打ち込んでエンターを押して確定

チュートリアルは情報サイトで調べて覚えたのでキャンセル

 

「ん・・・」

 

視界がさらに広がり人の喧騒に包まれる

見回すと自分と同じような格好をした人達・・・多分プレイヤーの方々が

自分と同じように見回しているのが見て取れる

 

「まずはセンスを取得しないと、ですね」

 

メニューを開いてセンス画面を表示して取得画面にスライドする

 

「・・・武器の事を忘れていました、何にしましょうか」

 

どうせなら普通じゃない物を選ぶことにして先ずは一番欲しいものを

取っていくことにしてポンポンと押していく

 

「取りあえずこれでよし、ですね」

 

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【木工Lv1】【鍛冶Lv1】【細工Lv1】【生産の心得Lv1】【速度上昇Lv1】

【縄術Lv1】【攻撃力上昇Lv1】【跳躍Lv1】【投擲Lv1】【目星Lv1】

 

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「こんな感じでいいですね」

「集合場所へ行くとしましょうか」

 

大谷君や他のクラスメイトで集まる場所を決めていたので少し急ぎます。

 

 

何とか待ち合わせの時間には間に合ったようで、まだ見知った顔は見当たりません。

 

思いのほか早くに来てしまった様で暇になってしまったのでぼーっと空を眺めていると賑やかな話し声が聞こえてくる。

 

「・・・ちゃんのばか! そんなゴミセンスばかり集めて!」

 

いきなりの大声にビックリしてうっつかっていた像から横にずれて後ろ向きに倒れてしまう。

 

「ひゃわ!?」

 

「なんだ?」

 

「なになに?」

 

「あら、大丈夫?」

 

ちょうど話していた人達の方へ倒れてしまったらしく、長い黒髪のお姉さんと白い髪のお姉さんと長い水色の髪のお姉さんが心配そうに覗き込んでくる。

 

「ごめんな、ビックリさせちゃったみたいで」

 

黒髪のお姉さんが手を差し出してくる。

 

「ちょっとビックリしてしまいました、ありがとうございます」

 

その手を掴み立ち上がる。

 

「わー! この子ちっちゃくて可愛い!」

 

「んぎゅ!?」

 

起き上がると白い髪のお姉さんに抱きしめられ言葉にならない声を上げる。

 

「ミュウちゃん、その子苦しそうよ?」

 

「ミュウ放してやれ」

 

「はーい」

 

放してもらえて一息つく、凄くビックリした・・・

 

「ぅぅ・・・ビックリしました」

 

「ごめんな、悪気はなかったと思うから許してやってくれないか?」

 

「ごめんね?」

 

「あ、いえ、大丈夫です、いきなりで驚いただけなので」

 

「そ、そうか?、何かごめんな」

「っと、自己紹介がまだだったな俺はしゅ・・・ユンだ・・・」

 

なぜか言いよどんでから自己紹介をしてくれる

黒髪のお姉さん改めユンお姉さん

 

「はいはーい!わたしはミュウ!よろしくね!」

 

元気いっぱいな白髪のお姉さん改めミュウお姉さん

今にも飛び掛ってきそうでちょっと怖い

 

「最後は私ね、セイよ、よろしくね?」

 

しゃがんで目線の高さを合わせてくれる水色の髪のお姉さん改めセイお姉さん

落ち着きがあって優しそうな、ふんわりとした雰囲気で微笑みかけてくる

 

「わたしはシズクっていいます、よろしくお願いします」

 

自己紹介を終えたところでぽーんという音が頭に響く

 

「あ、すみませんっちょっとチャットしますね」

 

一言断ってからチャットに出る

 

「もしもし?」

 

(お、おぅ、シズクはもう集合場所にいるのか?)

 

「うん、そうだけど」

 

(・・・すまん、俺含めて皆用事でこれなくなっちまって)

(わりぃけどまた今度集まろうって話になってほんとにすまねぇ!)

 

「そうですか、わかりました、気にしないでくださいね」

「リアルのほうが大事なんですから、ではまた今度」

 

チャットを終わりにしてお姉さん達に向き直る

 

「チャットは終わった?」

 

セイお姉さんが声を掛けてくれる

 

「はい、それでちょっとお願いがあるのですが・・・」

「友達達がこれなくなってしまいまして少しの間一緒に遊ばせてもらってもいいですか?」

 

駄目元で一緒に遊びたい旨を聞いてみる

が、恐らく駄目だろうサービス初日なのだし身内だけで回りたいはずだ

 

「いいよー!」

 

「別にいいんじゃないか?」

 

「うん、私も問題ないよ」

 

なんだか予想に反してOKサインをもらえてしまった

いえ、良いなら良いで嬉しいのですが

 

「先ずはセンスを聞いてもいいかな?」

 

「はい、いいですよ」

 

取得センスを口頭で述べていく

 

「これはまた、微妙なセンス取ってるね・・・」

 

「駄目でしたか?」

 

「えっと、良くも無く悪くも無く、かな?」

 

「あれ?武器センスがなくないか?」

 

「【縄術】で紐状の物で攻撃判定が出るようになってるって事なのでこれが武器です」

 

インベントリから頑丈そうなロープを取り出して見せる

 

「生産職を目指してるのかな?」

 

「はい、作りたい物があるんです」

 

「そっか、なら先ずは・・・」

 

そこからは歩きながら話すことになり

 

ユンお姉さんのセンスがコスパがよくないものっていう事と、他のセンスの駄目だしをミュウお姉さんから受けている

 

その横でわたしはセイお姉さんから、必要になるアイテムを教えてもらう

 

4人で消耗品等を買いフィールドへと繰り出す事になった。

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