劣化品の名を持つ者(物)   作:鎌鼬

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UA 一万突破ぁ!!お気に入りも180到達ぅ!!

これからもよろしくお願いします!!


再会・2

 

 

「に・・・さ・・・・・・い・・・・・・」

 

 

誰かに揺さぶられて沈んでいた意識が浮上する

 

 

折角眼球を取り除かれただけで終わったのにまた再開するのか?

 

 

そんなことを思いながら薄く目を開くと今にも泣き出しそうな顔をした少女がいた

 

 

あれ?・・・・・・この顔、どこかで見たような・・・・・・

 

 

ズギン

 

 

頭に強い痛みが走る

 

 

「兄さん!!兄さん!!!」

 

 

声には出していないが顔には出ていたらしく少女が酷く動揺している

 

 

忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い関係無い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い気の違い

 

 

目の前の少女なんて知らない

思い出すな思い出さなくていい忘れたままでいい

 

 

 

頭の中で警告をするような声が響く

 

 

関係無いわけあるか、思い出さなくていいわけあるか、忘れたままでいいわけあるか

 

 

俺はこの子のことを知っている、無関係なはずがない、思い出さなくてはならない

 

 

頭痛と戦いながら消えた記憶を必死に思い出そうとする

 

 

俺のことを兄と呼ぶということは妹か?いや、俺に妹なんていなーーーーーーいや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコン

 

 

『兄さん・・・・・・』

 

 

『ん?どうした?■ド■、こんな夜中に』

 

 

『あ~…えっと・・・・・・』

 

 

『・・・・・・大方寝る前に見たホラー映画が恐かったんで一人じゃ寝れないんだろ?

だからバイオハザードを見るのは止めろって言ったのに』

 

 

『う・・・・・・ごめんなさい・・・・・・』

 

 

『はぁ、怒ってないから泣くなよ

ほら、つめてやるから早く寝てしまえ

安心しろ、恐くても兄ちゃんがいてやるから』

 

 

『うん、おやすみなさい兄さん』

 

 

『あぁ、おやすみーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルキ「まど・・・・・・か・・・?」

 

 

あぁようやく思い出した

 

 

どうして忘れてしまっていたのだろうか

 

 

血の繋がっているたった一人の妹のことを

 

 

マドカ、いつの間にかいなくなっていた俺の妹

 

 

よく見れば幼い頃の面影があるじゃないか、こんなに大きくなって・・・・・・

 

 

マドカ「兄・・・・・・さん・・・?」

 

 

ハルキ「久しぶり・・・マドカ・・・」

 

 

マドカ「兄さん・・・・・・兄さん!!!」

 

 

マドカが今まで堪えていたであろう涙を流しながら俺に抱きついてきた

 

 

それに俺は優しく抱きしめて応えてあげる

 

 

マドカ「兄さん・・・!!春季兄さん・・・!!」

 

 

よく分からないスーツ越しにマドカの体温が伝わる

 

 

どうして俺はこの子のことを忘れていたのだろう、劣化品と呼ばれていた俺のことを慕ってくれていた優しい妹のことを

 

 

ハルキ「俺はここにいる・・・・・・だから泣かないでくれ」

 

 

マドカ「うん・・・・・・うん・・・・・・!!」

 

 

頷きながらもマドカからは泣き止む気配はない・・・・・・こんなに泣き虫な奴だったっけ?

 

 

「グズン・・・・・・あー、感動のシーンしてるところで悪いんだけどよ」

 

 

声がした方、無惨に壊されている扉を見るとマドカと似たようなスーツを着た少女が涙をハンカチで拭きながら立っていた

 

 

「私はM・・・そこにいるやつの同僚だ

あんたがハルキだな」

 

 

ハルキ「そうだ」

 

 

「悪いが一緒に来てもらうぜ

まぁ断られたところであんたには他に行く場所なんて無いんだけどな」

 

 

断る理由なんて無い

 

 

それに何か期待したような目で見てくるマドカを見て断れる訳がない

 

 

ハルキ「分かった」

 

 

台から降りて歩こうとしたが歩けず、情けないことにマドカと少女の肩を借りて研究所から出させてもらった

 

 

そしてヘリに乗らされてそこでレイティさんとラウラとラグナも彼らに保護されていることを知り、安心してそこで眠った

 

 

 





ハルキ君脱出、そしてそのまま亡国機業に就職です


余談ですがマドカとの再会シーン書いてるとき私の頭の中ではfateのローレライのBGMが流れてました


末期ですね分かります


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