劣化品の名を持つ者(物)   作:鎌鼬

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前話から七年後にキンクリします


作者の中での開始時のキャラの年齢

ハルキ=10歳
一夏&秋十=6歳
千冬=16歳



そこからハルキは誘拐されて一年間の人体実験を受けて11歳


なので今は18歳ですね


原作とのズレは勘弁してください



seven years after

 

 

日本山中

 

 

その上空で飛んでいる一機の軍事用のヘリがあった

 

 

その中では自分の体を強調するようなスーツーーーISスーツを着た女性と少女三人と白髪をカチューシャで纏め左目に医療用の眼帯を着けた男性がいた

 

 

「それにしてもスコールもあれだよな、たった五人で違法実験してる研究所潰してこいだなんて無茶言うよな」

 

 

男性が軽い口調で目の前にいる人物たちに話しかける

 

 

「しょうがねぇだろうが、こっちとら万年の人員不足に悩まされてるんだからよ

この五人で行けるだけマシだと思うぜ?

まぁ私はハルキとマンツーマンで行けとか言われるかと思ってたけどな」

 

 

「確かにハルキ兄さんとオータムのマンツーマンなら心配いらないかもな・・・・・・残念だったな、オータム」

 

 

黒髪の少女が隣に座っている女性、オータムにニヤニヤしながら話しかける

 

 

「はぁ!?ば、馬鹿!!何言ってんだよマドカ!!残念とか思ってねぇし!?」

 

 

黒髪の少女、マドカの言葉にオータムは酷く動揺した様子で慌てて返事をする

 

 

この様子に銀髪の二人、顔つきが似ているから双子と思われる少女たちが反応する

 

 

「オータム、流石にそれは分かりやすいと思うぞ

ラグナも思うだろ?」

 

 

「はい、ラウラ姉様の言う通りですよオータム

もう少し冷静になった方がいいですよ」

 

 

オータム「なっ!?ラウラ!!ラグナ!!」

 

 

銀髪の双子、ラウラとラグナの言葉にさらに取り乱すオータム

 

 

そんな光景を目の前にした男性、ハルキの反応はーーーーーー

 

 

ハルキ「はぁ・・・・・・オータムは俺とのマンツーマンは嫌なのか・・・・・・」

 

 

オータムの言葉に分かりやすい位に落ち込んでいた

 

 

「「「(オータムの反応見て気づかないのか・・・・・・)」」」

 

 

マドカ、ラウラ、ラグナはハルキの反応に正しく分かっていないと理解する

 

 

オータム「(バ、バレたか?バレてないよな?)」

 

 

オータムはそんなハルキを見て熱くなっている顔を冷まそうと必死になっている

 

 

『リア充爆発しろ!!

お前ら!!そろそろ作戦地点だ!!』

 

 

備え付けられたスピーカーからパイロットの本音と作戦地点が近くなっていることが告げられると五人の雰囲気が切り替わる

 

 

それまでのふざけた様子は一転して戦地に向かう兵士のような顔付きになる

 

 

『ハッチ開くぞ!!一時間後に回収に向かう!!』

 

 

ヘリの後部にあったハッチが開き、そこから真っ暗な山中が顔を覗かせる

 

 

ハルキ「行くぞ、O、M、R、L」

 

 

ハルキの言葉に頷き、それぞれのISを展開する

 

 

O、オータムは蜘蛛をイメージさせるISを

M、マドカは蝶をイメージさせるISを

R、ラウラは漆黒のISを

L、ラグナは純白のISを

 

 

ハルキ「さぁ、狂ったイカれ野郎共をブッ潰しに行こうぜ」

 

 

そう言うとハルキは生身のままハッチから飛び降りる

 

 

パラシュートは持っておらず、このままなら地面に激突してしまう

 

 

ハルキ「行くぞサクラ」

 

 

《イエス、マイマスターハルキ》

 

 

ハルキが右手に着けたピンクのブレスレットに話しかけるとそれから返事が帰ってくる

 

 

そして一瞬の発光、光が治まると黒と金に桜の花びらを思わせるようなピンクのペイントをされたISを展開して飛行しているハルキがいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山中に隠されたように存在する研究所、そこは今五機のISに襲撃されていた

 

 

その五機の操縦者は誰もがバイザーやフルフェイスのヘルメットを装着しているので顔が分からない

 

 

ISの襲撃に警備員たちが慌てたように対応するのだがI相手はIS、通常の兵器では常時展開されているシールドを貫通することは出来ないので当然のように圧倒されていた

 

 

オータム「H!!ここは私らに任せてお前は中の制圧に行ってくれ!!」

 

 

ハルキ「若干フラグっぽく聞こえるけど分かった」

 

 

Hと呼ばれた操縦者、ハルキは研究所の入り口に立ち何を考えたのかISを解除した

 

 

そしてその場で左足を軸にした回し蹴りを放ち鋼鉄の扉を容易く破壊する

 

 

ハルキ「想像してたけどやっぱり狭いな・・・腕部の部分展開でいいか」

 

 

誰に向かって言うでもなく呟きながらISの腕だけーーー他の四機に比べて一回りも大きいがーーーを展開してして研究所の中へ侵入する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルキ「あーあやっと着いた、なんで研究所の中ってこんなにゴチャゴチャしてるんだ?」

 

 

ハルキが向かった先は研究所のすべてを管理しているメインコントロール室

 

 

その入り口では血溜まりの中に誰かの右腕がありピクリとも動かない

 

 

ハルキ「えっと、このあとどうするんだ?」

 

 

サクラ『スコールからもらったディスクを挿入してください

その中に入っているウィルスで研究所のデータをすべて破壊します』

 

 

ハルキ「ディスクディスク・・・・・・これだっけ?」

 

 

ハルキがディスクを一枚取りだし、それを目の前の機械に挿入する

 

 

するとすべてのディスプレイから《error》の文字が浮かび上がり、数秒で機能を停止させた

 

 

ハルキ「これで終わりだな」

 

 

サクラ『待ってください、システムをダウンさせたはずなのにまだ一室だけ稼働している部屋があります』

 

 

ハルキ「一応確認しておくか」

 

 

そう言うとハルキは踵を返してメインコントロール室から出ていった

 

 

外で死んでいる自分が殺した研究員のことなど気にしない素振りで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルキ「ここか?」

 

 

サクラ『そうです、この部屋です』

 

 

ハルキがたどり着いたのは地下にあった一室の前の扉

 

 

どうしてだがこの辺りだけ異常に気温が低く、吐き出した息が白くなるほどである

 

 

この部屋についてハルキが警備員たちに聞いてみたのだが皆口を揃えてこの部屋のことは知らないと返した

 

 

ハルキもこれ以上は無駄だと判断し、その警備員たちは今は壁の染みに変わっている

 

 

ハルキ「さて、御対面だな」

 

 

当然のことながら扉はロックされておりパスワードがなければ開くことはない

 

 

なのでハルキはISの腕を扉の隙間に捻り込み、強引に扉を開いた

 

 

ハルキ「・・・・・・クソ共が」

 

 

開かれた扉の中にあったのは大量の培養器とその中で眠っている培養器と同じ数の胎児たち

 

 

サクラ『遺伝子強化試験体の培養室でしたか』

 

 

遺伝子強化試験体、ハルキが行動を共にしているラウラとラグナと同じ存在

 

 

人口合成された遺伝子から作られ、鋼鉄の子宮に育まれて生まれでる

 

 

そしてここにいる胎児たちは研究所から間違いなく悪意のある改変を受けているのだろう

 

 

それを考えるとハルキの中には怒りしか無かった

 

 

ハルキ「・・・・・・ほんと腐ってるよな

まだ命の無いコイツらをいじくり回してる奴らも、ようやく育ってきた命を殺そうとする俺も」

 

 

今回の任務における最優先事項は実験データ、実験体の破壊・・・・・・つまりこの胎児たちを殺すということ

 

 

別にこれが初めてというわけではない、今までに何人も殺してきた、それでも慣れるかどうかとういのは別なのだ

 

 

オータム「H何をしてんだ、そろそろ時間だぞ」

 

 

ハルキの元にISを展開していないオータムが現れる、そしてハルキを見て培養室を見てハルキが止まっていた理由を理解した

 

 

オータム「・・・・・・代わってやろうか?」

 

 

ハルキ「いや、いい・・・・・・ごめんな」

 

 

オータムからの申し出を断り、ハルキは長方形の物体を部屋の中に投げ入れる

 

 

ハルキ「設定時間は十分後だ、脱出するぞ」

 

 

オータム「・・・・・・あぁ」

 

 

その後ハルキたちは外にいたラウラたちと合流して研究所から脱出した

 

 

そしてその数分後、研究所のあった場所から火柱が上がり、研究所は完全に消滅した

 

 

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