私、夕立(艦これの改二の見た目と口癖だけ)さん。今、インフィニット・ストラトスの世界にいるの。   作:嘘つき魔神

14 / 17
 ……遅れてごめんなさい。


第12話:夕立さん、試合を見る。

------------------------------------------

 

「……どうしてこうなったっぽい?」

 

「……さぁ?」

 

 私、夕立さん、今、アリーナで試合が始まるのを待ってるの……一夏VS鈴の。どうしてこうなった?

 

 遡ること3日前……

 

------------------------------------------

 

『一夏……あの時の落とし前、まだつけてもらってないわよね?』

 

『……は、はい』

 

『クラス代表対抗戦、あるわよね?そこでしっかり、屈辱ある敗北で落とし前つけてもらうわ!』

 

『な、こっちだって負ける気はないぞ!』

 

『もちろん、ここで負けますなんてあんたが言うなんて思わないわ……だから、一つ、賭けよ』

 

『……賭け?』

 

『えぇ、一夏、あんたが負けたら今度の休み、買い物に付き合ってもらうわよ!』

 

『……言ってくれりゃ普通に行くのに。まぁ、どっちにしても負ける気はない!』

 

『上等!』

 

-------------------------------------------

 

「……鈴、か……確か、中国代表候補生だったな、セシリア?」

 

「えぇ、そうですわ、中国も第三世代機が完成したとのことですし……一筋縄では行かないでしょうね」

 

「あ、来たっぽい」

 

 そうこうしている内に、ISを纏った二人がアリーナに入ってくる。一夏のは、白を基調とした白式、対する鈴の方は、マゼンタピンクの機体、甲龍(しぇんろん)

 

『……ついに決着の日が来たわね……覚悟はできた?叩きのめされる、ね』

 

『生憎勝つっていう方しか持ってないな』

 

『上等……』

 

 ……スピーカー越しにも分かる、お互いガチだ……

 

『お待たせいたしました、皆さん!今日、この第一アリーナで、最強のクラス代表が決まるのです!この熱さ満点の決戦のファーストを飾るカードは!もう出てきてるけれど1組クラス代表……織斑ぁ、一夏ぁ!』

 

「「「「「うぉぉぉぉぉ!」」」」」

 

「頑張れ織斑君!」

 

「負けるなぁ!」

 

『熱さ満点の声援です!対する2組クラス代表は……凰、鈴音!』

 

「頑張って鈴さーん!」

 

「1組が何だー!やっちゃえー!」

 

『いやー、初っぱなからいい声援ですねぇ、ねぇ、織斑先生!あ、言い忘れてましたけど、今回特別……何だっけ、ゲスト?まぁ、織斑千冬先生に来てもらってまーす!』

 

『……何故忘れる……』

 

「「「「「きゃあぁぁぁぁぁ!」」」」」

 

「千冬お姉さまー!」

 

「千冬お姉さまに会いたくて北海道から来ましたー!」

 

『うーん、何かメインの2人より声援大きい気が……まぁ、いいや、ただいみゃより、あ、ただいまより、1組対2組の試合を行います!』

 

-------------------------------------------

 

 戦いを告げる言霊、その一言は否応なしにアリーナに意識を向けさせ、沸き立った観客席を静寂に包む。その渦中の2人が思うことはさほど変わらない。絶対勝つ……互いにその思いを持ち、決戦を待つ。その遥か彼方、悪意に包まれた黒が動き出したことも知らず……

 

『レッディィ……ファァーイト!』

 

 火蓋は今、落とされた。




 ホントに許してください!何でもはしませんけど助けて!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。