私、夕立(艦これの改二の見た目と口癖だけ)さん。今、インフィニット・ストラトスの世界にいるの。 作:嘘つき魔神
------------------------------------------
「……どうしてこうなったっぽい?」
「……さぁ?」
私、夕立さん、今、アリーナで試合が始まるのを待ってるの……一夏VS鈴の。どうしてこうなった?
遡ること3日前……
------------------------------------------
『一夏……あの時の落とし前、まだつけてもらってないわよね?』
『……は、はい』
『クラス代表対抗戦、あるわよね?そこでしっかり、屈辱ある敗北で落とし前つけてもらうわ!』
『な、こっちだって負ける気はないぞ!』
『もちろん、ここで負けますなんてあんたが言うなんて思わないわ……だから、一つ、賭けよ』
『……賭け?』
『えぇ、一夏、あんたが負けたら今度の休み、買い物に付き合ってもらうわよ!』
『……言ってくれりゃ普通に行くのに。まぁ、どっちにしても負ける気はない!』
『上等!』
-------------------------------------------
「……鈴、か……確か、中国代表候補生だったな、セシリア?」
「えぇ、そうですわ、中国も第三世代機が完成したとのことですし……一筋縄では行かないでしょうね」
「あ、来たっぽい」
そうこうしている内に、ISを纏った二人がアリーナに入ってくる。一夏のは、白を基調とした白式、対する鈴の方は、マゼンタピンクの機体、
『……ついに決着の日が来たわね……覚悟はできた?叩きのめされる、ね』
『生憎勝つっていう方しか持ってないな』
『上等……』
……スピーカー越しにも分かる、お互いガチだ……
『お待たせいたしました、皆さん!今日、この第一アリーナで、最強のクラス代表が決まるのです!この熱さ満点の決戦のファーストを飾るカードは!もう出てきてるけれど1組クラス代表……織斑ぁ、一夏ぁ!』
「「「「「うぉぉぉぉぉ!」」」」」
「頑張れ織斑君!」
「負けるなぁ!」
『熱さ満点の声援です!対する2組クラス代表は……凰、鈴音!』
「頑張って鈴さーん!」
「1組が何だー!やっちゃえー!」
『いやー、初っぱなからいい声援ですねぇ、ねぇ、織斑先生!あ、言い忘れてましたけど、今回特別……何だっけ、ゲスト?まぁ、織斑千冬先生に来てもらってまーす!』
『……何故忘れる……』
「「「「「きゃあぁぁぁぁぁ!」」」」」
「千冬お姉さまー!」
「千冬お姉さまに会いたくて北海道から来ましたー!」
『うーん、何かメインの2人より声援大きい気が……まぁ、いいや、ただいみゃより、あ、ただいまより、1組対2組の試合を行います!』
-------------------------------------------
戦いを告げる言霊、その一言は否応なしにアリーナに意識を向けさせ、沸き立った観客席を静寂に包む。その渦中の2人が思うことはさほど変わらない。絶対勝つ……互いにその思いを持ち、決戦を待つ。その遥か彼方、悪意に包まれた黒が動き出したことも知らず……
『レッディィ……ファァーイト!』
火蓋は今、落とされた。
ホントに許してください!何でもはしませんけど助けて!