今回もお楽しみ下さい!
9話 災厄と栄光
霊夢と魔理沙が占い師に出会い逃げられてから数日…
幻想郷のあちこちで不可解な物が見つかるようになっていた…
ー例えば地下では…
旧地獄後にて1人の妖怪が頭を抱えていて
「なんだこの岩…?
まるで…
バラバラに砕け散った手形付きの岩が点々と見つかっており…
ー例えば妖怪の山では…
山を見回る2人の天狗が話し込んでいる
「なぁ…
なんか最近臭わないか…?」
「だよなぁ、何かが腐る匂いっていうか…」
日に日に増していく発生源不明の
ー例えば迷いの竹林では…
妹「暇だなぁ…」
竹林の案内人、藤原妹紅が暇を持て余していると…
妹「…なんだこれ!?
竹林のあちこちに…
突如として現れた縄と痕跡が多数見られ…
ー例えば紅魔館では…
美「Zzz…
むにゃむにゃ…」
門の外で赤髪の中国娘、紅美鈴がまた居眠りをしていると…
スカァン!
と美鈴の顔横数ミリの位置に何かが刺さる
美「…!!
これは…
またチルノさん達が悪戯に来たんでしょうか…」
何時も悪戯に来る氷妖精を探すも見当たらず…
?「これで宣戦…布告って事で」
その様子を遠く離れた森の木の上から見続ける
そんな事は露知らず、霊夢と魔理沙は博麗神社でくつろいでいた…
霊「あ〜もうっ!
何なのよあの鳥野郎!」
訳では無かった
魔「鳥野郎…
まぁそれには同感だぜ、今思い出しても腹が立つ!」
数日経ったこの日でも
霊「くっそ〜…
まんまとアイツの予言通り無傷で帰しちゃったじゃ無い…
なんだかコケにされた気分だわ…」
魔「まったく同感だぜ…
あ、予言と言えばアイツもう一つ予言出してなかったか?」
霊「あぁ…
【この幻想の地に過去の災厄と栄光達が訪れるだろう】とか言うアレ?
一体何の事なのかしらね…?」
魔「幻想の地ってのは幻想郷の事だとしても…
災厄と栄光ってのが何なのかがなぁ…」
霊夢と魔理沙が今で予言について考えているとカキンッという鍵のかかるかのような音が2度境内に鳴り響いた
魔「…霊夢、今の音は?」
霊「境内に鍵が付いている物は無い…
誰かが来たようね?」
魔「やっぱりな…
異変の匂いがするぜ!」
霊夢と魔理沙がそれぞれ武器を構え表に出ると、そこには3人の見慣れない者たちがいた
その容姿は真っ赤な赤髪・全身を覆う宇宙服・背に巨大な輪を背負った仮面といかにも胡散臭そうで…
?「初めまして博麗の巫女さま、私はニュートン…
組織【リィンカーネーション】の一員です」
3人を睨みつける霊夢と魔理沙を赤髪が口を開くとそれを皮切りに他の2人も話し出す
?「私はガガーリン、同じく【リィンカーネーション】の一員だよ」
?「俺様はテスラ、【リィンカーネーション】の一員だぁ!」
三者三様の紹介を聞き、霊夢は率直に疑問をぶつける
霊「あんた達の事は分かったわ…
それで…?その組織が一体何の用かしら…?」
ニ「いえ、大した事じゃありませんよ…」
睨みつける霊夢と対象的にニコニコと笑うニュートンは次の瞬間その笑みを崩し宣言する
ニ「ただ少し
それだけですよ…!」
そしてその言葉を皮切りにその場の5人は一斉に臨戦態勢をとるのだった…
これが後に【輪廻異変】と名付けられる異変…
その始まりであった
いよいよ異変が始まりました!
この駄作者がどこまで書けるのか…
リィンカーネーション好きな読者様は是非とも誰が何処に出るのか考えてみて下さいね!
まぁバレバレすぎるでしょうけど!
最新話は「」前につけていた話者の頭文字を無くしました。どちらの方が読みやすいですか?
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文字あり
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文字無し