幻想郷のリィンカーネーション   作:朱色の羊

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ども、作者の朱色の羊です
遅くなりすみませんでした
今話も楽しんでいただければ嬉しいです


10話 神社の戦い

霊「幻想郷を襲うって事は…

異変を起こそうとしてるってことで良いのかしら?」

 

ニ『その認識で問題ありませんよ…

ま、貴方達が私達に勝てるはずもありませんけどね?』

 

魔「そんなのやってみないとわからないのぜ!

くらえ!恋符〈マスタースパーク〉!」

 

ニ『甘い!〈重力の実〉!』

 

魔理沙が先手を打ち放った光線はニュートンと名乗った男がリンゴのような投げると進路を曲げ境内の石畳に当たる

その向こうではリィンカーネーションとかいう組織だと名乗った3人は涼しい顔でそこに立っていた…

 

魔「なっ…!?」

 

ニ『その攻撃がいくら強力な攻撃であろうと所詮光線に過ぎない!

なら強い重力下ではそれは曲がり我々には届かないのも道理というもの!』

 

テ『まだまだ行くぜぇ?

安全錠解錠!〈世界システム〉!』

 

今度はテスラと名乗った男が叫ぶと背負っていた輪がバチバチと帯電し辺りに強力な電撃を撒き散らした

その電撃を食らったものは石畳や木に草、そして神社の社や社務所までもが燃える間もなく全て例外無く一瞬で炭となり、ところどころ灰になった

 

霊「神社が…!

あんたらよくもぉ…!」

 

霊夢は燃え炭と化した神社を見て目の前に立つ2()()を睨みつけた

 

霊「2人…!?

あの全身を宇宙服で覆った奴は…!?」

 

魔「上だ!」

 

魔理沙が叫びながら指し示した先には小型の宇宙船のような物とドッキングしたガガーリンと名乗る男の姿があった

 

ニ『おや、ガガーリンの奴アレやる気ですね?』

 

テ『巻き込まれちゃ叶わねぇ、一旦退くぞ!』

 

ガ『さて、彼らも避難したしやるとしようか…

第1〜第3花束開放、投擲準備』

 

そのガガーリンが腕につけた端末のような物を操作しているのを見たニュートンとテスラが同時に後ろへと飛のく

それを見たガガーリンが更に端末を操作すると宇宙船に付いた球体が3つ外れその場に浮かぶ

 

霊「何をする気…?」

 

魔「分からないが…

アイツらが退いたのを見る限り良い事ではなさそうなのぜ…!」

 

霊「くっ…!

悪いけど邪魔させてもらうわよ!」

 

ニ『させません!』

 

霊「うぐっ…!」

 

ガガーリンを止めようと飛ぼうとした霊夢はニュートンが投げた実に引っ張られあえなく落下してしまう

 

ガ『この幻想郷で言うセリフでは無いかもだけど…

敢えて言わせてもらおうか…』

 

そんな霊夢達を見下ろしながら言い終わるや否やガガーリンは前を指差すように指と腕を前へと伸ばすとゆっくりと口を開いた

 

ガ『地球は青かった、しかし…

神はいなかった』

 

ガガーリンが伸ばした指を霊夢達のいる下へと曲げると同時に周りに浮かんだ球体は霊夢達目掛け落下していく

 

霊「っ…!」

 

魔「うわっと!」

 

霊夢と魔理沙は間一髪で避けるもガガーリンの放った球体が着弾した所には広くこそ無いが数十mはあろうかと言う深さの大穴が空いていた…

 

ニ『これがガガーリンの〈神の不在〉ですか…』

 

テ『この威力でも弱体化してんだろ…?

つくづく、本当に味方で良かったと思うぜ…』

 

境内の石畳に空いた大穴を見て思い思いに口を開くニュートンとテスラを他所に、間一髪でガガーリンの攻撃を躱した霊夢と魔理沙はもはや灰と炭の固まりと化した本殿の前で息を切らしており…

 

魔「くそっ…!

弾幕はあの赤髪のリンゴに曲げられあの仮面野郎の電撃で近づけもしない…

その上この大穴を空けるほどの物を降らせてくるんじゃあ勝ち目なんて…」

 

霊「しっかりしなさい!

必ずどこかに隙があるはず、それを探すのよ!」

 

諦めそうな魔理沙を霊夢が一喝すると2人は改めて襲撃者達を見据え何か手は無いかと考え始める

 

テ『おっと!

休んでる暇はねぇぞ!?』

 

動きを止めた2人を見たテスラはまた背負った輪に蓄電し電撃を放ち始めた

 

魔「くっ…!」

 

霊「…?

もしかしてこの電撃…」

 

テスラが放った電撃を回避するなか何かに気づき霊夢のテスラを見る目が鋭くなる

 

テ『まだまだぁ!』

 

霊「やっぱり…!

魔理沙、こっち来なさい!」

 

再度電撃を放つテスラを見た霊夢は自らの抱いた疑心を確信へと変えると魔理沙を呼び相手に聞こえないよう話し始めた

 

魔「なんだ霊夢、もしかして隙とやらを見つけたのか!?」

 

霊「えぇまぁ、あの仮面の奴が放つ電撃の隙なら見つけたわ」

 

魔「マジか!

教えてくれ!」

 

霊「えぇ、まず奴は電撃を放つ前に必ず()()()()()()()()()()()()()()

そして肝心の電撃は高威力で広範囲に及んではいるけど…()()()()()()()()()()だから落ち着けば普段撃ち合ってる弾幕より回避は簡単だと思う」

 

魔「なるほど…

ならアイツの電撃は気をつけていればさほど怖く無いな…」

 

霊「えぇ、だから残り2人さえなんとか出来れば…」

 

言いながら霊夢は目の前に立つニュートンと未だ浮かんでいるガガーリンを交互に見て、魔理沙も霊夢の視線を追うように2人の姿を見た

 

霊「あのニュートンとか言う赤髪さえなんとか出来れば弾幕も使えるし空も飛べるんだけど…

そう簡単にいかないのよね…」

 

魔「それなら霊夢、私に考えがあるのぜ…」

 

そう言い魔理沙は霊夢へと自らの立てた作戦をこっそりと耳打ちし伝える

すると霊夢のは疑うような顔で魔理沙を見た

 

霊「それ上手くいくわけ?」

 

魔「確証は無い、だけど…」

 

霊「他に作戦も無い以上やるしか無いか…

良いわ、その作戦乗った!」

 

魔「とちんじゃあ無いぞ?」

 

霊「誰に言ってんの?

アンタこそしっかりやりなさい」

 

魔「おうっ!」

 

一言返しながら箒に乗った魔理沙はその手に八卦炉を構えニュートンへと突撃していく

 

魔「いくぜ!」

 

ニ『こりませんね!』

 

魔「いくぜ!

〈マスタースパーク〉!」

 

ニ『〈重力の実〉!』

 

魔理沙が放った光線はまたも曲げられ石畳へと当たる

しかしそれを見た魔理沙は不敵にニヤリと笑った

 

魔「かかったな!」

 

ニ『何をっ…!?』

 

魔理沙の放った光線が直撃した石畳は割れ、先にガガーリンが開けた大穴の中へとニュートンごと落下していった

 

霊「よくやったわ魔理沙!

そっちのは任せたわよ!」

 

魔「おうよっ!」

 

ニュートンが穴へと落ちると同時に2人は動き出し、霊夢は宙へ浮かぶガガーリン魔理沙は急ぎ充電を開始したテスラの元へと真っ直ぐに飛んでいく

そして霊夢は札を構え、魔理沙は手に持った八卦炉をテスラへ向けると同時に口を開いた

 

霊「霊符…〈夢想封印〉!」

 

魔「恋符…〈マスタースパーク〉!」

 

ガ・テ『ぐぉあぁぁぁぁっ!』

 

至近距離で弾幕を食らったガガーリンは地へと落ち、0距離で光線を食らったテスラはその身を地へと伏した

そして2人が倒されると同時に穴へと落ちたニュートンが実が生み出す重力を使い穴から飛び出してくる

 

霊「残念でした!」

 

魔「作戦成功だぜ!」

 

しかしそれを待ち伏せていたかの如く霊夢と魔理沙はニュートンの背後へ回ると全力の攻撃を叩き込みニュートンを倒した

 

ニ『見事…ですね』

 

霊「ふぅ…なんとか勝てたわね」

 

魔「何だったんだコイツら…」

 

ニュートンが沈黙した事を確認した2人はその場に座り込み息をつき始めた

するとその場にカキンッという音が静かに響き渡るとその場にいなかった筈のスーツに見を包んだ男が立っていた

 

?『これはまた酷くヤラれたもんだ…』

 

霊「誰っ!?」

 

?『慌てなさんな博霊の巫女さんよ

私はアインシュタイン、【リィンカーネーション】の一員…

しかし今は争う気は無い』

 

魔「どうだかな…」

 

ア『そもそも今回の目的は宣戦布告、既に目的は達した』

 

アインシュタインと名乗った男は倒れていた3人を引き寄せながら淡々と言う

 

霊「宣戦布告ですって…!?」

 

ア『そのとおり…

3日後、我々の仲間がまたこの幻想郷へ訪れる

何処とは言わないが』

 

霊「待ちなさいっ!」

 

霊夢が咄嗟に飛びかかろうとするもアインシュタインが舌を出すと倒れていた3人ごとカキンッという音と共に姿が消えた

 

魔「消えたっ!?」

 

霊「くそっ…

アイツらの招待を探る良い機会だったってのに…!」

 

驚く魔理沙と悔しがる霊夢の元へと飛び近寄ってくる人影があった

半人半霊の剣士、魂魄妖夢である

 

妖「霊夢魔理沙!無事っ!?」

 

霊「妖夢!

あんたどうしてここにっ!?」

 

妖「ほら、最近噂になってた占い師…

このあいだその人から『数日後、巫女と魔女が襲撃され神社が倒壊する』って予言されてて…

気になってた所に神社からの煙が見えて…急いで飛んで来たんだよ」

 

霊「占い師が…?」

 

妖「うん…

っと、それよりも早く行かないと!

ついて来て2人共!」

 

魔「な…なんだ、どうしたっ!?」

 

妖「紫様に2人を白玉楼に連れて来るよう言われたの!」

 

霊「紫が?」

 

魔「あのスキマがなんで?」

 

妖「良いから早く!」

 

疑問を並べる2人は妖夢に手を引かれ白玉楼へと飛び去っていくのだった




初の3000越え…

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