幻想郷のリィンカーネーション   作:朱色の羊

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どもども、作者の朱色の羊です
遅くなりほんっとうにすみません( ;∀;)
今回スランプの中ひねり出したので戦闘シーンが薄っぺらいです、紙ッペらの如くです
それでも楽しんでいただければと思います


12話 紅魔の戦い

博霊神社の襲撃から3日、紅魔館では並ならぬ雰囲気が流れていた

言わずもがな件の襲撃者、リィンカーネーションのせいである

 

レ「襲撃者共の話を信じるなら前の襲撃から3日経った今日が次の襲撃日…

どこに来るかわからない以上、一層気を引き締めないとね…」

 

咲「しかしお嬢様…

本当に霊夢達が苦戦するような相手が?

にわかには信じきれないのですが…」

 

レ「私だって信じきれないわよ、だけど普段は傍観しているスキマがわざわざ出てくるって事はそれだけの事態って事だもの…

信じざるを得ないわね」

 

レミリアの私室で2人がそんな事を話していると1人のメイドが飛び込んできた

いわく正門前に2人の不審者が突如出現、美鈴を倒しそのまま館内へと侵入したとの報告だった

 

レ「きたわね!?」

 

報告を聞くやいなやレミリアと咲夜は部屋から飛び出し侵入者の元へと急ぐ

そしてたどり着いた2人が見たのは…

 

レ「貴方達ね?

我が紅魔館へ襲撃にきた愚か者達は?」

 

?『リィンカーネーションの襲撃者かという意味なら…

確かに私達がその愚か者とやらだね』

 

?『流石にリィンカーネーションの名と襲撃については情報共有されてるらしいですね』

 

そこには全身を西洋式の鎧兜で覆った男と背に巨大な輪を背負った細身の男がいた

 

レ「あら、2人だけなのかしら?」

 

?『さて、どうでしょうね?

それより礼儀知らずと思われるも心外です、名乗らせてもらいましょう』

 

あたりに他の人影が無いと確認済みのレミリアは明確には答えない相手の言葉を(ブラフ)だと断定しいつでも仕掛けられるよう構えながら目の前の2人の名乗りに耳を傾ける

 

?『まず私の名はメビウス

リィンカーネーションの一員です』

 

?『そして私はカエサル、またの名を古王シーザー

こいつと同じリィンカーネーションの一員だ』

 

レ「あら、ご丁寧にどうも

名乗られて名乗り返さないのは淑女(レディ)として失礼かしらね?

紅魔館当主、レミリア・スカーレットよ」

 

咲「私は紅魔館メイド長、十六夜咲夜と申します」

 

侵入者共の名乗りを聞いたレミリアと咲夜は相手から目を離す事無く名乗り返した

 

レ「悪いけど…先手打たせてもらうわよ!

神槍〈スピア・ザ・グングニル〉ッ!?」

 

レミリアが作り出した紅い槍を放とうとしたその時、突如として窓を割りレミリアに向かい何かが飛来した

レミリアはそれを間一髪避けるも回避に気を取られ槍を保てず消してしまった

 

カ『ほぅ、今のを避けるか』

 

メ『伊達に吸血鬼やっていませんね?』

 

レ「くっ…今のは何!?」

 

レミリアは先まで自分が立っていた場所に目をやりながら侵入者2人に問いただす

そこには紅魔館の外壁に刺さったのと同じ太く大きな氷柱が刺さっていた

 

メ『3人目の襲撃者です』

 

カ『名をシモ・ヘイヘ、凄腕の狙撃手だ』

 

レ「シモ・ヘイヘ…ね

その狙撃手で最後かしら?

まさかまだ隠れてるなんて事は無いわよね?」

 

カ『あぁ、ヘイヘで最後だ安心すると良い

そもそも我らは襲撃に対し必ず()()()()で赴く事になっているのでな』

 

メ『ま、私達の話を信じるかは貴女次第ですがね』

 

レ「なら信じる事にしようかしら、あくまでもとりあえずの所は…だけど」

 

レミリアはそう言うと隣に立つ咲夜へ小声で指示を出し始めた

 

レ「咲夜、今すぐに伝令を飛ばしなさい」

 

咲「…かしこまりました、内容は?」

 

レ「紅魔館に襲撃があった事、そしてその襲撃者達の特徴と名を伝えなさい

そしてそのついでにヘイヘとか言うスナイパーを片付ける事、分かったわね?」

 

咲「かしこまりました…

お嬢様、どうかご武運を…」

 

互いに2言だけ言葉を交わすと咲夜はその場から離れていった

 

メ『おや、行かせてしまっても良いのですか?』

 

カ『我ら2人をお前さん1人で相手どれるとでもお思いかな?』

 

レ「ふん、これでも吸血鬼の端くれよ?

霊夢達を苦戦させたとは言え人間にまったく手も足も出せない事は無いわ!」

 

言いながらレミリアはその手に真紅の槍を作り出すとメビウスとカエサル両名に向かい全力で投擲した

 

メ『〈メビウスの輪〉!』

 

しかしその槍はメビウスが出した輪に触れた途端に止まりそのまま霧散してしまった

 

レ「槍がっ…!

なるほど、伊達に霊夢達と渡り合った奴らの仲間じゃ無い訳ね」

 

カ『お褒めいただき光栄だね

今度はこちらから行かせてもらおう、〈英雄の証〉!』

 

そう言うとカエサルは懐から1つのサイコロを取り出す

そしてそれを床に落とすとそこから大砲を扇状に並べたような物がせり上がってくる

 

カ『オルガン砲!』

 

カエサルがいつの間にか手に持っていた松明で火をつけると直径10cmはあろうかという砲弾が撃ち出され、辺りの壁や扉を破壊した

しかしレミリアはそれを間一髪で避け2人から距離を取った

 

カ『ま、避けられるだろうな』

 

メ『仮にも吸血鬼、オルガン砲の弾は避けますか』

 

レ「お褒めいただき光栄ね…」

(不味いわね…

あの武器召喚があるんじゃ近づけないわ

幸い召喚自体は早くても吸血鬼である私に効く武器が無いであろう事が救いかしら…

咲夜が戻るまでなんとか凌がないと…)

 

レミリアがそんな事を考えているとカエサルがまた武器を呼び出した

今度はどうやら剣のようで…

 

カ『ロングソード!』

 

カエサルはその手にロングソードを構えるとレミリアに向かい一直線に突っ込んでいく

考えていた事もあり反応が遅れたレミリアはしまったと思いながらも受け流そうと構え…

 

カ『…!?』

 

たがその刃がレミリアに届くことはなく、レミリアとカエサルの間に張られた結界らしき物に阻まれていた

 

?「間一髪ってところかしら?

異常があったと聞いていたけど…侵入者とはね」

 

そう言いながら廊下の奥から紅魔館の住人、パチュリー・ノーレッジが姿を表した

 

レ「パチェ…ありがとう、助かったわ」

 

パ「どうってこと無いわよ、それより目の前の敵に集中なさいな」

 

レ「えぇ、そうね…」

 

親友2人は短く言葉を交わすと目の前の2人へ視線を向けた

 

メ『これで実質2対2…ですね』

 

カ『しかしなんら問題は無いだろう?

どうせ我らの目的にに変わりは無いのだからな』

 

そう言いながらカエサルは持っていたロングソードを捨てるとまた新たに武器を召喚した

そこに現れたのは刀身だけでレミリアの背丈と同じ程はあろうかという大剣だった

 

カ『斬首する者(エクスキューショナー)!』

 

カエサルは取り出した大剣を振りかぶりレミリアとパチュリーに向かい突っ込むとそのまま思い切り振り下ろした

レミリアとパチュリーはなんとかそれを避けるもカエサルの大剣に廊下は割られ奥まで割れ目が伸びていた

 

カ『中々に素早い…!』

 

レ「あいにくと伊達に吸血鬼やってないのよねっ!」

 

パ「私も運動不足の体力無しだけど…魔法を使えばこのくらいは容易いわよっ!」

 

レミリアとパチュリーは避け着地するや否やレミリアはカエサルに作り出した紅槍を、パチュリーはメビウスへと魔法を放つ

しかしメビウスは輪を、カエサルは召喚した身の丈程もある巨大な大盾で防ぎきった

 

パ「へぇ…その帯、触れた物のエネルギーを問答無用で無効化してるのかしら?」

 

メ『おや、まさか一目で見抜かれるとは思いませんでしたね』

 

パ「伊達に魔法使いをしている訳じゃないわよ、相手の攻撃を無効化する手段に考えた事があったからね

だから…その弱点も分かるわよ?」

 

パチュリーがそう言いながらメビウスに向かい手を振るとメビウスの周囲に無数の火球が現れる

そしてそれらの火球は素早くメビウスへと襲いかかり

 

メ『ぐっ…おぁぁぁ!』

 

カ『メビウスッ!』

 

その火球を受けきれずその身に喰らったメビウスは意識を失いその体を地に伏せた

 

レ「よくやったわパチェ!」

 

レミリアはメビウスが倒され動揺を隠せずにいたカエサルの背後に周ると持てる力全てを注ぎ込みその手に槍を創り出した

カエサルはその槍を構えた大盾で防ぐも段々と亀裂が入っていき…

 

レ「う…りゃぁぁぁ!」

 

カ『ぐっ…!』

 

力を振り絞ったレミリアの槍に貫かれカエサルもその身を床に伏せた

 

パ「勝った…かしら?」

 

レ「まだよ、ヘイヘとか言うスナイパーは…」

 

咲「ご安心を、すでに仕留めてきましたので」

 

そう言いながらその場に咲夜が現れる、その傍らには気絶させられぐるぐる巻きにされたヘイヘらしき真っ白なコートに身を包んだ男がおり…

 

レ「咲夜…さすがね、メイド長なだけの事はあるわ」

 

咲「それほどでもありません、時を止め接近すれば近距離に弱いスナイパーを捕縛する事は容易でしたので」

 

?『なるほど、やはり時を止められてはスナイパーも打つ手無し…か

ここは撤退一筋だな』

 

レパ咲「「「!?」」」

 

カキンッという音と共に響いた声に警戒しつつ3人は倒れたメビウスとカエサルへと視線を向ける

そこには先日博霊神社にも現れたスーツの男、アインシュタインが立っていた

 

レ「あら、増援かしら?

今更1人増えても無意味ってものよ?」

 

ア『残念だが私は増援で無いよ、どちらかと言えば回収役だ』

 

戦意むき出しに言葉を紡ぐレミリアを傍目にアインシュタインは倒れ気を失っているカエサル達を自身の周りに引き寄せると静かに口を開く

 

ア『この場は撤退させてもらうよ、次の襲撃日は…明かさないでおこう』

 

そう言い残すとアインシュタイン達リィンカーネションの面々はその場から消えたのだった…

最新話は「」前につけていた話者の頭文字を無くしました。どちらの方が読みやすいですか?

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