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オリキャラ
◯ハル博士
兵器開発部の責任者で、眼鏡をしている。
見た目のモデルはメタルギアのオタコン
神話の調査
1639年9月上旬
クワ・トイネ公国 リーンノウの森
エルフの聖地、リーンノウの森の入り口にて、
2人のハイエルフ、ミーナとウォルは人を待っていた。
「人族を入れるなど、
よく長老様も許可なさったものだ」
ウォルが呟く。
彼の生きている間に聖地にエルフ以外の種族が入った事はない。
歴史をたどったとしても、エルフの神がいた時代、聖地リーンノウの森が神森と言われていた時代に、魔王が攻めて来た際、種族間連合が最後の砦として利用した事が最初で最後だ。
「しょうがないでしょ、ウォル。それに、今回来るのはただの人族じゃない。被害なしでロウリアをたった3日で破った、セカンド・オーダーよ」
その時、震えるような変な音が聞こえてきたため、上空を見た。
「何だあれは?!」
彼らが見たのは、SOのガンシップであった。
「ウォル、空飛ぶ神の箱に瓜二つじゃない?」
「いや、瓜二つどころか、そのものだ」
「銀河の使者に関係があるのかもね」
「そうならば、スゴいことだ!」
ウォルの警戒心は完全に溶けていた。
そして、人族が箱から出てくる。
リーダーらしき黒服、黒服の側に付き従う青服の美女、眼鏡を掛けた白衣の男、
白い装甲服を着た兵士が3人─2人は装甲服全体が白く、残りの1人は薄緑のラインが装甲服に入っていた。
さらに、ゴーレムのような何かも降りてきた。
「セカンド・オーダー代表のサイモン=ヤムトです。立ち入りを許可していただき感謝します」
彼らは腰の低さに拍子抜けした。
「1つ聞いてもよろしいですか?」
「どうぞ」
「そのゴーレムみたいな物は何ですか?」
「彼のことか」
「彼?」
「彼はR2、機械の修理を担当しています」
「R2ですか、可愛らしいですね」
「♪~」
R2は嬉しそうに電子音を出した。
「では、こちらです」
2人の案内の元で一向は森を進み始め、2時間後に建物へ到着した。
「この建物の中には、エルフの宝と呼ばれる、銀河の使者が残していった物が複数保存されています。使者は、この聖地に攻めこんできた魔王軍を、巨大な空飛ぶ船や高速の飛行物体を操り、強力な魔導にて焼き払いました。そして、魔王軍をグラメウス大陸まで押し返したのです。その際に使者が使用した物がエルフの宝となりました」
彼女は呪文を唱え、
植物に覆われている扉を解放した。
一向は中に入り、エルフの宝を視認する。
「なっ!」
「どうして・・・
どうしてこんなところににあるんだ!」
「セカンドオーダーの皆様、どうしました?
どうしてそんなに驚いているのですか?」
だが、声は届いていない。
「ジェダイ・インターセプター・・・」
青服の美女が呟いた。
「まさか、ジェダイが来ていたのか?」
サイモンから、一瞬だけ殺気が出る。
「最高指導者様、それだけではありません。
ガンシップやクローンZ-95スターファイター、ARC-170、AT-TEまでもが存在しています」
「つまり、共和国軍が銀河の使者の正体・・・
ハル博士、R2と共に調べてくれ」
ハルと呼ばれた白衣の男は、調査を開始した。
「サイモンさん、
銀河の使者と何か関係があるのですか?」
ミーナはサイモンに質問した。
「我々が異世界から飛ばされてきた存在であることを知ってますか?」
「確か聞いたことがあるような・・」
「あなた方が宝と呼ぶ物は、前の世界の軍隊が使用していた物と同一だったのだ。だから驚いていました」
「そんなわけでしたか」
「最高指導者様、調査したところ、ライトセイバーを発見し、インターセプターの持ち主が判明しました」
「で、誰だ?」
「それが・・・クワイ=ガン・ジンでした」
「クワイ=ガン・ジンだと・・・
クローン大戦前に死んだはずだ」
「さらに調べたところ、ここの兵器はコルサントの戦いのころに使用されていたことが判明しました」
「ありえんな」
クワイ=ガン・ジンは過去のジェダイマスターで、後にオーダー66を生き残る、オビ=ワン・ケノービの師匠であったのだが、ナブーの戦いにてシスのダース・モールによって殺害されていた。
そんな彼が、コルサントの戦いのころまで生きているはずが無いのだ。
「もしかすると、別の世界線の存在の可能性があります」
「そうでなければ、説明がつかん」
セカンド・オーダーは、この件について詳しい調査を行うことにした。