銀河帝国独立艦隊召喚記 (凍結)   作:ウエストモール

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設定変更点
・スターデストロイヤーの装備及び名称
・採掘船のクイラ王国への配置
・過去に召喚されたジェダイを、サイフォ=ディアスからクワイ=ガン・ジンに。


閑話Ⅱ
超兵器開発の始まり


アルタラス王国沖

 

アルタラス王国の港から出港した、アルタラス王国海軍の武装商船タルコス号は、セカンド・オーダー統治下の旧ロウリア王国ロウリア区へと針路を取っていた。

 

タルコス号の甲板に立っている男が2人。

2人は、魔石関連の専門家である。

 

「どうして俺達は僻地(ロデニウス大陸)に送られることになったんでしょうね?」

 

若い方が、堅苦しそうな専門家に言う。

 

「しょうがない、王国の為だ。それに、奴らの空中戦艦を見ただろ?」

 

「セカンド・オーダーの空中戦艦、あれは恐ろしかった。そんなに強力な兵器を持つ彼らは、何のために魔石を求めているのでしょうか?」

 

「政府の連中も知らないようだが、奴らの一部兵器の譲渡と軍事同盟を提案されたら、要求を呑まずにはいられないだろうな。俺の見立てでは、魔石を兵器に利用するのではないかと予想している」

 

「現に、王国も魔石を兵器(風神の矢)に使っていますから、彼らが使っても可笑しくはありませんね」

 

「奴らは軍事勢力だから、軍事力に力を入れるのが当たり前の筈だ。そもそも、この世界では力が全て。強力な兵器は列強への牽制・・いや、圧力となる」

 

「国家ではない1つの武装勢力が、列強を越える力を持っている。これは、戦乱の予感がするな・・・」

 

 

2日後、タルコス号はロウリア区北部の港に到達した。

 

2人は、港に降り立つ。すると、彼らの知るSOトルーパーとは異なる装備をした一団が近付いてきた。

 

「お待ちしておりました。我々は、ロウリア区防衛軍第1保安小隊です。お迎えに上がりました」

 

「ロウリア区防衛軍というのは何だ?」

 

堅苦しい専門家が尋ねた。

 

「はい。ロウリア区防衛軍は、セカンド・オーダー軍の傘下の組織で、旧ロウリア兵士や志願したロウリア人で構成されています。装備する兵器は旧式ではありますが、SOから付与された物を使用しており、下位列強ぐらいなら普通に相手ができます」

 

負けた筈のロウリアの軍事力が上がっている・・

もし、SOが防衛軍に対してアルタラス王国を攻めろと命令したとしたら、祖国に勝ち目は無いだろう。はっきり言って、恐ろしい。

 

2人の専門家は、4人乗りのスピーダーに兵士と乗り込み、護衛も含めた3台のスピーダーでビーグルのSO研究施設へと移動した。

 

ビーグル SO研究施設

 

施設へと入った2人を出迎えたのは、白衣を着た眼鏡の男だった。

 

「お待ちしておりました、私はセカンド・オーダーの兵器開発の最高責任者、ハル博士です」

 

兵器開発・・やはりそうだったか。

 

「あなた方に開発する物を説明する前に、こちらをお渡しします」

 

2人は、金属製のケースを渡された。

 

「これは?」

 

「報酬の前払い兼口止め料になります」

 

開けると、金の延べ棒が入っていた。

 

ここまでするのか・・・

 

「そして、開発するものは、超兵器です」

 

「「超兵器?」」

 

「出力しだいでは、都市を簡単に消すことが出来るような兵器で、あなた方には、その主兵装の動力源を担当していただきます。あっ、もちろんサポートを付けますので安心してください」

 

俺達は、ヤバイものに関わってしまったのかもしれないな・・・

 




ロウリア区防衛軍の兵士である、ロウリアトルーパーの装備は、体のアーマーはスワンプトルーパーとし、ヘルメットは反乱同盟軍の物を灰色にしたもの。武器はクローントルーパーとほぼ同じ。
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