銀河帝国独立艦隊召喚記 (凍結)   作:ウエストモール

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艦隊の構成
インペリアルⅠ改級SD
○ジ・パング
○プレッシャー
○シュトラール
○サンダーボルト

ヴェネター級SD
○ヴィジランス
○ステッドファスト
○トランクィリティ
○レゾリュート
○ロ=ティ=ムンディ

ヴィクトリー級SD
○ヴァラー
○ヴァリアント
○ヴィンジェンス

歩兵:53600人


プロローグ
第1話 転移


銀河標準暦0BBYヤヴィンの戦いの頃

 

 ここは、暗黒卿ダース・シディアスこと

皇帝シーヴ・パルパティーンが治めている(圧政している)銀河帝国。銀河帝国軍が究極兵器デス・スターⅠの建造をしている間、試験部隊の性質を併せ持つ独立艦隊の計画が進められ、未知領域付近にて訓練が行われていた。

 

独立艦隊は、改造を加えられた戦闘宇宙艦艇に加えて工場船や採掘船などを有する、部隊単独で兵站を賄える艦隊であった。

 

これは、独立艦隊を任された近人間種族のダークジェダイと女性副官が異世界にて奮闘する話である。

 

 

未知領域の宇宙を往く宇宙船(スターシップ)の集団。それは、銀河帝国軍の独立艦隊であった。

 

構成は、インペリアルⅠ改 級SD4隻、ヴェネター級SD5隻、ヴィクトリー級SD3隻。

加えて、ルクレハルク改級工場船2隻*1

ルクレハルク改級採掘船1隻*2

少数のゴザンティ級クルーザーやアークワイテンズ級司令クルーザーも所属していた。

 

独立艦隊旗艦

インペリアルⅠ改級スターデストロイヤー

〈ジ・オーダー〉瞑想室

 

薄暗い瞑想室。

そこに、黒いフードの男─サイモン・ヤムトは座っている。

 

彼は、謎の不安を感じていた。

 

この感覚は2度目だ…

フォースに近い何かを感じる…

まさか、ジェダイが…?

 

その瞬間、いきなりスライドドアが開く。

咄嗟に私はライトセイバーを起動させ、入ってきた人型の首元に突きつける。

 

「ひぃ!」

 

私がセイバーを突きつけた相手は、ジェダイ…ではなかった。

それは、愛すべき副官─セリシアだった。

 

「すまないセリシア…」

 

「大丈夫です。司令、疲れてませんか?」

 

「少しばかり疲れているかもしれん…」

 

「少し寝てはどうです?司令代理なら引き受けます」

「いや、必要は無い」

 

私が寝てしまったら、誰が彼女を守るというのだ…

 

その日は、何事も無く終わる…筈だった。

 

いきなり、ドタドタとした音とともに将校が駆け込んでくる。

 

「何があった?ジェダイの襲撃か?」

 

「本艦の目の前に、謎のゆらぎが現れました。艦橋に来てください」

 

何だあれは…?ブリッジタワーから、謎のゆらぎを見る。

 

さっきと同じ感覚だ…

 

「いやな予感がする…」

 

「えっ?」

 

「いやな予感がすると言った。全艦回頭!」

 

しかし、それはもう遅かった。

 

あの“ゆらぎ”から閃光が放たれ、我々は気絶してしまう…

***

 

「司令…司令!」

私は、目を覚ます。見ると、副官のセリシアが覗きこんでいた。

「いったい…何…が…?」

 

「私にも解りませんが、閃光による気絶で軽傷者が出たという報告が各艦より来ています。各艦の艦長を集めるべきかと…」

 

「そうだな。すぐに集めてくれ」

 

「了解です」

 

───────────────────

 

ジ・オーダーの艦内に設けられた黒光りする円形の机。

回りには、艦長達が座っている。

 

配置はこうだ。

 

ジ・オーダーの艦長兼総司令のサイモン・ヤムトから時計回りに、

 

プレッシャー(威圧)〉艦長 ギュレル

 

サンダーボルト(雷光)〉艦長 ルーデル

 

シュトラール(光線)〉艦長 ウルトル

 

ヴェネター級艦長5人

ヴィクトリー級艦長3人

陸戦隊司令

と、なっている。

 

「セリシア、判明している状況を説明してくれ」

 

「了解。 現在、独立艦隊はデータベースに存在しない星系の、7番惑星に位置しています」

 

「データベースに無いだと……まさか、銀河の外に出てしまったのか?」

 

そう話すのは、“プレッシャー”の艦長であるギュレルだ。

 

「いえ、その線は薄いと考えられます。亜空間通信を試してみましたが、全く反応がありませんでした」

 

「銀河の外に出たぐらいで、通信が出来なくなるとは考えにくい…」

“サンダーボルト”の艦長ルーデルは言う。

 

「それを考えると、通信が届かないほど遠くにいる。もしくは、異なる宇宙に何らかの力で飛ばされたのどちらかになるな」

私─サイモン・ヤムトはそう結論を出した。

 

「それはともかく、この星系を調査すべきでは?」

“シュトラール”の艦長ウルトルが提案する。

 

「それは必要だ。いつ資源が底を尽くのか?いつ帰還できるのか?一切不明だからな」

 

「現在、星系について判明していることは、6番と7番がガス惑星、5番と4番が砂漠惑星、3番が月を2つ持つ温暖な惑星であり、文明の存在が確認されている。1番と2番は溶岩の惑星であることです」

 

「ガス惑星があったのは幸運だ。ブラスターライフルのエネルギーを用意できる」

陸戦隊の司令が嬉しそうにする。

 

「では、艦艇の配置を発表する。 採掘船1は、ヴェネター級ステッドファストとトランクィリティを護衛として6番惑星に。本艦はインペリアルⅠ改級シュトラール、工場船、採掘船2、ヴェネター級ヴィジランスとともに3番惑星付近に移動。残りの艦艇は、惑星間の警備に付いてもらう」

 

「「了解!」」

 

 

艦長達の退出後…

 

「陸戦隊司令、3番惑星に諜報員を送る準備をしてくれ」

「分かりました」

すぐに指令が飛び、諜報員を乗せたTIEリーパーが発進していった。

 

*1
ルクレハルク級ドロイド司令船の改造

*2
ルクレハルク級コア・シップの改造




○インペリアルⅠ“改”級スターデストロイヤー
インペリアルⅠ級の弱点である、偏光シールド発生ドームの防御を固め、新型兵器の追加を含めた対空及び対艦能力の強化が為されている。試験中の本級の転移により、帝国が滅亡するまで、これらの改良点を持つスターデストロイヤーが製造されることは無かった。

エンジン
・イオンエンジン 7基
ハイパードライブ等級:クラス2
動力源
・ソーラーイオン化反応炉
シールド
・偏光シールド発生ドーム
武装
・XX-9重ターボレーザー砲塔30基
・NK-7イオン砲 30門
・2連重ターボレーザー砲塔6基
・3連中型ターボレーザー3門
・局所防衛ミサイル発射装置 30基
・局所防衛レーザー砲 52門

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