オリジナル兵器
○対空ホバータンク
○TIE/Soファイター
通称、セカンドオーダーTIEファイター。
TIEファイターの改良版。シールドの装備と、装甲の追加によって、パイロットの生存性が上がっている。
第4話 ギムの戦い(1)
ここは、
ギム南西部を歩く獣人の男性。その名はモイジ。
元々は西部騎士団団長のギム防衛隊隊長である。
「この町も大きく変わったなぁ…」
モイジはそんなことを呟く。
1ヶ月前、ギム周辺がセカンド・オーダーとかいう得体の知れない勢力に割譲されると決まった時、モイジら住民達は抗議したが、聞き入れられずに割譲は行われた。
しかし、SOがやって来てからモイジら住民達の態度が変わる。
SOは高度な技術─それも、列強並みの物を持ち、継ぎ目の無い壁や塹壕なる穴を設置した。それだけでなく、ブラスターなる銃のような物やウォーカーなる二足歩行のゴーレム、砲台、丸い飛行機械などを持ち込んできており、モイジや1部の住民達は防衛隊としての訓練を受けた。
公国の領土だった時以上に防衛力が上がっている。これならば、ロウリアが攻めて来ても安心だ。
そして、11ヶ月後…
ついにロウリアが攻めてきた。
「司令、ついに来ました」
ヴィアーズ大佐がサイモンに報告した。
「分かった。 塹壕と砲台に防衛隊を含めた歩兵を配置。AV-7対ビークル砲、AT-STマークⅢ、
AT-MPマークⅢ、AT-DT、対空ホバータンクを前線に移動。そして、私のTIEアドバンストを含めたTIE/SOファイター部隊とスターデストロイヤーの艦載機をワイバーンの殲滅に上げる。
我々の力で、敵に恐怖を植え付けるのだ!」
「ラジャー!」
前線
「急げ!」
歩兵が次々と塹壕と砲台に飛び込む。
モイジら防衛隊も、遅れて位置に付いた。
モイジが後ろを振り替えると、ウォーカーが歩いてきていた。
「居てくれるだけで安心できるな…」
「ブラスターライフル部隊、配置に付きました」
「E-ウェブ重連射ブラスター砲*1も配置完了」
「砲撃部隊も完了!」
「ビークル部隊、問題ない!」
「全部隊、配置完了しました」
「分かった。 全部隊、合図を待て」
そう言うのは、前線の指揮官である
東方征伐軍 本陣
「今日、ギムを落とすぞ」
先遣隊指揮官の将軍パンドールは、部隊の将兵達に宣言する。
「戦利品はどのようにいたしましょうか?」
副将アデムが聞いてきた。
彼は冷酷な騎士。占領地での残虐性はもちろん、失敗した部下を殺すなど、同胞にも容赦しない。
彼の呼ばれ方は、“鬼” “悪魔”など様々だ。
時には魔獣人間と裏で呼ばれている。
彼に関する情報を得たSOは、彼のことを
“異世界のウィルハフ・ターキン”と呼称した。*2まぁ、ターキンのほうが明らかに高潔なのだが。
「副将アデム、お前に任せる」
「ありがたき幸せ!」
彼は命令を部下に下す。
「ギムでは略奪、暴行、強姦、放火を一切咎めない。そして、恐怖を伝播させるために100人ほど解き放て。騎士団の家族がいた場合は残虐に殺し、見せしめとするのだ」
こいつは人間じゃない。人間の皮を被った怪物だ。そんなことを思いながら、部下は命令を伝えに行った。
「こちらスカウト、敵部隊約24000人及びワイバーンが接近。地面三分に敵が七分。
地面が三分に敵が七分だ!」
報告を受けて、塹壕ではSOトルーパーや防衛隊がブラスターや連射ブラスター砲、タレットを敵の方向へ向け、対空ホバーやウォーカーが砲塔を動かす。さらに、上空をTIE/SOファイターが通過した。
異世界の空を、場違いなものが飛んでいる。
それは、サイモン率いる宇宙戦闘機部隊だ。
宇宙から合流したスターデストロイヤーの艦載機72機と合わせて96機。敵より少ないが、こちらは精鋭揃いだ。技術格差もあるため圧勝できる。
「全機、私に続け。爬虫類ごときに落とされるな!」
「「ラジャー!」」
ギムの戦いが、始まる…