銀河帝国独立艦隊召喚記 (凍結)   作:ウエストモール

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クイラとの交渉と主人公がフェン王国に行く話は番外編でやります。

オリジナル兵器
○対空ホバータンク
○TIE/Soファイター
通称、セカンドオーダーTIEファイター。
TIEファイターの改良版。シールドの装備と、装甲の追加によって、パイロットの生存性が上がっている。


EpisodeΙ ロデニウス紛争
第4話 ギムの戦い(1)


 

 ここは、SO(セカンドオーダー)に割譲されたギム特別区。割譲されたとは言っても、高度な自治を認められており、SOの訓練を受けた地元民の防衛隊が存在する他、SO軍の部隊6000人が駐留している。

 

ギム南西部を歩く獣人の男性。その名はモイジ。

元々は西部騎士団団長のギム防衛隊隊長である。

 

「この町も大きく変わったなぁ…」

モイジはそんなことを呟く。

 

1ヶ月前、ギム周辺がセカンド・オーダーとかいう得体の知れない勢力に割譲されると決まった時、モイジら住民達は抗議したが、聞き入れられずに割譲は行われた。

しかし、SOがやって来てからモイジら住民達の態度が変わる。

 

SOは高度な技術─それも、列強並みの物を持ち、継ぎ目の無い壁や塹壕なる穴を設置した。それだけでなく、ブラスターなる銃のような物やウォーカーなる二足歩行のゴーレム、砲台、丸い飛行機械などを持ち込んできており、モイジや1部の住民達は防衛隊としての訓練を受けた。

公国の領土だった時以上に防衛力が上がっている。これならば、ロウリアが攻めて来ても安心だ。

 

そして、11ヶ月後…

ついにロウリアが攻めてきた。

 

「司令、ついに来ました」

ヴィアーズ大佐がサイモンに報告した。

 

「分かった。 塹壕と砲台に防衛隊を含めた歩兵を配置。AV-7対ビークル砲、AT-STマークⅢ、

AT-MPマークⅢ、AT-DT、対空ホバータンクを前線に移動。そして、私のTIEアドバンストを含めたTIE/SOファイター部隊とスターデストロイヤーの艦載機をワイバーンの殲滅に上げる。

我々の力で、敵に恐怖を植え付けるのだ!」

「ラジャー!」

 

 

前線

 

「急げ!」

歩兵が次々と塹壕と砲台に飛び込む。

モイジら防衛隊も、遅れて位置に付いた。

 

モイジが後ろを振り替えると、ウォーカーが歩いてきていた。

「居てくれるだけで安心できるな…」

 

「ブラスターライフル部隊、配置に付きました」

「E-ウェブ重連射ブラスター砲*1も配置完了」

「砲撃部隊も完了!」

「ビークル部隊、問題ない!」

 

「全部隊、配置完了しました」

 

「分かった。 全部隊、合図を待て」

そう言うのは、前線の指揮官である大尉(キャプテン)だった。

 

 

東方征伐軍 本陣

 

「今日、ギムを落とすぞ」

先遣隊指揮官の将軍パンドールは、部隊の将兵達に宣言する。

「戦利品はどのようにいたしましょうか?」

副将アデムが聞いてきた。

 

彼は冷酷な騎士。占領地での残虐性はもちろん、失敗した部下を殺すなど、同胞にも容赦しない。

彼の呼ばれ方は、“鬼” “悪魔”など様々だ。

時には魔獣人間と裏で呼ばれている。

 

彼に関する情報を得たSOは、彼のことを

“異世界のウィルハフ・ターキン”と呼称した。*2まぁ、ターキンのほうが明らかに高潔なのだが。

「副将アデム、お前に任せる」

 

「ありがたき幸せ!」

彼は命令を部下に下す。

 

「ギムでは略奪、暴行、強姦、放火を一切咎めない。そして、恐怖を伝播させるために100人ほど解き放て。騎士団の家族がいた場合は残虐に殺し、見せしめとするのだ」

こいつは人間じゃない。人間の皮を被った怪物だ。そんなことを思いながら、部下は命令を伝えに行った。

 

 

「こちらスカウト、敵部隊約24000人及びワイバーンが接近。地面三分に敵が七分。

地面が三分に敵が七分だ!」

 

報告を受けて、塹壕ではSOトルーパーや防衛隊がブラスターや連射ブラスター砲、タレットを敵の方向へ向け、対空ホバーやウォーカーが砲塔を動かす。さらに、上空をTIE/SOファイターが通過した。

 

異世界の空を、場違いなものが飛んでいる。

それは、サイモン率いる宇宙戦闘機部隊だ。

宇宙から合流したスターデストロイヤーの艦載機72機と合わせて96機。敵より少ないが、こちらは精鋭揃いだ。技術格差もあるため圧勝できる。

 

「全機、私に続け。爬虫類ごときに落とされるな!」

 

「「ラジャー!」」

 

ギムの戦いが、始まる…

 

*1
SWエピソード5にてスノートルーパーが使用

*2
ターキンはレイア姫の目の前で彼女の出身地である惑星オルデラーンを、デス・スターによって破壊した。

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