虚ろなる精霊と幻想偽熊華説を楽しみにしていた方々には本当に申し訳ない!
「ヒーローになりたい」
子供のころ、抱いた憧れは大人になるにつれ現実を知り薄れていくものだ。
かくいう俺もその一人。だった。
ある春先のこと。俺は学校から帰る途中で正義のヒーローごっこをしている子供たちが道路に出た瞬間を見た。
とてもありふれたことだ。ただの日常の一コマ、いやそれ以下かもしれない。
ただ、普通の日常ではありえない、小説の世界でのテンプレートが起きてしまった。
子供たちに車が迫っていた。そのとき何を思ったか、いや、きっと胸にくすぶっていた無駄な正義感が働いた。その結果がこのざまだ。
熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い
車にひかれたのだ。
意識が薄れていく。
死というものはこんな苦痛を伴うものだったなと、変なことを考えてしまっている自分がいた。
「フハハッ…結局、何もなすことも誰かのために正義感を働かせて誰かを救ったりもできなかったな。とても、滑稽というかなんというか…無味乾燥でとても真っ白の人生というか」
こんなことならもう少し誰かに興味を持つべきだったか…
いや、
「ちがうか…夢をもってこの世界に転生するべきだった」
俺は一度転生している。この世界は特に心躍るような背景もなかったから転生特典ももらっていない。
確か転生特典で最も適性があったのは「化生変化」だったか?俺の中で最も強かった思いは誰かを守れる化け物になりたいなんて言う意味が分からないものだったから適性があったらしいがそんな変な思いが俺にあったのか?
まあこの世界では使いようのない特典だ。それに嘆いても意味はない。どうせ次はない。あれは神の気まぐれ、そう言われたし俺もそう思う。
うん?なんかうるさい。ああ、俺がひかれたからか…
そうだよな。人がひかれたら騒ぐだろうな。
変に冷静だ。もう少しで死んでしまうからか
「うる…さいな…少し……黙ってくれ。」
そしてまた俺は死んだ。
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「なあ?俺死んだよな?またか?」
「はい、まぁそうなりますね。」
「なぜに?次はなかったはずだが。」
「今回も神の気まぐれですね。」
俺の質問に答えるのは声だけだ。姿は見えないし周りは黒一色
「…もしかして神って暇か?」
「…暇なのは一部の上級の神々ですよ。私としては早く転生特典を受け取ってもらってこんな仕事より別のことしたいのですが…」
「…転生特典をもらわない限りお前はこの仕事が続くのか?」
「良くわかりましたね…ええそうですなので受け取ってくださいほら早く。さあさあ」
「お、おう」
思わず了承してしまった。
「次の世界はどこだ」
「喜んでください。特典を存分に振るえる世界です。ヒロアカの世界ですよ」
あっやばいほうの世界じゃん。思わず素が出るくらい驚いてしまった
あっなんか意識が薄れてきた。文句の一つでも言わなきゃまたおもちゃにされる
「てめっ面白がってるだろっ!」
「…サアドウデショウ」
こうしてまた神のおもちゃにされた
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ヒロアカの世界に転生したが授業の方はあまり前世及び前々世と変わらず。
そのまま市立の中学に入ったが
いたなぁ。緑谷と爆豪
さて、中3で同じクラスになったんだがあの二人かなり頭いいなぁ
そんなことを考えていたらヘドロが暴れてました。
あれ?緑谷のノート爆破されてないのに原作始まってる
見に行くか…
あー爆破しまくってる。爆豪が取り込まれてるな
さてどうしようか
そんなことを考えていたら緑谷を発見したので近づいて話しかける
「よお、緑谷。そんな顔してどうした」
「あ、化茂野君。そのあのえっととっととととととととととととと」
あ壊れた
俺の名前言ってなかったよな?
「落ち着け。それでどうすんだ?」
「え?どうって…」
「ほらあの
「そうだけど…なんでわかったの?それに…」
敵を緑谷が見る
「どうにもできないよ。無個性の僕じゃ。」
ああこの目はあきらめている眼だ。仕方ない
「無個性だから…か。お前はそうやってあきらめたまま生きるのか?そんなのでヒーローになれるのか?よく見ろよあいつを」
「え…?」
緑谷の視界に入ったのは苦しそうな顔の助け手を求めている爆豪だった。
緑谷が走りだそうとするが手をつかむ。
「待て緑谷。そのまま突っ込んでも意味がない。」
「…っ!でもっ」
「だから俺も行く。それならどうにかできる」
「っありがとう」
「そら、行くぞお前が気を引け。出来たら爆豪の救出もしろ」
2人で駆け出す。
緑谷がバックの中身をぶちまけて視界を奪って爆豪にとりつく。
ヘドロの意識が向いたところで個性を発動する。
「化生変化『天狗』」
天狗に変化し(羽が生えるだけ)天狗としての能力を発動。
風を巻き起こして吹き飛ばす
しかし、一塊に飛ばしたせいか緑谷達にとりつこうとする。
「うわあああ!!」
緑谷が叫ぶ。がヘドロの目的は果たされない。
三人の前に一人のヒーローが現れる
「まったく、なんてことだ。君を諭しておきながら君とその友人に先を越されるとは…っ!私が動かなければなかったというのに!」
「オールッマイトッ」
「プロはいつだって命懸け!!!!!!」
『DETROIT SMASH!!』
トップヒーロー「オールマイト」が右腕を振り下ろす。
すさまじい爆風が周囲を襲い吹き飛ばされそうになる
緑谷達と自分が飛ばされないように踏ん張ったがぎりぎりだった
「すげえ、これがオールマイト」
久しぶりに心が震えた。
これが平和の象徴。これがプロのヒーロー!
心の奥底で炎が燃え盛る音がした
こんなすげえやつになりたい。こんなヒーローになりたい。今更ながら夢を持てた。
だから言おう。
これは俺が、化け物がヒーローになる物語だ。
主人公の容姿は次のあとがきで
この作品にヒロインは
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いなくてもいい
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ヒロインは重要な要素だからいる
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ハーレム目指せよぉ!
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まず作者に恋愛経験ってあるの?