ウウ----------------!!!
「警報!?」
「ぬお!?」
警報が鳴る。あ、お茶子が味噌汁吹き出した。
「ああ、ほらこれ使え。洗って返せよ」
とりあえずハンカチとティッシュを渡す。
「あ、ありがとう」
感謝を素直に伝えられるのはいい子のあかしだねぇ。年寄り臭い?これでも5×歳だからな(精神年齢)
『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難してください』
機械音声が響く。
3っていうと校舎内に誰か侵入したってことか。これ個性の無断使用だよな…?つまり
「校舎内に誰か侵入ねぇ。ヒーローいるのに考え足りてないんじゃあないか?」
「化茂野君、そんなこと言ってないで避難しなきゃ!」
「いや、むしろ危険だと思うぞ?」
「え?」
生徒が押し合いへし合いしているところを見る。だいたい1000人くらいの押しくらまんじゅうか。けが人が怖いな。
「それに、ドッペルゲンガーに見させた感じマスコミの奴らの侵入みたいだ」
「何だと!?し、しかし」
「焦ってる中でこれを伝えても聞いてくれる奴は少ないだろ」
「なら目立つように伝えれば…」
「そうだなぁ、目立つ場所で声を張り上げれればいいんだが…そうだあの出入口とかはどうだ?視点の上だし見やすい」
原作どうりになるように誘導。あ、ドッペルにはスマホ持って行ってもらって撮影してもらってます。後でつてを使って警察やら検察に送ってしょっぴてもらおう。
「そ、そうか!麗日君!」
「何!?」
あ、唐揚げうまい。外はサクサク、中はジューシー。それでいて脂っこくないしご飯が進む。
「俺を浮かせろ!」
「わ、わかった!」
あ、ごはん無くなった…取りに行かなきゃ
「これなら…‼エンジン…ブースト!」DRDRRRRRRRR!
「い、飯田くーん!?」
「むおおぉぉぉぉ!?」
あ、ダメですかそうですか。避難しろと…白米食べたい…これもすべてマスゴミと死柄木のせいだ!
「ドッペル…ちょっと変われ」
ビターン!
あ、飯田が張り付いた。来るぞ(ザワザワ…)
「皆さん…大丈ー夫‼」
おお、非常口だ…
「お、ドッペルのところと変わったな」
ドッペルゲンガーと俺の位置は帰ることができるから便利なんだよなぁ
「さて、こういう時はアレしかないね」
「あなたたちを不法侵入罪と個性無断使用罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね!あなた方がこの校舎に無断で個性を使用し侵入したからです!覚悟の準備をしておいてください!近いうちに警察や検察にあなた方を訴えてもらいます。裁判所にも問答無用で来てもらいます。慰謝料の準備もしておいてください!あなた方は犯罪者です!刑務所にぶち込まれるのを楽しみにしておいてください!いいですね!」
そう、ワザップジョルノのリメイクだ。
「な、何を言って」「これは報道だ!」「これは私たちの権利よ!」「子供が口をはさむな!」
有象無象がなんか言っているがどうでもいい。スマホでも撮ったし警察にも検察にもつてはある。つまりこいつらはジ・エンドだ。
「あなた方のせいで生徒は混乱し外に出ようと狭い出入り口に殺到しました。そのせいで転んで踏まれた人もいるでしょう。つまり、この混乱を起こしたあなた方に責任はあります!そして、この校舎のセキュリティを突破するには個性の使用が最も効果的です!いいですね!あなた方は先ほども言いましたが犯罪者です!」
つい熱くなる。食べ物の恨みだから仕方ない。
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その後。
警察に撮影した動画を渡しマスコミは社会的に死んだ。
最近のニュースではマスコミの態度についてのものが多くなった。
この作品にヒロインは
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いなくてもいい
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ヒロインは重要な要素だからいる
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ハーレム目指せよぉ!
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まず作者に恋愛経験ってあるの?