イナズマイレブン 〜熱き太陽の導き〜   作:チェリブロ

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えー、皆さんたくさんのキャラを送ってくださりありがとうございます!

そろそろ主人公チームのキャラ募集締め切りろうと思っております!まだ送りたいキャラがいるんだというかたがいれば、なるべく早めに送ってください。

締め切り次第、採用、不採用、敵として採用と分けたものを活動報告に載せておきますので、ご確認ください

改めて、本当にありがとうこざいます!!最後にもう一度、そろそろ締め切るので送るなら早めにお願いします!


折れた翼と気楽な残念系男子

スポーツには、怪我がつきものだ。油断から起こるミス、過度な練習、相手との接触事故など、思わぬところで怪我をしてしまう。

 

怪我の度合いにもよるが、酷いものだと怪我のせいで、続けることを断念せざるを得なくなったり、回復したとしても以前のようには動けず、それで挫折してしまう者もいる。

 

だが、その逆境を乗り越えることができれば・・・その者は、より上の領域に立つことかできるだろう。

 

 

 

 

 

 

城翔中学のクラスは、一学年につき四クラスある。その中で一緒にいる時間が多いのは、当然同じクラスにいる者だ。つまり二組に所属している赤城は、二年の間は二組の者と長く付き合うことになる。

 

しかし、体育の時間は二クラス合同で授業が行われる。そのため赤城が自分のクラスメイト以外で長く一緒に行動するのは、一組の人達である。

 

「・・・うむむむ」

 

現在は体育の授業中。この日の体育は体力測定であり、種目は50m走とソフトボール投げだ。

 

「なんや、他のやつの記録がそんなに気になるんかいな?」

 

一人で難しげに唸っていると、同じクラスの友人が声をかけてくる。たしかに記録は気になるが、友人が思っている理由とは違う。

 

「いや、他のクラスに運動できそうなやつがいたらスカウトしようと思ってたんだよ」

 

「あー、なるほどなぁ。それで足の速いやつをスカウトするんか」

 

先に二組がソフトボール投げをしている間に、一組が50m走のタイムを測る。その様子を見ていたのだが・・・今のところこれといった人は見つからない。

 

もちろんまったくいないというわけではないのだが、そういった人はすでに他の部活に入っているため、参加してくれそうにない。

 

「・・・うーん、やっぱり他のクラスの記録も見たいよなぁ・・・」

 

三組と四組にも友人はいる。なんなら最近会った淀屋もいる。その辺りから話を聞いて、そっちに良さそうな人がいたら交渉してみようかとも考え始めた。

 

「うむむ・・・ん?なあなあ、あいつのこと知ってる?」

 

ふと、赤城が指を差す。その先にいたのは、中学生とは思えないほどの筋肉を持つ、大柄な男。便利な日本語のフィルターを解除して言うと、場違いなマッチョマンがいた。

 

「ああ、黒鉄のことかいな。・・・けど、あいつはそんな速ないで?」

 

見たところ、決して足が速いというわけではなさそうだ。いや、むしろ遅い方に入るだろう。赤城の友人は、彼をスカウトする理由がわからなかった。

 

「いや、ガタイがいいしキーパーとかディフェンダーならいけそうかなーって思ったんだ。あとで声かけようかな?」

 

足が遅いからといって、サッカーに向いていないとは限らない。その大きな体を活かしてくれれば、きっと活躍してくれるだろう。

 

「でもあいつ怖ないか?デカいし筋肉すごいで」

 

中学生とは思えないほどの巨体で、ガッチリとした身体つき。さらに三白眼の目が拍車をかけて、なかなか話しかけるには勇気がいるオーラが見える。はっきり言うと恐い。

 

「そうかな?・・・そうかも。まあ普通に話しかければなんとかなる、はず」

 

そう言われるとそんな気もするが、メンバーが足りてない以上そんなことを言ってられない。それに人のことを見た目で判断してはいけない。怖いのは事実だが。

 

「よーし、計測し終えたな?それじゃあ交代するぞ」

 

それ以降は特に大きな収穫もなく、いつの間にか自分達が走る番になっていた。

 

「赤城、お前出席番号一番だろ。準備しろよ」

 

「あっ、すみません!すぐに行きまーす」

 

急いで列から抜けて、走るために軽く体を動かす。一方女子の列からも出席番号番号一番の子が出てきて、走る準備をしていた。

 

「おっ、麻宮か!よろしく・・・って包帯巻いてるけど大丈夫なのか?」

 

彼女は一年の終わり頃に転校してした生徒、麻宮涼華。凛々しいボーイッシュな顔立ちと、足に巻いた包帯が印象的な少女であり、席が近いのでよく喋る。

 

「ああ、問題ない。怪我自体は完治しているからな」

 

「へぇー、そうなのか。しっかしあ行だと出番早いよなぁ」

 

「たしかに。出席番号順だとあ行の人は出番が早くなるな。あまり気にしたことはないが・・・」

 

準備しながら軽く雑談をしていると、記録員の準備ができたようなので、お互いスタートラインに立つ。

 

「それじゃあ位置について、よーい・・・スタートッ!!!」

 

パンッ!という乾いた音がなると同時に、走り出す。赤城は内心なかなかいいスタートを切れたと感じていた。

 

スピードに極端に自信があるというわけではないが、少なくとも一般の生徒には負けないと自負している。実際、赤城の走るスピードは、一般人の速さよりも上だ。

 

 

 

 

 

・・・にも関わらず、麻宮が視界に入った。

 

「・・・えっ!嘘!?」

 

二人は同じ直線のコースを走っている。相手の方が遅いなら、視界に入るということはあり得ない。振り向きでもすれば話は別だが、もちろん赤城はそんなことしていない。

 

なのに自分より前にいる。これはどういうことか。簡単なことだ。・・・単純に、向こうの方が速い、ということだ。

 

「ま、負けないぞ!!」

 

活動は全然していないが、仮にもサッカー部。負けられないと必死に追いかける。だが、差は縮まるどころかさらに広がり、結局向こうの方が先にゴールした。

 

「ふぅ、今回はこんなものか・・・」

あれだけ圧倒的なスピードで走っていたというのに、首を傾けている。まだまだ本調子ではなかったのかもしれない。

 

・・・その様子を見て、赤城のスカウトセンサーがこれでもかと反応する。

 

「麻宮!!すごいな!!何か部活やってたのか?これから入るのか?もし予定がないならサッカー部に入らないか!!絶対活躍できるぞ!!」

 

目をこれでもかとキラキラと輝かせ、怒濤の勢いで話しかける。その勢いに気圧されて、麻宮は思わず一歩後ろに引いた。

 

「す、すまない。サッカーは・・・その、興味がないんだ・・・」

 

少し気まずそうに目をそらしながら答えた。その瞳は悲しそうで・・・どこか申し訳なさそうだった。

 

「そうか・・・でも、気が変わったらいつでも来ていいからな!それじゃあ!」

 

だが、赤城はその事に気がつかない。興味がないなら仕方ないと、素直に引き、他に良い人がいないか探すことにした。

 

「・・・本当にすまない。私は、もう・・・」

 

列の後ろに戻る赤城の後ろ姿を、麻宮は申し訳なさそうに眺めていた。

 

 

 

 

 

 

その日の放課後、部室で三人・・・実質二人で今後の方針を話していた。

 

「━━━━で、もっとビラとかポスターを作ったり、もっと個人に声をかけていった方がいいと思うんヨ」

 

「なるほど・・・そんな革命的な方法があったのか。よし、これを勧誘革命と呼ぶことにしよう」

 

「なんで!?他にどんな方法があるんヨ!?」

 

むしろこれ以外に何があるというのか。大声出していればうまくいくと思っていたのだろうか。そりゃ集まるわけがない。三日月はそう言いたいのを、グッとこらえて心の奥底にしまい込んだ。

 

「よーし、それなら早速チラシを作ろう!・・・ところで淀屋はどうしたんだ?」

 

もう放課後なのだが、まだ来ていない。まさか呼び出されたりしていないだろうな・・・などと思っていると、部室の扉が開いた。

 

「おう!遅れてすまんな!」

 

噂をすればとはまさにこのこと。遅れているものの、淀屋はちゃんとやってきた。

 

「おぉー、ここがサッカー部の部室か。意外と広いんだな!」

 

さらに、聞き覚えのない声が聞こえてくる。かと思うと淀屋の後ろから一人の少年が現れた。

 

「・・・え?」

 

何が起こったのかわからず、赤城は唖然とした表情になる。少年はそんなことを気にせず部室内を見て回る。何があったのか・・・話は少し前に遡る。

 

 

 

 

 

「おーい、東条!おるかー!」

 

放課後になってすぐ、淀屋は四組の教室に駆け込みある人物を呼ぶ。もしかしたら帰ってしまったかもしれないとも思ったが、目的の人物は、まだ帰っていなかった。

 

「おっ?淀屋じゃねぇか。どうした?」

 

出てきたのは、片目に包帯を巻いた茶髪のドレッドヘアーの少年。彼こそが淀屋の言う東条。そう、東条斬である。

 

「おう!実はサッカー部に入ることなってな、それでお前も誘おかな思たんや」

 

 

サッカー部に入らないか?と淀屋は手っ取り早く用件を告げる。その言葉を聞いて、東条は思わず首をかしげた。

 

「サッカー部?ああ、あの面白そうなのがいるやつか。・・・でもお前野球派だったよな。どういう風の吹き回しだ?」

 

淀屋は野球派。暇さえあれば彼の応援するチーム、京阪トラーズのことを延々と話すほどの野球好きだ。そんな彼がいきなりサッカー部に入部することを不自然に思ったのだ。

 

「おう!実は昨日助けてもらってな、その恩返しも込めて入ることになったんや!」

 

「・・・本当に、それだけか?」

 

含みのある笑みを浮かべて、真意を探る。淀屋もそれを聞くのを待っていたのか、同じように含みのある笑みを返した。

 

「・・・さすがやな、東条。なら教えたろうやないか。ええか東条。聞いて驚くな。サッカー部はなぁ・・・

 

 

 

 

モテモテになれるらしいんや!!」

 

ただしちゃんと活躍しているか、イケメンに限るということを、彼は知らない。

 

「な、なんだって!!それはマジなのか!?」

 

無論、東条も知るはずがない。サッカーをすればモテモテになれると聞いて、すぐに話に食いつく。心なしか耳も大きくなったように見える。

 

「マジも本気もガチやで!!ファンからモテモテ、うまくいけばそのままお付き合い!!しかも部員にも女子がおるからそこから始まるサクセスストーリーまで完備しとるで!!」

 

「なら行かないって選択肢はねぇよな!よっしゃ行こうぜ!!」

 

 

 

 

 

ということがあり、新たなる部員を獲得してきた。またしても動機が不純だが、ちゃんと頑張ってくれるのならばそんなことは問題ではない。

 

・・・そもそも人数が人数なので、贅沢を言ってられない。

 

「俺は東条斬ってんだ!斬るって書いてザンな!ともかくこれからよろしく頼むぜ!」

 

「もちろん!こちらこそよろしく!!」

 

赤城と東条がガッチリと握手を交わし、無事に部員として加入する。

 

「よーし、それじゃあ今日はポスターとかビラを作って、終わったら手分けしてポスターを貼ってこう!」

 

おーっ!と中学生らしい元気な声が部室内に響く。これでようやく五人。試合をするには最低でもあと六人は必要だ。まだまだ先は長い。




というわけで、前回から続投の麻宮ちゃんが仲間には・・・なってませんね。あと名前だけですが、黒鉄君が出てきました。黒鉄君に至っては喋ってもいませんけどね・・・まあこれからですよ。これから

そして東条君が仲間になったわけですが・・・淀屋君と東条君が女好きになってるなぁ・・・

ま、まあ概要のところに女の子にモテたいみたいなこと書いてましたしぃ?それを拡大解釈しただけで私は悪くないというかぁ?・・・すみません、反省してます。でも後悔はしてないです(世間一般ではそれを反省していないという)

問題があればメッセとか活動報告とか感想にでも書いてください。早急に直します

あと学校が再開するので、たぶんこれからペースは落ちます。時間を見つけて書いていこうと思いますので、応援よろしくお願いします
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