あと今は夏休みだけどサークル参加の準備とかしないといけないからそんなに進まないかもしれない。できたら今の間に書いときたいけどなぁ
「いやぁ、昨日は盛り上がったな!」
「反響もエグいことなってたで!やっぱサッカーって人気なんやなぁ」
「ウチのクラスでも話題だったんヨ!」
非宋中学戦の翌日、あの試合は少しだけ話題になっていたらしく、教室に入るとすぐに話しかけられた。まだ長い道のりの第一歩を踏み出しただけなのだが、それでも反響はそこそこあった。実際赤城も普段話したことないクラスメイトから話しかけられた。
こうして応援されるとやはり嬉しい。この調子でみんなの期待に応えたい。とはいえその分プレッシャーもかかるのだが。
「それで次の試合はどことやるのかしら?」
「えーっと、すまん。それはまだ確認してない。たしか輪成中学ともう一校・・・どこだったかな?」
「おっ、輪成か!今度こそ俺の技で止めてやるぜ!」
「練習試合だと同点だったわね!次で決着をつけてやるわ!」
まだ輪成と決まってわけではないが、皆はすでに輪成とやる気である。しかし以前の試合は引き分けだったため、決着を着けるという意味でも輪成中学と戦いたい、という思いは赤城にもある。
「ふっふっふっ、私見参!」
「俺もいるぜー!」
次の試合への意気込みを話しているとマネージャーの入江と太智の元気そうな声が聞こえてくる。
「あっ、二人も来てくれたってどこに・・・どこから入ってきてんの!?」
最初は普通に挨拶しようとしたが、地面から顔を出す二人を見て思わず叫んだ。よくみると床の一部分だけ色が違っており、そこが隠しドアのなっている。いつの間にこんな仕掛けを作っていたのだろうか?
「いやー、こういう抜け道ってロマンじゃない?だから作ってみたのよねー。あっ、もちろんあなた達も使っていいわよ?」
「おおっ!マジか!秘密の抜け道ってやつだな!テンションが高まるなぁ!!」
「だろー?俺が掘って、入江が整備したんだぜー!」
「いや怒られるの俺なんだけど!?そもそもいつ掘ったの!?もぐらかなんかなの!?」
盛り上がっているところ悪いが、校内に穴を空けて道を作るなど常識外れもいいところだ。当然許可などとっているはずがないし、これでバレても怒られるのは自分である。それにこんな穴をいつ掘ったのか?前まではなかったはずだ。
「えぇっと、たしかフットボールフロンティアが開幕する前日らへんから?」
「あの日か!そういえばいなかった!!あの時からなの!?」
言われてみるとたしかにその日は二人の姿が見えなかった。それでも数日程度のはずだ。本当にどうやってこんな穴を掘ったのか。謎は深まるばかりである。
「まあそう言わないの。次の試合の情報を持ってきてあげたんだから!」
「輪成中学が負けて次の相手が鉢美中学に決まったぜー」
「いや人の部室に穴を開けといてその程度って・・・輪成中学が負けたのか!?」
「反応と顔がうるさくない?もうちょっと落ち着いたら?天才たる私は常に冷静沈着━━━」
「自分の態度を省みたことある?まあないんだろうね、その様子だと」
前述のとおり、彼らは練習試合で戦ったチーム。そして、城翔中学初めて試合をした相手でもある。できることならばもう一度戦って白黒はっきり着けたかったが・・・
「ワタシも話は聞いたよ。前半は二点差で勝っていたが後半序盤に一点返される。続けて終盤に二点目、そして延長戦になるかの瀬戸際で追加点。二対三で負けてしまった、とのことらしいよ」
そこへ諸事情で遅れてやってきた三年生組と合流。前半は勝っていたが、後半に巻き返されてそのまま敗北。前半は勝てていただけに悔しい思いをしただろう。
「・・・惜しかったですね。もう少しで勝てるところでしたが・・・」
たとえ優位な状況でも流れによってはひっくり返される。それは昨日の試合でも同じことが言える。油断は禁物、最後の最後まで気を抜いてはいけない。
「・・・すぐに練習しよう!輪成の分も非栄の分も背負っていくんだ!」
また一つ負けられない理由が増えた。夢破れた二校の思いを胸に、自分達が勝ち上がっていかなければならない。
「まっ、私達にできることはそれしかないしね。今日もやろうか」
「もちろんじゃ!気合いを入れ直さんといかんのう!!」
皆もその気持ちに応えるべく、各自で基本技術の底上げ、今ある技の強化、新しい技や連携技の練習をそれぞれ進めていく。
「黒鉄、どうした?お前さんはDFじゃろ?」
「・・・時には前に出ることも必要かと」
「なるほどのう。実はワシも同じことを思ってドリブル技の練習をしてたんじゃ。一緒にやるか?」
「・・・ええ、お願いします」
「攻撃に参加することも大事だ。驕らず練習に励め」
「業君は手厳しいなぁ。もーちょっと褒めてもええんちゃう?なー、消一君もそう思うやろ?」
「・・・そうです、ね?」
最も練習中の空気は結局いつもの感じだったが。
赤城達が練習を始めていた頃、鉢美中学では一人の男がパソコンの画面を凝視していた。彼が鉢美中学のキャプテン、成平正也だ。
「さーっすがキャプテン、昨日の試合は計画通りってとこか?」
「単純な相手だと作戦が面白いように決まるねー」
さらにそこへやってきたのは同じく鉢美中学サッカー部の選手、MFの箱庭演路とDFの立伏葛音だ。
「まっ、バカは全力で戦うって方法しか知らないからね。やりやすくて助かるよ」
昨日の試合、それは赤城達も話していた輪成中学との試合のことである。
「輪成中学との試合において気を付けねばならないこと。諦めの悪さとそこからくる爆発力だ」
輪成中学戦前日の会議、成平は輪成中学の警戒すべきポイントを纏め、チームメイトに伝えていた。
「荒央との試合、一見すると何もできずに倒されたようにも見える。だが彼らは終盤に相手の守りを突破していた。どれだけ突き放されても諦めず、逆境である時に真の力を発揮し、勢いに乗って襲いかかってくる」
画面に映し出されたのは輪成と荒央の試合の終盤戦。前半後半と終始圧倒されていたものの、後半の途中で相手の守りを突破した瞬間があった。
これこそが警戒すべき点。相手との実力差がありすぎたためわかりにくいが、普段の彼らなら突破することすらできずに終わっていただろう。しかしその差を一瞬だけとはいえ埋めてきた。逆境下においては普段よりも力を発揮する。それが輪成中学だ。
「だがね、このチームは逆のパターンもあるんだ」
そう言って今度は去年のフットボールフロンティアの映像を映す。はっきり言って先程のチームとは思えないような有り様だった。
「うっわ、目に見えて調子乗ってやがんな。ちょっとムカつくな」
「油断しきってるね・・・ほらー今のプレーも雑だし」
負けている時の爆発力はなかなかのものだが、勝っていると油断して本来の力すらまったく出てこない。正直これなら負ける気はしない。
「そこで提案する作戦なんだけど、前半あえて点を取らせようじゃないか。多分一点から二点ほどで充分だ。後は油断してる後半に軽く捻る。簡単だろう?」
たしかにそれならば輪成中学最大の長所を潰せる。後半に少しずつ点を取り、同点で止めて最後の最後に小突けばそれで倒れる。それはわかるのだが・・・
「それはリスク高いんじゃない?やり方を間違えたらそのまま負けて赤っ恥もいいとこじゃん」
「そうっすよ。素の実力はだいたい互角ですし、普通に勝負しても問題ないんじゃないっすか?」
前半に二点取らせて折り返したとして、本当に油断してくれるのか?それに二点で止められるのだろうか?終盤で決められたらキツくなるのは自分達。一回負けたら終わりのトーナメント制の大会ではあまりいい作戦ではないのではないだろうか?
しかしその反応は想定内とばかりに続けて具体的なデータを示していく。
「そういうと思って、具体的に数値化してみたよ。荒央との試合、逆境化では通常より25%ほど動きの質が高い。他の試合でもそれは同じで、同点になってからでも20%前後高い水準をキープしていた
対して勝っている時は油断しているのか30%も動きが悪くなる。同点に持ち込まれても、先制点を取っていた場合は20%近くは悪い」
相手の素の実力、先制した場合、試合の状況なども細かく分析、徹底したデータ主義。それらを元に一番の最適解を導きだす。これが鉢美中学の特徴の一つだ。
「ハイリスクハイリターン。大きいリスクを背負った時ほどその見返りは大きい。まあ実際にはわざと点を取らせて弱体化させるわけだからリスクとは言えないかもしれないけど」
加えてもし作戦通り逆転勝ちできればエンターテインメントとしても最高だ。観客も満足し、こちらの味方についてくれる可能性もある。意外と応援の力もバカにはできない。早い内に観客を味方にしておくのも戦術の一つだ。
「それに・・・」
「それに?」
「こちら作戦にハマって、勝てそうな試合に負けて絶望する。そんな滑稽な相手を見るのは楽しいじゃないか」
どっちかといえばこっちが本心なのかもしれない。
「わかりました。そこまで言うならその作戦でいきましょう。それは俺達もみたいですし」
「助かるよ、じゃあ具体的な作戦を立てていくけど━━━」
結果、無事に作戦は見事にハマり勝利。少ないながらいた観客も華麗な逆転劇を見れて満足と言わんばかりの反応で、試合終了後こちらに応援の言葉を投げかけており、万全の体制で二回戦へと進出することができた。
「後で確認したけどあいつら無様だったなぁ。前半に二点取れたから勝てるって思ったのか?」
「まっ、相手は前半に二点取ってこっちは無得点だったからね。余裕って感じだったんじゃないの。後半序盤に一点取られた時におかしいって思わなかったのが最大の敗因だね」
「まったくバカなやつらだな。まっ、雑魚の反応は楽しかったけどな!できりゃ試合会場で直接見たいもんだったけど。・・・で、城翔はどんな感じよ」
対戦相手に散々な言い様。これが鉢美のもう一つの特徴。周りには良いように見せるが、実際は腹黒い連中がほとんどである。
「双輝との試合はすでに見たけど、多分輪成と似たようなチームだろうね。良く言えば諦めが悪くて逆境に強い、悪く言えば現実を見れないバカってとこかな?」
「ふーん、じゃあこいつらも同点に持ち込んで最後に決めるのがいいのか?」
「いや、それはもう通用しないだろう。さすがに二度使えるような戦術じゃない。それに城翔は輪成ほど油断してくれないし、なおさら無理だね」
前半にあえて決めさせ、油断しきった後半から決めていく、いってしまえば奇襲のようなもの。次の試合ではさすがに相手も警戒してくるだろう。多少期間を開ければまたやってもいいかもしれないが、さすがに二戦連続でできる戦術ではない。
「だから別の作戦がいるんだ。前のデータはあるよね?」
「あいよ、こっちが昨日の試合動画。こっちはそれぞれの選手の資料」
まずは名前や性別、ポジションなどがまとめられている資料に目を通す。とはいえ中学生で当然調べられる情報は限られている。
そのため重要になるのはどちらかといえば試合動画である。それでも選手のことをあらかじめ把握しておく資料も役には立つ。
「ご苦労様。それじゃ、見せてもらおうかな?」
大まかに選手情報を確認した後、城翔対非宋の試合を見始める。画面に先日の試合が映し出される。
「ほう、素人も結構いるって話だったけどそのわりには動きがいいね。これはなかなか興味深い・・・」
以前の双輝中学との試合の時よりも動きが仕上がっており、この短期間で習得したのか普通に必殺技も使っている。明らかに前よりも成長していた。
「何人かは聞いたことある名前だ。その辺りがコーチングしつつ自分の練習でもしていたのか・・・それにしては成長スピードが早い・・・ぜひ話を聞いてみたいね」
相手に教えるということは、自分の動きの確認にも繋がる。素人と経験者が混ざることで自然と効率的な練習になっているのかもしれない。
とはいえここまで成長しているのは想定外だった。輪成中学も以前より成長していたが、予想の範囲内の成長にしか過ぎない。
だが、こちらはその上を行く成長度合いだ。なぜこの短期間でここまで飛躍的な成長ができたのか?非常に興味はある。
とはいえ聞きに行ったところで教えてはくれないだろう。こっそり探る手もあるが、知ってどうにかする時間はないためこのまま情報を整理していく。
「三日月、裁野、獅子神、星見、華咲、支倉。この名前は過去に聞いたことがある。地元のクラブチームに所属していたか、あとは転校してきたとかかな?」
「あー、全員じゃないけど私も聞いたことあるかな?昔戦ったのかもしれないね」
「なるほど、じゃあほぼ確定と見ていいかもね。ただ・・・」
そこまで話したところで突然動画を止め、一枚の資料を取り出す。
「麻宮って選手はこの辺りでは聞いたことがない。でも動きはこのチーム内でもトップクラスだ。なんならどこかで聞いたことがある・・・たしか・・・」
続けてパソコンを操作、それと同時に持ってきた資料などを使ってさらに細かく調べていく。結果、一本の動画にたどりついた。
「なるほど、やはりそうか。聞いたことあるはずだよ」
「なんかわかったのか?」
「ああ、転校生ってことは資料で知ってたけど・・・その転校前の中学が去年のフットボールフロンティアで全国大会に出ていたよ。しかもちゃんとサッカー部でレギュラーだ」
「っ!マジかよ・・・!」
「まっ、結果は初戦で負けたみたいだけどね。ちなみにちょっと非難されてたみたいだよ。なんで負けたんだって」
「あー・・・そーいや見たことあるかもな。そういう感じのやつを見て笑ってた記憶あるわ」
いくら初戦で負けたとはいえ、全国大会に出場できる強豪校で一年生の頃からレギュラーを張っていた。となると実力は間違いないものだろう。
「ふーん、そんな選手が・・・最悪だねー。まさかうちの地区に転校してくるなんて」
自チームのキーパーはある程度のシュートには対応できるが、唯一パワーに弱い。ただ、あのチームでパワー系のFWは斧街という選手以外にはいないと聞いていた。
実際パワー系のシュートを使うのは斧街だけだ。だからFWについては斧街だけをマークすれば問題と判断していた。
しかし、スピード、テクニックには対応できるとは言っても限度がある。今見た限りだと、自分達のキーパーでは麻宮のシュートスピードにはさすがに対応できないだろう。
となるとマークする選手が二人に増える。一人を徹底マークするのと二人を警戒する、当然ながら難易度は変わってくる。ディフェンスを増やしてもいいが、それだと今度は攻めが薄くなってしまう。
相手キーパーの東条は決して強いとは言いがたいが、ディフェンスはなかなか堅い。それを考えるとできれば攻めの人数は減らしたくはないところだ。
「こんな偶然がなぁ。めんどいことになったな」
「それだよ」
成平が指を立てる。その声に反応し、箱庭と立伏は一度思考を中断する。
「普通に考えたら親の都合で引っ越した、とかだろう。まあ中学生が独断で転校なんてまずできないし実際そうなんだろうけどね。それで偶然こうなったならたしかに運が悪いけど・・・おかしくないかな?」
「何がだ?転校自体は珍しいことでもないだろ」
「そこはたしかにそうだね。でも強豪校で一年レギュラー、普通なら多少家から遠くても強豪のチームに入るはず。それなのに弱小・・・いや、サッカー部すらないところに入るなんておかしな話じゃないか」
言われてみればその通りだ。優秀なサッカー選手、転校するなら多少遠くても強豪・・・少なくともサッカー部がないところには間違ってもいかないはずだ。
あの辺りなら最低でもサッカー部のある輪成などにいけばいいはず。なんなら少し離れてもいいから強豪に入ることを普通なら選ぶだろう。
「ということは・・・少なくとも転校当初はサッカーをやる気がなかった?」
「まっ、そういうことになるよね。・・・もう少し調べようか」
さらに資料を漁り、過去のフットボールフロンティアのデータを調べ、一年時と今の麻宮の動きを調べる。
「・・・ビンゴ。見てごらん、動きが随分と違うじゃないか」
そう言って画面が見えるように少し横に避けた。見てみると、たしかに動きが違う。それはプレースタイルを変えたという意味ではない。以前よりもプレーの質が落ちている。
「しばらくサッカーをしていなかったから・・・とかじゃねえの?」
何が原因かはわからないが、転校してからしばらくはサッカーをやっていなかった。仮にそれが本当なら、ブランクがあるということになる。それが原因だろう。
「まあそれもあるだろうね。となると今度はその理由が必要になってくる。・・・ほら、ここだよ」
サッカー部がない中学に行ってしばらく離れていたのだから、ブランクはあって当然。ではなぜサッカーから離れたのか?
その理由は恐らくこれだろうと、成平は映像を止めて指を差す。差しているところをよくみると、白い何かが巻かれているように見える。
「これは・・・包帯かなー?」
「彼女のゴールパフォーマンスは静かなものだし、試合中の顔は真剣そのもの。まあファッションで着けるようなタイプじゃないだろうね」
それにもしファッションで身に付けているというのならばもっと見えやすく、より目立つ箇所に巻いておくはずだ。
しかしそうではない。むしろ見えにくくなるようにしている。仲間に心配をかけたくない、そういった意思が見えるようにも思えた。
「怪我は確定、そこに加えて責任を感じてやめたってところかな?もしそうならなんで復帰したのかいう疑問と出てくるけど・・・まっ、そんなことはどうでもいい。一番重要なのは、彼女が怪我持ちってことだ」
これだけ情報が集まれば充分と言わんばかりにパソコンで資料をまとめ始める。
「責任を感じてやめたか、または怪我でもしたのか。あるいは両方か。どっちにせよ非常に良い情報を得たよ」
「怪我持ちってなら・・・やることは一つか。面白いじゃん」
「相手からしたらたまったものじゃないだろうけどね。まっ、悪く思わないでほしいよねー。相手の弱点を突くなんて勝つための常套手段だし」
作戦の方向性はだいたい決まった。あとはそれに向けて細かい箇所を訂正していくだけ。
「さあ、いつも通りやろうか。今度は君達も満足の行く仕事内容だと思うよ」
「偵察は飽き飽きしてたからな、次はちゃんとした仕事を頼むぜ?」
「私も試合に出れなくてフラストレーションが溜まってたからねー。ちょっと強めにいこうかな?」
データを集め、弱点を見つけ、弱いところを徹底的に攻める。何も間違ったことはしていない。戦いとはそういうものだ。
勝敗は戦う前から決する。勝つビジョンを組み立て、確実な手段を持って相手を倒す。手段を問わない者達が、城翔中学に立ち塞がる。
次回から鉢美中学と城翔中学の試合が開幕します。おそらく二話構成になると思いますが、場合によっては三話にわけるかもしれません。文字数が増える増える・・・
それではまた次回お会いしましょう