ハイスクールD×D~時空の神龍《クロノスドラゴン》~ 作:ダークネスムーン
志遠はあれからほぼ毎日お菓子を渡しに言っていた。ある日志遠がいつものように渡しに行くと
「・・・川崎先輩。ケーキバイキングいついきますか?」
「ケーキバイキング?・・・ああ」
小猫がケーキバイキングについてあれからなにも言わないので聞いてきた。志遠はすっかり忘れていた。思い出すような声を出すと小猫はジト目で見ながら言った。
「・・・・・・忘れてましたね」
「そ、そんなことはないぞ。そうだ次の土曜にしよう!」
「・・・次は忘れないでくださいね」
誤魔化すように言うと小猫はジト目のまま忠告するように言った。
「あ、今日はマフィンですか。美味しそうです」
「ああ。こっちは部活の時用のチョコレートだ。疲れたときは甘いものがいいと言うからね」
そう言って渡すと目が輝いていた。表情が柔らかくなってる感じもした。しかし場所は中庭であるため色々な学年の人が見ている。
「塔城さん羨ましいわ」
「ええ。もしかして付き合ってるのかしら?」
「でも川崎先輩は支取会長と付き合ってるって噂を聞いたわ」
「リアスお姉様と付き合ってるって噂も聞いたわよ」
「エロ兵藤とはどうなの」
女子たちは盛り上がっていたが志遠は小猫に顔を向けながら内心ひきつってないか心配になりなりながら思った。
(付き合ってねーよ!友人として接するだけならいいが付き合ったら色々面倒だろうが!・・・・・・戦いの時間が減るとか
ヴァーリは志遠が女と話すと何故か追いかけてきて問い詰めてくる。志遠は好意に鈍感らしい。小猫はそれを聞いて胸の辺りがチクっとした。小猫に志遠は腕を強く捕まれた。
(痛!?・・・塔城の奴悪魔の力使ってない!?)
志遠の小猫に捕まれた腕がミシミシいっている。志遠は身体能力を一般人にまで落としている。その為小猫の力も普段なら聞かないが今は滅茶苦茶ダメージが入る。
「先輩どういうことですか?」
「な、何が(放せ!折れる!)」
怖い笑顔でこちらを見てくる小猫だが志遠はそれどころではなかった。一般人レベルにまで落とした身体では悪魔の力はきつく顔が引きつっていた。
「部長と会長のことですが」
(あ、最後のスルーしてくれてありがとう!・・・それと放してお願い!)
リアスとソーナのことで最後のはスルーしてくれたみたいだった。志遠は心中でお礼を言った。
「付き合っているんですか?」
「付き合っていないよ・・・だから放してくれる?」
「本当ですか?」
疑うかのような顔で聞いてきたため事実をのべた。
「本当だから」
「分かりました・・・あ!すいません!」
小猫はどうやら悪魔の力を使っていたことに気がついたらしく慌てて謝ってきた。小猫にしては珍しく取り乱しているようだった。
「大丈夫だから」
志遠は優しくそういった。
小猫は志遠の腕を強くつかんでしまったしかも悪魔の力を使って。その事はで小猫は反省したが不思議に思った。
(・・・何故かあの時不快感があった。私を見て欲しいっと思ってしまった・・・何故だろう)
小猫は志遠のことを考えると心が暖かくなったりする。小猫は何故か考えると志遠とは話しやすかったっと思った。
(ドキドキだってする・・・これって・・・まさか・・・でも)
小猫は頭をフルで使って考えるとある答えがでてきたが否定しながら顔を真っ赤にしていた。それでも志遠が誰か一人のものになるのは嫌だと小猫は思った。
(川崎先輩は・・・会長と仲が良い。もし会長だけのものになるのは嫌)
「これってもしかして恋?」
小猫は悩みながらその答えにたどりついた。
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