ハイスクールD×D~時空の神龍《クロノスドラゴン》~   作:ダークネスムーン

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アンケートの期間は特に決めていませがロキと戦う所までに締め切ります。


第11話約束のケーキバイキング

1

小猫とケーキバイキングを約束したその日の待ち合わせ時間は十時であったため志遠は九時五十分には既についていたのだが既に小猫がいた。

 

「おはよう待たせて悪いな。塔城は早いな」

 

「・・・おはようございます。そんなに待っていませんよ」

 

「そうか。あ、それとその服似合ってるよ」

 

小猫は似合ってると誉められて照れていた。志遠は気にしたようすが無かった。二人はケーキバイキングの店まで来るとまだ混んでいなかった。志遠は五つ位のケーキを持っていくと小猫は軽く20個を越すケーキを持ってきていた。

 

「・・・・・・」

 

「?どうかしました?」

 

志遠が絶句していると小猫は不思議そうに首をかしげていた。

 

「い、いや何でもないよ」

 

志遠はできるだけ笑顔で言った。すると小猫が志遠にケーキを指しながら聞いてきた。

 

「・・・それだけで足りるんですか?」

 

「・・・足りなかったら持ってくるから」

 

「そうですね。これだけでは足りませんね」

 

「・・・・・・・・・」

 

志遠本日二度目の絶句だった。小猫のからだのどこにそんだけ入っていくのか不思議に思った。志遠が持ってきたケーキはショートケーキ、チーズケーキを2つにチョコレートケーキを2つである。志遠はチーズケーキが一番好きである。志遠は紅茶を少し飲みんだ後にケーキを食べながら小猫をみると結構なペースで食べていた。

 

「・・・可愛いな」

 

「え?」

 

志遠は小猫がケーキを食べる姿に思わず口に出すと小猫は食べるのをやめて志遠の方に視線を向けた。小猫は少し頬を赤らめていた。

 

(え?え?・・・何って言ったんですか?・・・か、かわ、可愛い!!)

 

小猫が言葉を理解すると顔が真っ赤になっていた。恥ずかしさと嬉しさによってである。口の中には既にケーキはないのにパクパクしていた。

 

「あー、いや。食べる姿が可愛いなって思っただけだ」

 

「そ、そうですか」

 

志遠も聞かれた事の気恥ずかしさがあり少し赤くなっていた。小猫は今さっきまでとは違い細々とケーキを食べるのを再開した。

2

ケーキバイキングを一時間したあとで志遠は小猫に聞いた。

 

「塔城。お前結構スイーツ巡りとかしてるのか?」

 

「・・・はい。めぼしい所は回ったりします。隣町にいくこともあります」

 

志遠はケーキのあの量を思い出し言うと小猫は頷きながら答えた。志遠は少し笑いながら

 

「余程好きなんだな。そうだ。家にケーキを作ってあるが取りに来るか?アイスケーキだが」

 

「貰います!」

 

即答であった。志遠のクッキーやらシフォンケーキなど貰ったりするがそこらのスイーツ店より美味しいのである。小猫はお金払っても買いたい位である。

ちなみにリアス達に上げたお菓子をオカルト研究部の部員は大変気に入った様子でリアスが直接来たり、イッセーにお願いされたりしている。材料費はリアスから渡されるがあらぬ噂が立っているがその話は別の機会に話そう。

 

3

「お邪魔します」

 

「ああ。適当に座っていてくれ・・・・・・また来てたのな」

 

「・・・また来た。シオンのお菓子美味しい。我の楽しみ。それにいつでも来いっと言った」

 

志遠は小猫を家にあげてリビングに行くとオーフィスがいた。力を押さえているため小猫は正体に気がついていない。オーフィスは志遠の反応に不服らしく不機嫌そうな顔をした。

 

「・・・・・・誰ですか先輩?」

 

小猫は静かに志遠に聞くとオーフィスが

 

「我シオンの友オー――――」

 

「親戚の子で名前はオーフィだ」

 

オーフィスが素直に答えようとするので志遠は慌ててフォローした。オーフィスは首をかしげていた。

 

「この子は学校の後輩の塔城小猫」

 

「よろしくお願いいたします」

 

「よろしく・・・シオン。我のお菓子早くする」

 

オーフィスは紹介が終わるとオーフィスは急かした。志遠はため息をつくと小猫に聞いた。

 

「分かったよ。小猫もどうだ食べていくか?」

 

「良いんですか?なら貰います」

 

「むぅ」

 

志遠と小猫が仲良くしているとオーフィスは嫉妬していた。

 

「おや我が王帰っていたのだね。客人か。ここは私が準備します。我が王はお席へ」

 

「じゃあ頼んだよ・・・彼はウォズ。親戚さ」

 

ウォズが入って来て言うと直ぐに準備し出した。志遠は席に座るとその上にオーフィスが座ってきた。

 

「・・・オーフィs・・・オーフィ何故俺の上に?」

 

「前来た時どこでも座って良い言った」

 

「・・・言ったけどね・・・まぁ良いさ」

 

志遠はオーフィスが上に座ったことに驚いていてオーフィス言おうとして直ぐに言い直した。小猫はオーフィスが上に座っているのを羨ましそうに見ていたが何も言わなかった。

 

「我が王と客人紅茶が入った。そしてこちらがアイスケーキです。客人よどうぞごゆっくりとくつろいでくれたまえ」

 

紅茶を人数分とアイスケーキ(ホール)を五つおいていくと直ぐに消えた。小猫はふと思った

 

(我が王?川崎先輩はどこかの王様?・・・今度聞いてみましょう)

 

不思議そうに首をかしげた。志遠が少しの間オーフィスをどかしケーキをお皿にのせて置くと小猫とオーフィスは食べ出した。

 

(・・・小猫まだはいるのか・・・?)

 

まだ余裕と言う顔で食べる小猫に驚いていた。オーフィスはゆっくり食べていた。

 

「決めた・・・ここ我の特等席」

 

だれにも聞こえないようにオーフィスは言った。

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