ハイスクールD×D~時空の神龍《クロノスドラゴン》~ 作:ダークネスムーン
志遠はアザゼルからとある報告を受けた。
「アイツも面倒なことをしてくる・・・」
志遠はため息をついて言った。相手が相手なだけに志遠自身が出るしかなさそうだった。今のリアスとソーナ達では万に一つの勝ち目がない。
「仕方ない・・・ソーナ達との関係は好きだったんだけどな・・・」
志遠は情報を集めてから行動に移そうと考えていると電話がかかってきた。知らない番号だったがとりあえず出ると
「もしもし」
「川崎君よね?私、リアスよ」
「えーと教えましたっけ?」
リアスから電話であったためドキッとした。バレたか?と思いながら志遠は気にしないように勤めていた。
「良いじゃない細かいことは」
(細かくないよな・・・)
一般人のとっては細かくないが悪魔や堕天使などのとっては簡単だろう。それを防ぐ為に対処する方法はあるがあえて志遠はなにもしていない。逆に疑わしいからである。
「それよりデートしましょ?」
「は?」
志遠は突然の言葉に思わず素で答えた。
次の日、志遠とイッセーは二人で時計の近くで待っていた。リアスのデートのお誘いはダブルデートをしようと言ういきた意味だったのだ。
「部長とソーナ会長とお出かけ・・・いやこれはダブルデートって奴か!」
「・・・そうだな」
ちなみにイッセーにはお出かけという名目で連れ出したようだった。鈍感なイッセーだから気がつかない。志遠も言われなければ気がつかなかっただろう。
リアスの狙いはイッセーである。志遠は自分とソーナはそのサポートだろうと思っているが実際は違う。互いをサポートするという事である。
(まぁ、こうやって過ごせるのは今回だけだろうから・・・存分に楽しむのは悪くないか・・・俺も随分とこの生活を気に入っていたようだな)
志遠が自分に呆れているとイッセーが声をかけてきた。
「志遠どうしたんだ?もしかして緊張でもしてんのか?」
「馬鹿か。お前とは違うんだよ」
「なっ!?べ、別に部長達と出掛けるからってそわそわしてねーし」
「ツンデレか?」
志遠を茶化そうとするイッセーを逆に茶化したりしていると回りから
「え!?あれって川崎君とエロ兵藤じゃない?」
「も、もしかしてデート!!」
「二人は密かに付き合っていたのね!じゃあ見つかったらダメなわけだから・・・別の場所に行きましょう」
「そ、そうね。見たい気もするけど邪魔したら悪いわよね」
クラスの腐女子の三人が見ていた。そして絶大に勘違いをしていた。
「「付き合ってないぞ!?」」
「私達わかってるから!」
「大丈夫。私達の秘密にしとくから!」
「だから」
『お幸せに!』
「「何もわかってないよな!?」」
腐女子三人組の言葉に志遠とイッセーは慌てて誤解を解こうとしたが三人はあっという間に走って消えていた。
「「っていうか早っ!?」」
志遠と下級とはいえ悪魔のイッセーより早いんじゃないかってほどだった。
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