ハイスクールD×D~時空の神龍《クロノスドラゴン》~   作:ダークネスムーン

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第13話突然のタブルデート(遊園地)

1

ソーナはリアスにとある事を持ちかけられた。

 

「ソーナダブルデートしましょ」

 

「はい?」

 

「川崎君にはもう言ってあるわ」

 

「は!?」

 

突然リアスがいきなりダブルデートをすると言ってきてソーナはびっくりしていると更に既に志遠には言ってあるというのでソーナも驚き過ぎて頭が追い付かなかった。

 

「ま、待ってくださいリアス。川崎君に既に言ってあるってどういうことですか!?私と相談してからでしょ!」

 

「ごめんねソーナ。でもね私も好きな人ができたのよ。一人だと不安だったからお互いサポートできるダブルデートが良いと思ったら直ぐ行動に移したわ」

 

ソーナも流石にリアスに一言言いたくなったのだがリアスの気持ちも分からなくはない。しかしだ。突然過ぎるのではないか?っとソーナは思った。

 

「で、いつなのですか?」

 

「明日よ」

 

「だから突然すぎじゃない!?」

 

何でもないかの言うリアスにソーナいつもの口調すら忘れて突っ込みを入れた。ソーナは人生で一番ってぐらい取り乱した日ではないかと思ったのであった。

 

2

「いきなり過ぎですよ」

 

「ごめんなさいソーナ」

 

落ち着いて考えて見たら確かに勝手すぎたと反省している様子のリアスを見てソーナはため息をついてから言った。

 

「次からは気をつけて下さいね」

 

「分かったわ」

 

そのやり取りを終えるとソーナとリアスは共に待ち合わせ場所についていた。そして疲れているようすの二人を見つけた。

 

「ふ、二人とも」

 

「ど、どうしたのですか?」

 

リアスとソーナが聞くと志遠とイッセーが取り乱したようにそして何故か声揃えて言った。

 

「「何でもないから!付き合ってないから!」」

 

「「本当になにがあったの(ですか)!?」」

 

リアスとソーナは志遠達の取り乱しように言う二人に驚き言った。

 

3

しばらくすると少し落ち着いたが志遠とイッセーは決して話さなかったが無理に追求して嫌われたくはない二人はその質問をやめた。

 

「どこ行きましょうか?」

 

「無難なところで良いとは思うが・・・遊園地なんてどうだろう?」

 

ソーナが聞くと志遠は提案したすると全員賛成だった見たいで

 

「良いわね」

 

「ええ」

 

「そこにしようぜ」

 

デートというよりは友人感覚だなと志遠は苦笑しながら向かった。

 

「会長・・・・いや。ここは学校ではないので支取先輩と呼びますね」

 

「え、ええ。いいですよ」

 

「支取先輩とグレモリー先輩は友人ですよね。タイプが違うと思うのですがどうして友人に?」

 

志遠は気になる質問だった。戦闘のタイプで言うならリアスはパワータイプでソーナはテクニックタイプ。性格もまるで違う二人が友人になったきっかけが気になった。

 

「私の姉とリアスの兄が仲が良かったのでその繋がりです」

 

「そうだったんですか?・・・あのもしかして部長のお兄さんは魔王でしたよね?ソーナ会長のお姉さんって」

 

「ええ。四大魔王の一人セラフォルー・レヴィアタン様よ。主に外交を担当しているけど詳しい話はまた今度ね」

 

「は、はい。すいません」

 

イッセーふと思ったをリアスに確認したがリアスは志遠が一般人だと思っているのであまり言わせないように言うとイッセーは直ぐに謝った。

そんな話をしているうちに近くの遊園地まで着いていた。志遠は全員に

 

「じゃあ俺が買ってくるんで待っててください」

 

返事してから聞く前に行ってしまう。あっという間にいってしまった。しばらくすると戻ってきた。1日フリーパスだった。

 

「川崎君いくらでした?」

 

「いいですよ。おごらせてください。勿論グレモリー先輩も、あとついでにイッセーも」

 

「俺はついでかよ!?」

 

払うと言おうとしたが志遠が笑顔でそういうと何も言えなかった。イッセーはついでといわれて突っ込んだ。

四人はそのあとジェットコースターやコーヒーカップやメリーゴーランドなどに乗って1日遊びつくした。

最後に観覧車に乗った。既に回りは夕方。

 

「綺麗ね」

 

「そうっすね」

 

「そういう時はグレモリー先輩の方が綺麗っていってやるんだぞ?」

 

リアスが夕焼けを見ながら言うとイッセーは同意したが志遠は指摘するとイッセーはっとしていた。それを志遠は笑っていた。

 

「え?あ、すいません」

 

「・・・川崎君は慣れているのですか?」

 

「え?」

 

「川崎君はモテますからね」

 

ソーナは少し嫌味のように言うが志遠は苦笑していた。

 

「まぁ、はじめてって訳じゃないですよ。義姉と来たことがありましてね」

 

「姉?お姉さんがいるのか?」

 

義姉ことヴァーリと何回か来たことがあるというだけの話ではある。イッセーが聞いてくると志遠は少し遠くを見て言った。

 

「義理だけどね」

 

「義理?」

 

「俺の両親は・・・随分前に死んだのさ・・・ある人に拾われた。義姉も同じ境遇だったからな」

 

義理という言葉にソーナが反応すると志遠は説明した。

 

「あ、すいません」

 

「いや、いいですよ。それに気にいってるんですよ。だから気にしないでください」

 

「・・・分かりました」

 

気にしないように全員に言った。他の二人も頷いていた。

 

4

「今日は楽しかったですね」

 

「そうね」

 

イッセーとリアスが仲良く話していて志遠とソーナは

 

「支取先輩・・・貴方とは()()()()()()()

 

「・・・これからもよろしくお願いいたしますね」

 

友人という言葉に少し不機嫌になったが志遠にそう言った。志遠はただ笑っているだけだった。

 

「ここで別れですね」

 

「ええまた学校でお会いしましょう」

 

「そうですね・・・()()()()皆さん」

 

そう言って最後に別れた。三人はまた学校であえると思ったがこの日を境に学校から川崎志遠という男が消えた。

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