ハイスクールD×D~時空の神龍《クロノスドラゴン》~ 作:ダークネスムーン
川崎志遠とはあくまでみ偽名である。シオンが本来の名だがあまり変わらない。名字は適当につけた。シオンは半分人間、半分悪魔にハーフ悪魔である。両親は幼いときに殺された。アザゼルに拾われ【
シオンは仮面を被り全身を覆うフード。魔女や魔術師がよく羽織っている物である。
「我が王行かれるのですか?」
「ああ。しっかり伝えてあるのだろう?」
膝を付き頭を下げるウォズともう一人のフードを被った女。彼女も膝をついている。彼女とであったのは少しまえのことだ。しかしその話は別の機会にしよう。
「はい。我が王の指示の通りに」
シオンはウォズ達に四大魔王の妹である元ソロモン七十二柱のグレモリー家次期当主リアス・グレモリーとその眷属、シトリー家次期当主ソーナ・シトリーとその眷属そして聖剣を奪還に来ている協会側の人間に駒王学園で話し合いをする場を繋げた。協会側が本来何か言ってきたため聖剣を送り付けると素直に応じてくれた。
「そうか・・・今回の件でお前は動くなよ」
「心得ています」
シオンは最後に女に指示だけした。今回の件にて彼女が出てくるのは不味い。悪魔側にしられるのは不味いのだ。
「では、行こうか・・・
シオンはそう呟いた。
シオンが消えたことで小猫とソーナそしてイッセーと言ったシオンに関わりがあった者達はあわてて探したりしていたが見つからなかった。家は無くなっていた。生徒や教師の記憶にすら残っていなかった。
オカルト研究部の部室にリアスとその眷属とソーナとその眷属が集まっていた。堕天使側から話し合いの場をもうけたいと言い魔槍を渡された為無下にできなかった為引き受けた。教会側からの人間も少ししたら来るはずである。
「いい。この場では発言や行動に注意しなさい。そのせいで戦争になる可能性があるわ」
「リアスの言う通りです。慎んだ行動をしてください」
リアスとソーナは念のために言った。魔王の妹とその眷属が問題を起こすわけにはいかない。ドアをノックして入って来たのは教会側の二人だった。
「失礼する」
「失礼します」
青い髪の短髪の美少女ゼノヴィアと茶髪のツインテールの美少女紫藤イリナ。イリナはイッセーとは幼馴染である。その為昨日にはイッセーの母親に挨拶をしにきたさいイッセーとは会っていた。
またノックをすると黒いフード被ったシオンとウォズが入ってきた。それを見て小猫は驚いた様子だった。
「っ!?」
「また、お会いしますねリアス・グレモリー殿。ソーナ・シトリー殿
「!・・・どうやら既に調べは着いていたか。それで何故貴様らがこのような場をもうけようとした?」
ゼノヴィアとイリナは警戒を高めた。
「その前にこれからの話を信じてもらいたい。その約束ができるのでしたらこの仮面とフードを取って正体を明かしましょう」
『!?』
シオンの言葉に誰もが驚き隠せない。正体を明かさず今までいた者が対価として明かすと言った。どのような話かは分からないがそこまでするのなら本当の事であり、そしてそこまでしなければ信じてもらえないと思った行動なのだろう。
「悪魔側の皆さんもよろしいですか?」
「分かったわ」
「了承します」
シオンは視線を向けるとリアスとソーナは頷きながら答えた。イッセーとアーシアとソーナの眷属で眷属になって間もない匙元士朗以外緊張したようすだった。
「分かった信じよう」
「ゼノヴィア!」
「あそこまでして嘘な訳がないだろう?」
「・・・分かったわよ」
イリナはゼノヴィアに抗議したが時空の神龍の正体が分かるというのは十分な報酬だ。
「では、話が纏まった様子ですね我が王」
「そうだな」
ウォズが辺り見て言うとシオンも同意して仮面とフードを取ると
「堕天使側の
『!!?』
シオンの姿にソーナ、小猫、リアス、イッセー、アーシアは驚き言葉すらでなかった
ウォズの戦闘についてのアンケート
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